讃岐がシーソーゲームをモノにして9試合ぶりの勝利!!《J2》

2016.06.04 17:58 Sat
▽4日にヤンマースタジアム長居で明治安田生命J2リーグ戦第16節のセレッソ大阪vsカマタマーレ讃岐が行われ、3-2で讃岐が勝利した。

▽前節の岡山戦で2-1の勝利を飾った3位のC大阪(勝ち点28)が、第7節以来8試合白星がない12位の讃岐(勝ち点18)を迎えた。試合開始からC大阪のペースで進むと、10分にルーズボールを拾った柿谷がボックス左に侵入。キックフェイントでマークをずらして右足を振り抜くと、これがGKのニアサイドを破り、C大阪が先制に成功する。

▽一方の讃岐は23分に木島徹が倒されてFKを獲得。高木が直接ゴールを狙うもわずかにゴールマウスを外れる。前半終盤も讃岐が積極的に攻め込んでいくが、42分の決定機は西がハンドの判定を受けてシュートを打てず。43分の高木のミドルシュートはゴールマウスを外すなど、ゴールを奪えないままC大阪が1点リードで後半を迎えた。

▽後半も讃岐がチャンスを作る。49分に右サイドの高木が入れた低く早いクロスに永田が飛び込む。ゴールマウス左隅にボールが向かうも、わずかにと外れた。一方のC大阪は69分、ルーズボールを前線に蹴り出すと柿谷がDFラインを抜け出す。GKと一対一を迎え、股を抜こうとしたシュートは決めきることは出来なかった。
▽迎えた71分、C大阪は扇原がボックス手間の位置で西を倒してしまい2度目の警告を受けて退場となる。数的優位となった讃岐は、このFKで馬場が直接狙うも、ボールは壁に当たってしまう。しかし77分、右サイドから上げたクロスを、ファーサイドで待ち構えていた馬場が蹴り込み、讃岐が試合を振り出しに戻す。

▽さらに80分、右CKの流れから逆サイドへと大きく展開。左サイドの砂森が入れたアーリークロスに藤井がどんぴしゃのタイミングで合わせて、ついに讃岐が逆転に成功する。追いかける展開となったC大阪は、数的不利の状況も攻勢に出る。
▽86分には裏へと抜けだした柿谷がループシュートを沈めたが、ここはハンドの判定でゴールは認められなかった。しかし後半アディショナルタイムに、左サイドからのアーリークロスをゴール前の松田が蹴り込み、2-2の同点に。

▽このまま試合終了かと思われたアディショナルタイム4分、カウンターでボールを運んだ讃岐は中央の西が、柿谷と丸橋の隙間からシュートを放つとこれがゴールネットを揺らし、直後に試合終了。讃岐が9試合ぶりの白星を獲得した。

カマタマーレ讃岐の関連記事

Jリーグは14日、5月15日の「Jリーグの日」を記念し、開幕当時に多くのファンに親しまれた「Jリーグチップス」を特別に復刻することを発表した。 1993年の開幕とともに人気を博した「Jリーグチップス(選手カード付)」が、32周年を迎えるJリーグに帰ってくることに。復刻版では、J1、J2、J3の全60クラブから各3 2025.05.14 15:55 Wed
thumb カマタマーレ讃岐は12日、DF宮市剛の負傷を発表した。 クラブの発表によると、宮市は左ハムストリングス肉離れと診断されたとのことだ。 今季の宮市はここまで明治安田J3リーグで2試合、YBCルヴァンカップで1試合に出場していた。 2025.05.12 16:30 Mon
11日、第105回天皇杯の都道府県代表決定戦が各地で行われ、47都道府県代表が出揃った。 これまで19都県の代表が決定していた中、11日には28道府県の代表決定戦が全国各地で行われた。 J3クラブも参加する中、J3クラブ同士の対戦となった栃木県では、栃木SCが栃木シティ相手に0-2で勝利し5年連続25回目の 2025.05.11 21:40 Sun
thumb 明治安田J3リーグ第12節の10試合が6日、7日にかけて各地で行われた。 【八戸vs栃木C】上位対決は痛み分け 首位の栃木シティ(勝ち点24)と3位のヴァンラーレ八戸(勝ち点20)の上位対決。試合は立ち上がりから攻め合う形となり2分に八戸は澤上竜二がクロスを頭で合わせるが、GK相澤ピーターコアミが好セーブ。 2025.05.07 21:02 Wed
明治安田J3リーグ第11節の10試合が3日に各地で行われた。 【栃木CvsFC大阪】初のJ3挑戦の栃木Cが首位浮上 2位の栃木シティと首位のFC大阪の一戦。首位攻防戦となった中、ホームの栃木Cが主導権を握ることに開始6分、右サイドを仕掛けた田中パウロ淳一がクロスを入れると、相手のハンドを誘いPKを獲得。これ 2025.05.03 22:10 Sat

