ポルトガル監督、対戦相手を批判したC・ロナウドを擁護 アイスランドに苦言

ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督が、ユーロ2016初戦終了後に対戦相手を批判したFWクリスティアーノ・ロナウドを擁護した。

グループF第1節でアイスランドと1-1と引き分けたC・ロナウドは、試合後に「彼らは何もしない」「器が小さい」と対戦相手の守備的な姿勢を批判した。

これに対し、アイスランドDF カウリ・アウルナソンが「バッドルーザー」「潔い人ではない」「だから(リオネル・)メッシが常に一歩前にいる」と反論するなど、C・ロナウドの発言は議論を呼んだ。

サントス監督はオーストリアとの第2戦を前に、C・ロナウドについて次のように述べている。

「フェアプレーが話題になると、私は笑いたくなるときがある。アイスランドの監督が言ったこと、彼らが90分間でやったこと、彼らのファンがペペやC・ロナウドにブーイングをしていたこと、ベンチの選手たちがペペを野次っていたこと…。我々には感情がある。そしてときに人は非常に感情的な反応をするものだ」

「常にフェアプレーをすべきであり、私は常にフェアプレーをしてきた。この試合前日会見でも、(アイスランドの)挑発や発言についてコメントしなかった。だが、強調しておきたいのは、ほかの人がフェアプレーを欠いた後でフェアプレーを持ち出すべきではないと思う。イエローカードに関して我々は模範的だったし、それを続けていく。C・ロナウドは23選手のうちの一人だ」

C・ロナウドの重要性について問われると、サントス監督はこのように話している。

「C・ロナウドは世界最高の選手だ。ほかに私に何が言える? あなたの質問には敬意を払うし、これがあなたのジャーナリストとしての仕事だと理解している。彼は世界最高の選手だ。これが、彼がいかに重要かということだよ」


提供:goal.com