10年目のFリーグ開幕!! 新王者誕生の期待が高まる節目のシーズンへ!!
2016.06.10 18:46 Fri
▽6月11日(土)にSuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017が東京の国立代々木競技場第一体育館で開幕する。2007年9月に誕生したFリーグも今シーズンで10年目となる節目のシーズンを迎える。
▽今シーズンの焦点も“ストップ・ザ・名古屋”。これまでも多くのクラブがリーグ制覇を目標に戦ってきたが、そのたびに名古屋オーシャンズが行く手を阻み、Fリーグ9連覇を達成するなど絶対的な強さを誇ってきた。
▽しかし、そんな名古屋も今シーズンは苦しい戦いが続くだろう。生粋の点取り屋である日本代表FP森岡薫が退団し、森岡と同じく初年度から在籍していた元日本代表FP北原亘、そしてポルトガル代表FPペドロコスタが現役を引退した。そのペドロコスタを新監督に据えて10連覇を目指すが、エース・森岡の代役として活躍が期待されたブラジル代表FPシノエが、開幕を前に退団するなど不安を残したまま新シーズンを迎える。唯一のプロチームとして“負けられない”プレッシャーの中、彼らがどのような戦いを見せるかに注目だ。
▽打倒・名古屋の筆頭は、昨シーズンのリーグ戦で2位になったペスカドーラ町田だ。名古屋を退団した森岡を獲得し、ゴレイロ(GK)にはFリーグ最強守護神のピレス・イゴールが君臨。最強の矛と盾を手にした。3位のフウガドールすみだは大きな補強を行わなかったが、ケガにより昨シーズンのほとんどを棒に振ったFP渡井博之が復帰したことで、メンバー構成のバリエーションが増える。
▽4位のシュライカー大阪は、昨シーズン加入し存在感を発揮したアルトゥールの2年目に期待。さらにオフシーズンには新たなブラジル人FPチアゴを獲得しており、昨季の得点王に輝いたヴィニシウスを含めたブラジル人トリオがどういった活躍を見せてくれるかに注目が集まる。また5位の府中は、中国リーグに移籍していた日本代表FP渡邉知晃が復帰。さらにキャプテンの日本代表FP皆本晃もケガから復帰し戦力が整った。
▽6位の北海道、7位の大分、8位の浦安も上位進出を虎視眈々と狙う。しかし北海道は守護神である関口優志を名古屋に引き抜かれた。湘南から獲得したGK三浦拓や1番を背負うGK鶴岡広之の奮起が必須だ。大分は各チームのサテライトから若手を獲得。キャプテンの日本代表FP仁部屋和弘を中心にどれだけチームとしてまとまれるか。浦安はエースの日本代表FP星翔太が右ヒザ関節前十字じん帯損傷で全治6カ月。昨季も大黒柱の不在に苦しんだだけに、今季こそは打開したい。
▽浜松は、FP山蔦一弘とFP山元優典を獲得し、元神戸の選手がさらに増えた。しかし、ベテランのFP野嶋倫とFP曽根田盛将がケガに長期離脱を強いられているのは不安要素。仙台は、かつてバルセロナフットサルチームのユース年代を指導していたホセ・フェルナンデス監督が2年目を迎える。いかに指揮官のフットサルが浸透できるかがカギを握るだろう。
▽10年目を迎えるFリーグ。節目となるシーズンも絶対王者・名古屋が強さを見せつけるのか――。それともついに歴史は変わるのか――。注目のシーズンが11日にいよいよ幕を開ける。
▽今シーズンの焦点も“ストップ・ザ・名古屋”。これまでも多くのクラブがリーグ制覇を目標に戦ってきたが、そのたびに名古屋オーシャンズが行く手を阻み、Fリーグ9連覇を達成するなど絶対的な強さを誇ってきた。
▽しかし、そんな名古屋も今シーズンは苦しい戦いが続くだろう。生粋の点取り屋である日本代表FP森岡薫が退団し、森岡と同じく初年度から在籍していた元日本代表FP北原亘、そしてポルトガル代表FPペドロコスタが現役を引退した。そのペドロコスタを新監督に据えて10連覇を目指すが、エース・森岡の代役として活躍が期待されたブラジル代表FPシノエが、開幕を前に退団するなど不安を残したまま新シーズンを迎える。唯一のプロチームとして“負けられない”プレッシャーの中、彼らがどのような戦いを見せるかに注目だ。
▽打倒・名古屋の筆頭は、昨シーズンのリーグ戦で2位になったペスカドーラ町田だ。名古屋を退団した森岡を獲得し、ゴレイロ(GK)にはFリーグ最強守護神のピレス・イゴールが君臨。最強の矛と盾を手にした。3位のフウガドールすみだは大きな補強を行わなかったが、ケガにより昨シーズンのほとんどを棒に振ったFP渡井博之が復帰したことで、メンバー構成のバリエーションが増える。
▽6位の北海道、7位の大分、8位の浦安も上位進出を虎視眈々と狙う。しかし北海道は守護神である関口優志を名古屋に引き抜かれた。湘南から獲得したGK三浦拓や1番を背負うGK鶴岡広之の奮起が必須だ。大分は各チームのサテライトから若手を獲得。キャプテンの日本代表FP仁部屋和弘を中心にどれだけチームとしてまとまれるか。浦安はエースの日本代表FP星翔太が右ヒザ関節前十字じん帯損傷で全治6カ月。昨季も大黒柱の不在に苦しんだだけに、今季こそは打開したい。
▽9位の神戸、10位の湘南、11位の浜松、12位の仙台はプレーオフ圏内に食い込みたいところ。神戸は主力の退団が相次ぎ、補強は進んでおらず苦しいシーズンになる可能性がある。湘南も多くの選手が退団や引退を発表。下部組織から引き揚げて、若い力にかける。
▽浜松は、FP山蔦一弘とFP山元優典を獲得し、元神戸の選手がさらに増えた。しかし、ベテランのFP野嶋倫とFP曽根田盛将がケガに長期離脱を強いられているのは不安要素。仙台は、かつてバルセロナフットサルチームのユース年代を指導していたホセ・フェルナンデス監督が2年目を迎える。いかに指揮官のフットサルが浸透できるかがカギを握るだろう。
▽10年目を迎えるFリーグ。節目となるシーズンも絶対王者・名古屋が強さを見せつけるのか――。それともついに歴史は変わるのか――。注目のシーズンが11日にいよいよ幕を開ける。
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