J2の関連記事

ヴァンフォーレ甲府は30日、国際サッカー連盟(FIFA)から課されていた移籍禁止制裁措置が解除されたことを発表した。 甲府は26日、国際サッカー連盟(FIFA)が公表する「FIFA登録禁止リスト」に掲載されていた。同日クラブは声明を出し、2022年8月1日から2023年12月31日まで期限付き移籍で所属していた、 2025.09.30 20:15 Tue
日本サッカー協会(JFA)は15日、ドイツサッカー連盟(DFB)との「審判交流プログラム」として、2名の審判員が来日することを発表した。 今回来日するのは、フロリアン・バドストゥーブナー氏とマルティン・ペーターセン氏。バドストゥーブナー氏は、2000年からブンデスリーガを担当し58試合を担当。2.ブンデスリーガで 2025.05.15 17:05 Thu
ヴァンフォーレ甲府は15日、アシスタントコーチにシンガポール人指導者のナズリ・ナシル氏(54)が就任することを発表した。登録期間は11月30日までとなる。 ナズリ・ナシル氏は、シンガポール政府・文化社会青年省(Ministry of Culture, Community and Youth of Governme 2025.05.15 15:50 Thu
大分トリニータは15日、3日に行われた明治安田J2リーグ第13節のロアッソ熊本戦で発生した違反行為への処分を発表した。 クラブの発表によると、大分のサポーターの一部が違反行動。スタジアム入りするロアッソ熊本のチームバスの運行を妨げるという違反行為に出ていたという。 今回の処分対象者は14名。18日に行われる 2025.05.15 14:10 Thu
Jリーグは14日、「2025“Jリーグの日”特別企画発表会」を開催。5月15日の「Jリーグの日」を記念した特別企画として「Jリーグチップス(選手カード付)」のオマージュ版を特別に復刻させることを発表した。 「Jリーグチップス(選手カード付)」のオマージュ版は、5月17日(土)、18日(日)に行われる試合を対象とし 2025.05.14 16:45 Wed

