【ユーロ2016チーム紹介④】アルバニア~ビッグマッチに強さを見せるニューフェイス
2016.06.10 17:03 Fri
▽初出場でジャイアントキリングを狙うアルバニア。バルカン半島のその他の国と異なり、世界的なタレントはいないものの、イタリア人指揮官のデ・ビアージ監督のカルチョ仕込みの組織的な守備と、不屈の闘志を武器にデンマークやセルビアといった格上のチームを退けて史上初のユーロ予選突破を決めた。
▽基本布陣は、中盤センターにいずれもゲームメーカータイプのタウラント・ジャカ、クケリ、アブラシの3選手を起用する[4-1-4-1]だ。デ・ビアージ監督はイタリア人らしく、守備の局面では自陣でコンパクトな陣形を築く組織的な守備を志向する一方、攻撃ではバルカン半島出身のテクニカルな選手たちの個性を生かして、ショートパスを基本に連動したコンビネーションプレーでゴールを目指している。
◆チーム分析
▽ラツィオでセカンドGKを務めるベリシャが守護神を務める。最終ラインではセリエAの強豪ナポリでサイドバックのレギュラーを務める新進気鋭のヒサイ、マルセイユやラツィオ、ナントで実績を積むキャプテンのカナが中心。また、ケルンやバーゼル、フィオレンティーナでプレーするマフライ、アリイ、アイエティらその他のメンバーも確かな実力を持っている。
[MF] ★★★☆☆
▽スイス代表でプレーするグラニトの実兄であるジャカ、フライブルクとチューリッヒでレギュラーを務めるアブラシとクケリの3選手が中盤の軸を担う。また、昨年バーゼルでゴールを量産し、現在はコロラド・ラピッズでプレーする左ウイングのガシ、2列目の複数ポジションをこなすロシが崩しの局面でチームをけん引している。
▽代表通算二桁ゴールを記録している選手が1人もいないストライカー陣は、チームのウイークポイントだ。10番を背負うサディクを筆頭にチカレシ、バライといずれも25歳の中堅選手たちの奮起に期待したいところだ。
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▽初の本大会では開催国フランスとスイスの2強に加え、ルーマニアと格上との対戦となるが、強豪相手に強さを見せるアルバニアは、予選のグループIで対戦したフランス(親善試合扱い)で1勝1分け、ポルトガルにも勝利を挙げており、グループステージ突破の可能性は十二分にあるはずだ。◆基本布陣【4-1-4-1】(C)CWS Brains,LTD.
▽基本布陣は、中盤センターにいずれもゲームメーカータイプのタウラント・ジャカ、クケリ、アブラシの3選手を起用する[4-1-4-1]だ。デ・ビアージ監督はイタリア人らしく、守備の局面では自陣でコンパクトな陣形を築く組織的な守備を志向する一方、攻撃ではバルカン半島出身のテクニカルな選手たちの個性を生かして、ショートパスを基本に連動したコンビネーションプレーでゴールを目指している。
(C)CWS Brains,LTD.
[GK/DF]★★★☆☆▽ラツィオでセカンドGKを務めるベリシャが守護神を務める。最終ラインではセリエAの強豪ナポリでサイドバックのレギュラーを務める新進気鋭のヒサイ、マルセイユやラツィオ、ナントで実績を積むキャプテンのカナが中心。また、ケルンやバーゼル、フィオレンティーナでプレーするマフライ、アリイ、アイエティらその他のメンバーも確かな実力を持っている。
[MF] ★★★☆☆
▽スイス代表でプレーするグラニトの実兄であるジャカ、フライブルクとチューリッヒでレギュラーを務めるアブラシとクケリの3選手が中盤の軸を担う。また、昨年バーゼルでゴールを量産し、現在はコロラド・ラピッズでプレーする左ウイングのガシ、2列目の複数ポジションをこなすロシが崩しの局面でチームをけん引している。
[FW] ★★☆☆☆
▽代表通算二桁ゴールを記録している選手が1人もいないストライカー陣は、チームのウイークポイントだ。10番を背負うサディクを筆頭にチカレシ、バライといずれも25歳の中堅選手たちの奮起に期待したいところだ。
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