前所属先と契約問題のL・ディアッラ、CASから1000万ユーロの罰金処分
2016.05.28 23:44 Sat
▽スポーツ仲裁裁判所(CAS)は28日、マルセイユに所属するフランス代表MFラッサナ・ディアッラ(31)に1000万ユーロ(約12億2000万円)の罰金処分を科すことを発表した。
▽ディアッラは、ロコモティフ・モスクワを退団した理由に関して、クラブが自分の同意なしに一方的に給与を下げたこと。また、この契約不履行は、違約金の支払いなしに契約を解消できる理由になった主張した。
▽一方、クラブ側はディアッラの退団が不当なものであり、マルセイユ移籍の際に支払われるべきだった1000万ユーロの移籍金を同選手に負担するように訴えを起こしていた。
▽なお、ディアッラは28日、自身の公式ツイッターを通じて、今回の判決結果に関して「私は今後も状況を見極めるつもりだ」、「今はフランス代表とユーロに集中したい」とコメントしている。
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▽2013年にアンジ・マハチカラからロコモティフ・モスクワに4年契約で加入したディアッラは、2014年にクラブの契約不履行を理由に、わずか1年で同クラブを電撃退団。その後、1年の浪人期間を経て昨夏に母国のマルセイユにフリートランスファーで加入していた。▽一方、クラブ側はディアッラの退団が不当なものであり、マルセイユ移籍の際に支払われるべきだった1000万ユーロの移籍金を同選手に負担するように訴えを起こしていた。
▽その後、CASは両者の訴えを審理した結果、ロコモティフ・モスクワ側の訴えを支持し、ディアッラに1000万ユーロの支払いを命じる判決を下した。
▽なお、ディアッラは28日、自身の公式ツイッターを通じて、今回の判決結果に関して「私は今後も状況を見極めるつもりだ」、「今はフランス代表とユーロに集中したい」とコメントしている。
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