カマタマーレ讃岐の人気記事ランキング

1

2024シーズンのJ1クラブライセンスは49クラブに交付! いわき、藤枝、讃岐が新たに取得

Jリーグは26日、クラブライセンス交付について発表した。 Jリーグは、JFAから日本におけるクラブライセンス制度の制定および運用の委任を受けており、日本におけるライセンス交付機関(ライセンサー)としてJ1クラブライセンス制度を運営し、Jクラブに対してJ1クラブライセンスを交付している。 2024シーズンに向けたライセンスに関して、J1クラブライセンスは49クラブに交付されることが決定。新たに、いわきFC、藤枝MYFC、カマタマーレ讃岐3クラブが取得した。 なお、施設基準の例外適用申請クラブは、いわてグルージャ盛岡、ブラウブリッツ秋田、いわき、水戸ホーリーホック、ツエーゲン金沢、藤枝、鹿児島ユナイテッドFC、FC琉球の8クラブとなる。 なお、2024年シーズンからは金沢、サンフレッチェ広島、V・ファーレン長崎が新たなスタジアムでプレーすることとなる。 スタジアム基準に関しては、屋根のカバー率の不足が18クラブ。今シーズンのJ1では柏レイソルの三協フロンテアスタジアム、横浜FCのニッパツ三ツ沢球技場、湘南ベルマーレのレモンガススタジアム平塚が対象となっている。 また、トイレ数、屋根のカバー率の両方が不足しているのはブラウブリッツ秋田のソユースタジアムが該当している。 そのほか、クラブライセンスの判定結果とは関係ない部分では、財務に関しては柏、東京ヴェルディ、横浜FC、名古屋グランパス、セレッソ大阪、アビスパ福岡、サガン鳥栖に対して、Jリーグが予算進捗・編成について随時ヒアリングを行うという。 また、秋田、鹿児島、琉球の3クラブは過去に上位ライセンス取得のためにスタジアム基準で定める「改修時にすべての観客席への屋根設置」を免除していた。しかし、新スタジアム整備の構想に関して、秋田と鹿児島は「基本計画すら策定されていない状況」、琉球は基本計画はあるものの「具体的な進展がない」ため、クラブと自治体に状況確認。いずれのクラブも、新スタジアム整備への意向が表明されたためにクラブライセンスが交付された。なお、今後も状況確認をされることとなる。 【J1ライセンス交付クラブ】※新規 ◆明治安田生命J1リーグ 北海道コンサドーレ札幌 鹿島アントラーズ 浦和レッズ 柏レイソル FC東京 川崎フロンターレ 横浜F・マリノス 横浜FC 湘南ベルマーレ アルビレックス新潟 名古屋グランパス 京都サンガF.C. ガンバ大阪 セレッソ大阪 ヴィッセル神戸 サンフレッチェ広島 アビスパ福福岡 サガン鳥栖 ◆明治安田生命J2リーグ ベガルタ仙台 ブラウブリッツ秋田 モンテディオ山形 いわきFC 水戸ホーリーホック 栃木SC ザスパクサツ群馬 大宮アルディージャ ジェフユナイテッド千葉 東京ヴェルディ FC町田ゼルビア ヴァンフォーレ甲府 ツエーゲン金沢 清水エスパルス ジュビロ磐田 藤枝MYFC※ ファジアーノ岡山 レノファ山口FC 徳島ヴォルティス V・ファーレン長崎 ロアッソ熊本 大分トリニータ ◆明治安田生命J3リーグ いわてグルージャ盛岡 松本山雅FC カターレ富山 FC岐阜 カマタマーレ讃岐※ 愛媛FC ギラヴァンツ北九州 鹿児島ユナイテッドFc FC琉球 なお、以下の16スタジアムは屋根のカバー率が不足している。 • いわぎんスタジアム【岩手】 • NDソフトスタジアム山形【山形】 • いわきグリーンフィールド【いわき】 • 正田醤油スタジアム群馬【群馬】 • NACK5スタジアム大宮【大宮】 • 三協フロンテア柏スタジアム【柏】 • ニッパツ三ツ沢球技場【横浜FC】 • レモンガススタジアム平塚【湘南】 • JITリサイクルインクスタジアム【甲府】 • サンプロ アルウィン【松本】 • 富山県総合運動公園陸上競技場【富山】 • IAIスタジアム日本平【清水】 • ヤマハスタジアム(磐田)【磐田】 • シティライトスタジアム【岡山】 • Pikaraスタジアム【讃岐】 • ニンジニアスタジアム【愛媛】 • 白波スタジアム【鹿児島】 • タピック県総ひやごんスタジアム【琉球】 また、下記のスタジアムは、屋根のカバー率に加え、トイレの数も不足している。 •ソユースタジアム【秋田】 2023.09.26 18:05 Tue
2

