ウルグアイ監督「スアレスは出場できる状態ではなかった」 エースを欠いたまま敗退決定
2016.06.10 18:23 Fri
ウルグアイ代表のオスカル・タバレス監督は、9日に行われるコパ・アメリカ・センテナリオのグループC第2節ベネズエラ戦でFWルイス・スアレスを出場させるのは不可能なコンディションだったと説明している。
初戦でメキシコに敗れていたウルグアイは、この試合もエースを欠いての戦いとなった。36分に先制点を奪ったのはベネズエラ。MFアレハンドロ・ゲラがGKの頭上を抜くロングシュートを狙うと、GKフェルナンド・ムスレラが辛うじて触ったボールはクロスバーを叩いたが、FWサロモン・ロンドンがこぼれ球を押し込むことに成功した。
スアレスに代わる得点源として期待されたFWエディンソン・カバーニも決定機をゴールにつなげられず、結局そのままウルグアイは2連敗。出場できなかったスアレスはベンチで怒りをあらわにする様子も見られた。
タバレス監督は試合後の会見で、スアレスのコンディションについて次のようにコメントしている。
「状況は昨日話したとおりだ。彼はまだプレーできる状態ではない。医療的な問題だ。たとえ選手が腹を立てるとしても、100%健康ではない選手を起用するつもりはない」
「医療的な問題であれば、決断は監督やドクターに委ねられるべきことだと考えている。筋肉の大きなケガをしてからまだ18日しか経っていない。この手の負傷から18日後に、こういう高いレベルでプレーできた選手の例があるなら教えてほしい」
敗戦の時点ではまだ生き残りの望みが消えていなかったウルグアイだが、その後行われたメキシコ対ジャマイカ戦の結果により早くも敗退が決定。2010年ワールドカップで3位に入り、その翌年のコパ・アメリカを制するなど強さを見せてきたチームは、その後の国際大会では目立った成績を残すことができていない。
「今夜の我々が見せたイメージは、そう遠くない過去に見せていたイメージと大きく異なるものだった。相手のゴールはアレハンドロ・ゲラの天才的なプレーから生まれたものだが、我々はなかなか決定機を生み出すことができなかった」
提供:goal.com
初戦でメキシコに敗れていたウルグアイは、この試合もエースを欠いての戦いとなった。36分に先制点を奪ったのはベネズエラ。MFアレハンドロ・ゲラがGKの頭上を抜くロングシュートを狙うと、GKフェルナンド・ムスレラが辛うじて触ったボールはクロスバーを叩いたが、FWサロモン・ロンドンがこぼれ球を押し込むことに成功した。
スアレスに代わる得点源として期待されたFWエディンソン・カバーニも決定機をゴールにつなげられず、結局そのままウルグアイは2連敗。出場できなかったスアレスはベンチで怒りをあらわにする様子も見られた。
タバレス監督は試合後の会見で、スアレスのコンディションについて次のようにコメントしている。
「状況は昨日話したとおりだ。彼はまだプレーできる状態ではない。医療的な問題だ。たとえ選手が腹を立てるとしても、100%健康ではない選手を起用するつもりはない」
「医療的な問題であれば、決断は監督やドクターに委ねられるべきことだと考えている。筋肉の大きなケガをしてからまだ18日しか経っていない。この手の負傷から18日後に、こういう高いレベルでプレーできた選手の例があるなら教えてほしい」
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