ハムシク1G1Aのスロバキアがロシア撃破《ユーロ2016》
2016.06.16 00:00 Thu
▽ユーロ2016グループB第2節のロシア代表vsスロバキア代表が15日にスタッド・ピエール=モーロワで行われ、1-2でスロバキアが勝利した。
▽前半の半ばにかけては、徐々にロシアがボール保持率で優位に立つ。すると、28分に最初の決定機を創出する。ジューバのパスを受けてバイタルエリアで仕掛けたスモロフがミドルシュート。これは、わずかに枠の左にはずれた。
▽難を逃れたスロバキアは、逆にファーストチャンスを得点に結びつける。32分、ハムシクが出したロングフィードからバイスがボックス左に抜け出す。バイスは鋭い切り返しでDF2枚を外し、冷静にゴール右へシュートを流し込んだ。
▽ハーフタイム明け、ロシアのスルツキー監督はノイシュテッターとゴロビンを下げてグルシャコフとママエフを投入する2枚代えを敢行。しかし、後半先にチャンスをつくったのはスロバキア。54分、クツカからボールを受けたマクがボックス左から枠内シュートを放ったが、これはGKの正面を突いた。
▽終盤にかけては、2点リードで重心を下げたスロバキアに対して、楽にポゼッションしたロシアが攻める展開が続く。66分には、スモルニコフのクロスからボックス内でスモロフ、グルシャコフがシュート。しかし、DFドゥリツァの好ブロックに阻まれるなど、得点には至らない。
▽その後も押し込むロシアは、81分に1点を返す。ボックス左のシャトフが入れたクロスにグルシャコフがヘッド。このシュートがゴール右に決まり、1-2とする。
▽しかし、ロシアの反撃もここまで。何とか逃げ切ったスロバキアが初戦の黒星を払拭する勝利を手にした。一方のロシアは1分け1敗と、20日に行われる最終節のウェールズ戦を前に厳しい状況となっている。
PR
▽終盤のゴールで初戦のイングランド代表戦を引き分けたロシアと、ウェールズ代表に敗れたスロバキアが相まみえた。ロシアはイングランド戦と同様のイレブンで、最前線に据えたジューバの後方に右からココリン、シャトフ、スモロフを並べた。対するスロバキアは3点を変更。シュベントとホロソフスキ、ジュリシュに代えて、フボチャン、ペコフスキー、ドゥダを起用した。▽試合序盤は、一進一退の好勝負が繰り広げられる。スロバキアはハムシクやマク、対するロシアはスモロフらが積極的にゴールを狙っていくが、いずれもシュート精度を欠いたことでゴールには近づけない。▽難を逃れたスロバキアは、逆にファーストチャンスを得点に結びつける。32分、ハムシクが出したロングフィードからバイスがボックス左に抜け出す。バイスは鋭い切り返しでDF2枚を外し、冷静にゴール右へシュートを流し込んだ。
▽これで勢いに乗ったスロバキアは、前半のうちにリードを広げる。45分、ショートコーナーを受けたハムシクがボックス左から右足を一閃。これがファーサイドの右ポスト内側にヒットしてネットを揺らし、スロバキアが2-0として前半を終えた。
▽ハーフタイム明け、ロシアのスルツキー監督はノイシュテッターとゴロビンを下げてグルシャコフとママエフを投入する2枚代えを敢行。しかし、後半先にチャンスをつくったのはスロバキア。54分、クツカからボールを受けたマクがボックス左から枠内シュートを放ったが、これはGKの正面を突いた。
▽終盤にかけては、2点リードで重心を下げたスロバキアに対して、楽にポゼッションしたロシアが攻める展開が続く。66分には、スモルニコフのクロスからボックス内でスモロフ、グルシャコフがシュート。しかし、DFドゥリツァの好ブロックに阻まれるなど、得点には至らない。
▽その後も押し込むロシアは、81分に1点を返す。ボックス左のシャトフが入れたクロスにグルシャコフがヘッド。このシュートがゴール右に決まり、1-2とする。
▽しかし、ロシアの反撃もここまで。何とか逃げ切ったスロバキアが初戦の黒星を払拭する勝利を手にした。一方のロシアは1分け1敗と、20日に行われる最終節のウェールズ戦を前に厳しい状況となっている。
PR
スロバキアの関連記事
ユーロの関連記事
|
スロバキアの人気記事ランキング
1
ハムシク弾も元同国対決は途中出場シック弾のチェコが競り勝ち初勝利《UEFAネーションズリーグ》
▽UEFAネーションズリーグ2018-19・リーグB・グループ1のスロバキア代表vsチェコ代表が13日に行われ、1-2でチェコが勝利した。 ▽先月行われたUNL初戦のウクライナ代表戦を0-1と敗れたスロバキアは、ハムシクやシュクルテル、シュクリニアルといった主力がスタメンとなった。 ▽一方、UNL初戦のウクライナ戦を1-2と敗れたチェコはGKバシリクやゲブレ・セラシェといった主力がスタメンとなった。 ▽かつてチェコスロバキアと呼ばれていた元同国対決は開始9分、まずはチェコがゴールに迫る。CKの流れからルーズボールをボックス手前中央のパベルカが強烈なボレーシュートを浴びせると枠の左隅を捉えたが、GKドゥブラフカのファインセーブに阻まれた。 ▽対するスロバキアは19分にチャンス。右CKからニアサイドのハムシクがボレーで合わせるもGKバシリクの守備範囲に飛んでしまった。 ▽その後はホームチームのスロバキアがボールを持つ流れとなったが、チャンスは生み出せずに前半をゴールレスで終えた。 ▽迎えた後半、スロバキアが開始7分にドゥダがゴールに迫った中、直後にチェコが先制する。ドチカルのスルーパスに抜け出したクルメンチクがGKとの一対一を制した。 ▽先制されたスロバキアは56分、ボックス右でフリーとなっていたマクがシュートに持ち込んだが、枠の上に外してしまった。それでも、62分にスロバキアが同点に追いつく。左CKからネメツのヘディングシュートはGKにセーブされるも、ルーズボールをハムシクが蹴り込んだ。 ▽同点とされたチェコはシックを投入すると、76分にそのシックが仕事を果たす。右サイドゴールライン際からドチカルが上げたクロスをシックがヘディングシュートで流し込んだ。 ▽これが決勝点となってチェコが勝利。初白星としている。 ▽2連敗スタートとなったスロバキアは16日にスウェーデン代表との国際親善試合を戦い、チェコは16日にUNL3戦目となるウクライナとのアウェイ戦を戦う。 2018.10.14 00:08 Sun2
辞任理由は“キャバクラ7”! 電撃辞任したスロバキア代表指揮官が暴露
▽今月14日にスロバキア代表の指揮官を電撃辞任したヤン・コザク前監督(64)がその辞任理由を暴露した。フランス『レキップ』が伝えている。 ▽現役時代にチェコスロバキア代表として活躍したコザク監督は2013年にスロバキア代表の監督に就任。2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会と2つのワールドカップ本大会出場は逃したものの、ユーロ2016ではチームをベスト16進出に導いた同国代表史上屈指の名指揮官だった。現行契約はユーロ2020までとなっていたが、14日にスロバキアサッカー協会(SFZ)に辞任を申し出てこれが受理されていた。 ▽当初、コザク前監督の辞任に関してはUEFAネーションズリーグでのウクライナ代表戦、チェコ代表戦での連敗。あるいは体調問題、協会側との見えない確執などの可能性が伝えられていた。 ▽しかし、これまで沈黙を保ってきた同監督は代表選手たちのプロフェッショナリズムの欠如と、自身の求心力の低下が辞任を決断した理由だと語っている。 ▽コザク前監督の説明によると、先日のチェコ代表との元同国ダービーに敗戦後、スロバキアの主力7選手がナイトクラブで行われたパーティーに参加したという。これに対して同監督は重要な試合に敗れたにも関わらず、責任感のかけらもない主力選手の振る舞いに失望すると共に、これ以上共に仕事ができないと判断し、自ら代表監督の座を下りる決断をしたようだ。 「まるで誰かに襲われたかのような多くの痛みを感じている。それは顔を叩かれるような気持ちだ」 「私はパーティーに関して知らないふりをすることもできたと思うが、それは自分のスタイルではない」 「また、7人のプレーヤーに代表チームを一時追放するような選択もあったが、それはしたくなかった」 「仮に、彼らを追放するようなことがあれば、スロバキアサッカー界の今後に大きな影響を与える可能性があると思った。それほど彼らのクオリティは無視できないものだ。だから、自分が辞任する道を選んだんだ」 ▽なお、今回指揮官を電撃辞任に追い込んだ7選手はGKマルティン・ドゥブラフカ、GKミハル・シュルラ、DFミラン・シュクリニアル、DFリュボミル・サトカ、DFノルベルト・ギョンベル、MFスタニスラブ・ロボツカ、MFウラジミール・ヴァイス。代表チーム内で処分が科されるかは不明だが、スロバキア国民の怒りを買ったことは間違いないはずだ。 2018.10.19 14:35 Fri3
「思い出すのはサッリ」 ナポリの象徴ハムシク、母国で歩み始めた指導者人生を語る 「400人の子どもたちに…」
元スロバキア代表MFマレク・ハムシク氏が歩み出したばかりの指導者キャリアについて語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 6月に現役を退いたハムシク氏。今やセリエA王者となったナポリで通算520試合出場および121ゴール103アシストという数字を積み上げた36歳は現在、RSCハムシク・アカデミーという自身の名を冠した母国スロバキアの3部リーグクラブでオーナー兼育成コーチとして新たな人生を歩み出している。 そんなハムシク氏の選手キャリアにおけるピークはもちろんナポリ時代。11年半の在籍期間中に6人の指揮官と共闘した元キャプテンだが、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューでは、やはりマウリツィオ・サッリ監督の印象が今も色濃く残っていると語った。 「私はサッリの副官のようだった。チャレンジングなフットボールを志向する彼は、私たち選手にどんなことでも時間を割いて説明してくれた。誰しも時折、『なぜこれが必要なんだ?』と考えることがあるだろう? 私はコーチとして選手にコンセプトを上手く伝えたい…思い出すのはサッリだ」 ハムシク氏は19歳以下の選手への指導が認められるUEFAライセンスを保有しているものの、指導者キャリアは始まったばかり。「私の元に400人の子どもたちがいるんだ。その全員に私の経験を提供したい。けど、与えるには受け取る柔軟性が必要だ。私自身が学びを続けているよ」 スロバキアの子どもたちへの指導について語った一方、同胞の後輩MFスタニスラブ・ロボツカがチームの要に君臨する古巣ナポリの話にも花を咲かせた。 「インテルがとても良いスタートを切ったね。さすがはチャンピオンズリーグ(CL)のファイナリストだ。安定感が光る彼らはナポリからスクデットを取り戻そうとしているだろう。ミランとユベントスのことも忘れてはならない」 「だが、ルディ・ガルシア(監督)とクヴィチャ・クワラツヘリアは10年先を行く資質の持ち主だ。他の選手たちも高い能力を兼ね備えている。ロボツカも、彼がフットボーラーとして、人として、どれほどの価値がある存在か私は知っていた。私の推薦は間違っていなかっただろう?(笑)」 2023.09.05 17:32 Tue4