秋田、DF中島大貴の現役引退を発表…「今までの恩を返していく」

ブラウブリッツ秋田は17日、DF中島大貴(25)が現役を引退すると発表した。 福岡大学出身の中島は、大学在学中の2015年3月にサガン鳥栖の特別指定選手として登録され、2017年にカマタマーレ讃岐加入が決定。讃岐で2シーズンを過ごした後、昨年から秋田に活躍の場を移していた。 キャリア通算成績は、明治安田生命J2リーグ36試合出場1得点、J3リーグ13試合出場。現役引退を決断した中島はクラブ公式サイトを通じてコメントしている。 「いつも応援して下さり、支えて下さる皆様へ。ご報告が遅くなってしまい申し訳ありません。この度、中島大貴はプロサッカー選手を引退する決断をしました。やりきった!なんて綺麗事を言うつもりはありません。なぜなら、この決断に後悔はないか?と聞かれたら、今の僕は、少なからず多少の後悔は残っていると答えるからです。これだけ長くサッカーをやってきたんです。後悔は付き物だと思ってます」 「しかし、これからの人生、セカンドキャリアを頑張って、充実する毎日を送ることができれば、あの時あの選択をしてよかったなと思える日が必ず来るはずです! 絶対そう思えるようなセカンドキャリアにします!」 「最後に、どんな状況でも最高の応援をして下さったサポーターの皆様、いつも僕を気にかけ連絡をくれた学生時代の仲間や指導者、1番近くで支えてくれた家族には感謝の気持ちしかありません。僕がここまで突っ走ってこれたのは、間違えなく皆さんのお陰です!」 「これからは僕が皆さんに、闘うフィールドは変わりますが、今までの恩を返していけたらなと思います! 長くなってしまいましたが、以上を持って引退ご報告とさせて頂きます!ありがとうございました!」 2020.01.17 12:16 Fri
3

【Jリーグ出場停止情報】報復退場の鈴木優磨が“反スポーツ的な行為”で1試合出場停止 千葉DF松田陸の処分は持ち越さず

Jリーグは11日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1リーグからは8選手が対象に。ファウルで止めにかかった名古屋グランパスMF椎橋慧也に胸をぶつけ、乱暴な行為で一発退場の鹿島アントラーズFW鈴木優磨は1試合停止が確定した。Jリーグは「ボールとは関係の無いところで相手競技者を突き飛ばし押し倒した行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』に該当すると判断、1試合の出場停止処分とする」と説明した。 また、J1残留争いのジュビロ磐田からDF鈴木海音が次節の横浜F・マリノス戦で警告の累積による1試合停止となるほか、川崎フロンターレDF高井幸大や、セレッソ大阪MF田中駿汰らも次戦の欠場が決まった。 そして、先週末にレギュラーシーズン終了のJ2リーグではジェフユナイテッド千葉DF松田陸が最終節のモンテディオ山形戦で一発退場。Jリーグは1試合の出場停止としつつ、扱いについて「出場停止処分の対象となる同レベルの大会がないこと、また停止処分となる対象試合が1試合で翌シーズンへ繰り越さないことから、同選手の出場停止試合は無しとする」と記した。 【明治安田J1リーグ】 FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 第29節 vs京都サンガF.C.(11/17) 今回の停止:1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF渡邊泰基(横浜F・マリノス) 第29節 vsジュビロ磐田(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF鈴木海音(ジュビロ磐田) 第29節 vs横浜F・マリノス(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFアピアタウィア久(京都サンガF.C.) 第29節 vs鹿島アントラーズ(11/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF田中駿汰(セレッソ大阪) 第37節 vs鹿島アントラーズ(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF原田亘(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J3リーグ】 FWシラス(いわてグルージャ盛岡) 第37節 vs奈良クラブ(11/17) 今回の停止:1試合停止 DF齊藤隆成(FC大阪) 第37節 vsSC相模原(11/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF金浦真樹(ガイナーレ鳥取) 第37節 vsツエーゲン金沢(11/17) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF内田瑞己(カマタマーレ讃岐) 第37節 vsツエーゲン金沢(11/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span class="paragraph-title">【動画】鈴木優磨の報復退場シーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ncLfF5odAJM";var video_start = 315;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.11 18:44 Mon
4

