パイエ無双! ルーマニアとの開幕戦を制したフランスが白星発進《ユーロ2016》
2016.06.11 06:03 Sat
▽ユーロ2016開幕戦のフランス代表vsルーマニア代表が10日にスタッド・ド・フランスで行われ、2-1でフランスが勝利した。
▽4大会ぶりの優勝を目指すホスト国のフランスと、アウトサイダーのルーマニアがオープニングマッチで相まみえた。[4-3-3]の布陣を採用したフランスは、GKロリスに最終ラインは右からサーニャ、ラミ、コシエルニー、エブラを起用。アンカーに置いたカンテの脇にポグバとマテュイディを配し、前線は右からグリーズマン、ジルー、パイエと並べた。対するルーマニアは、主将のキリケシュやフィオレンティーナの守護神であるGKタタルサヌなどが先発に名を連ねた。
▽両者共に落ち着いた入りを見せた中、先に決定機を迎えたのはルーマニア。4分、スタンチュが蹴った右CKをニアでアンドネがそらすと、ファーサイドでフリーとなったスタンクが合わせる。決定的なシュートだったが、GKロリスが何とか身体に当ててボールを弾き出す。
▽一方、ボールを保持して徐々に落ち着きを取り戻したフランスは10分、左サイドで仕掛けたパイエのクロスに正面のジルーがヘッド。このシュートは、わずかに枠の左に外れる。
▽さらに、14分にもフランスにビッグチャンス。サーニャが右サイドから入れたクロスがDFに当たって流れると、ゴール至近距離でルーズボールに反応したグリーズマンがヘディングシュートを放ったが、右ポストに直撃した。
▽迎えた後半も、前半と同様にルーマニアが立ち上がりに決定機を迎える。バイタルエリアでボールを持ったスタンチュの絶妙な浮き球パスを最終ライン裏で受けたスタンクが、ワントラップからボレー。しかし、このシュートはわずかに枠の右に外れる。
▽対するフランスは、攻める時間を増やし始めると、57分に決定機を創出する。ボックス左で仕掛けたパイエの折り返しを正面のポグバがボレー。鋭いシュートが枠に飛んだが、コースが甘くGKタタルサヌにセーブされる。
▽それでも直後には、躍動するパイエのプレーからフランスが試合の均衡を破る。パイエが右サイドからクロスを入れると、GKに競り勝ったジルーがヘディングシュートを叩き込んだ。
▽ゴールを奪われたルーマニアだが、直後から勢いよく前に出ると、早くに追いつくことに成功する。ボックス右で仕掛けたスタンチュがエブラに足を引っかけられてPKを獲得。これをスタンチュ自らが冷静に沈め、スコアを1-1のタイに戻した。
▽その後、フランスはグリーズマン、ポグバと下げていき、コマン、マルシャルを投入する。リスクを冒して攻めるフランスは、なかなかチャンスをつくれなかったが、絶好調男がレ・ブルーを救う。ボックス左手前のパイエが前を向いて左足を一閃。ゴール左上に鋭いシュートが突き刺さり、フランスが勝ち越した。
▽結局、このパイエ弾を守りきったフランスが、辛くも開幕白星スタートをきることに成功した。
▽4大会ぶりの優勝を目指すホスト国のフランスと、アウトサイダーのルーマニアがオープニングマッチで相まみえた。[4-3-3]の布陣を採用したフランスは、GKロリスに最終ラインは右からサーニャ、ラミ、コシエルニー、エブラを起用。アンカーに置いたカンテの脇にポグバとマテュイディを配し、前線は右からグリーズマン、ジルー、パイエと並べた。対するルーマニアは、主将のキリケシュやフィオレンティーナの守護神であるGKタタルサヌなどが先発に名を連ねた。
▽一方、ボールを保持して徐々に落ち着きを取り戻したフランスは10分、左サイドで仕掛けたパイエのクロスに正面のジルーがヘッド。このシュートは、わずかに枠の左に外れる。
▽さらに、14分にもフランスにビッグチャンス。サーニャが右サイドから入れたクロスがDFに当たって流れると、ゴール至近距離でルーズボールに反応したグリーズマンがヘディングシュートを放ったが、右ポストに直撃した。
▽ハーフタイムにかけてもポゼッションを高めたフランスが主導権を掌握する。36分には再びグリーズマンに好機。右サイドからの仕掛けでボックス右に侵入したパイエの折り返しを受けたアトレティコ・マドリーFWがダイレクトで合わせたが、DFにディフレクトしたシュートはわずかに枠をはずれた。
▽迎えた後半も、前半と同様にルーマニアが立ち上がりに決定機を迎える。バイタルエリアでボールを持ったスタンチュの絶妙な浮き球パスを最終ライン裏で受けたスタンクが、ワントラップからボレー。しかし、このシュートはわずかに枠の右に外れる。
▽対するフランスは、攻める時間を増やし始めると、57分に決定機を創出する。ボックス左で仕掛けたパイエの折り返しを正面のポグバがボレー。鋭いシュートが枠に飛んだが、コースが甘くGKタタルサヌにセーブされる。
▽それでも直後には、躍動するパイエのプレーからフランスが試合の均衡を破る。パイエが右サイドからクロスを入れると、GKに競り勝ったジルーがヘディングシュートを叩き込んだ。
▽ゴールを奪われたルーマニアだが、直後から勢いよく前に出ると、早くに追いつくことに成功する。ボックス右で仕掛けたスタンチュがエブラに足を引っかけられてPKを獲得。これをスタンチュ自らが冷静に沈め、スコアを1-1のタイに戻した。
▽その後、フランスはグリーズマン、ポグバと下げていき、コマン、マルシャルを投入する。リスクを冒して攻めるフランスは、なかなかチャンスをつくれなかったが、絶好調男がレ・ブルーを救う。ボックス左手前のパイエが前を向いて左足を一閃。ゴール左上に鋭いシュートが突き刺さり、フランスが勝ち越した。
▽結局、このパイエ弾を守りきったフランスが、辛くも開幕白星スタートをきることに成功した。
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