J3讃岐、DF内田瑞己が2025シーズンも引き続き町田からレンタル加入「J2昇格を達成するために全身全霊」

カマタマーレ讃岐は4日、FC町田ゼルビアから期限付き移籍中のDF内田瑞己(25)について、期間延長により2025シーズンも讃岐でプレーすると発表した。 内田は神奈川県茅ヶ崎市出身で、湘南ベルマーレの下部組織から平塚学園高校、国士舘大学を経て、2022シーズンに讃岐へ入団。1年で町田へ移籍も、リーグ戦での起用なく古巣讃岐へ期限付き移籍で出戻り、引き続き2025シーズンも讃岐の一員として戦うこととなった。 なお、2024シーズンはJ3リーグで37試合に出場している。 「カマタマーレ讃岐に関わる全ての皆様、2024シーズンもたくさんのご声援ありがとうございました。2025シーズンもカマタマーレ讃岐でプレーする事となりました」 「J2昇格」 「この目標を達成するために全身全霊を懸けてカマタマーレ讃岐のために闘います。素晴らしい景色を一緒に見ましょう!2025シーズンも応援よろしくお願いします」 2025.01.04 13:30 Sat
thumb
5

讃岐がシーソーゲームをモノにして9試合ぶりの勝利!!《J2》

▽4日にヤンマースタジアム長居で明治安田生命J2リーグ戦第16節のセレッソ大阪vsカマタマーレ讃岐が行われ、3-2で讃岐が勝利した。 ▽前節の岡山戦で2-1の勝利を飾った3位のC大阪(勝ち点28)が、第7節以来8試合白星がない12位の讃岐(勝ち点18)を迎えた。試合開始からC大阪のペースで進むと、10分にルーズボールを拾った柿谷がボックス左に侵入。キックフェイントでマークをずらして右足を振り抜くと、これがGKのニアサイドを破り、C大阪が先制に成功する。 <div id="ad"></div> ▽一方の讃岐は23分に木島徹が倒されてFKを獲得。高木が直接ゴールを狙うもわずかにゴールマウスを外れる。前半終盤も讃岐が積極的に攻め込んでいくが、42分の決定機は西がハンドの判定を受けてシュートを打てず。43分の高木のミドルシュートはゴールマウスを外すなど、ゴールを奪えないままC大阪が1点リードで後半を迎えた。 ▽後半も讃岐がチャンスを作る。49分に右サイドの高木が入れた低く早いクロスに永田が飛び込む。ゴールマウス左隅にボールが向かうも、わずかにと外れた。一方のC大阪は69分、ルーズボールを前線に蹴り出すと柿谷がDFラインを抜け出す。GKと一対一を迎え、股を抜こうとしたシュートは決めきることは出来なかった。 ▽迎えた71分、C大阪は扇原がボックス手間の位置で西を倒してしまい2度目の警告を受けて退場となる。数的優位となった讃岐は、このFKで馬場が直接狙うも、ボールは壁に当たってしまう。しかし77分、右サイドから上げたクロスを、ファーサイドで待ち構えていた馬場が蹴り込み、讃岐が試合を振り出しに戻す。 ▽さらに80分、右CKの流れから逆サイドへと大きく展開。左サイドの砂森が入れたアーリークロスに藤井がどんぴしゃのタイミングで合わせて、ついに讃岐が逆転に成功する。追いかける展開となったC大阪は、数的不利の状況も攻勢に出る。 ▽86分には裏へと抜けだした柿谷がループシュートを沈めたが、ここはハンドの判定でゴールは認められなかった。しかし後半アディショナルタイムに、左サイドからのアーリークロスをゴール前の松田が蹴り込み、2-2の同点に。 ▽このまま試合終了かと思われたアディショナルタイム4分、カウンターでボールを運んだ讃岐は中央の西が、柿谷と丸橋の隙間からシュートを放つとこれがゴールネットを揺らし、直後に試合終了。讃岐が9試合ぶりの白星を獲得した。 2016.06.04 17:58 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly