熊本が日立台開催のホーム再開戦も黒星…2試合連続の完封負けでリーグ4連敗《J2》
2016.05.22 17:17 Sun
▽22日に日立柏サッカー場で行われた明治安田生命J2リーグ第14節のロアッソ熊本vs水戸ホーリーホックは、アウェイの水戸が1-0で勝利した。
▽前節のジェフユナイテッド千葉戦で36日ぶりにJリーグの舞台に戻ってきた熊本。今節は柏レイソルの本拠地である日立柏サッカー場で迎えた中断期間後初のホームゲームで、17位水戸と対戦した。
▽中立地ながら既存のホーム戦と同様に多くのサポーターから声援を受けた熊本だが、先にチャンスをつくりだしたのは水戸。7分、船谷とのパス交換でボックス内に侵攻した兵働が左足でミドルシュートを放つ。しかし、ここはGK佐藤にキャッチされる。
▽その後、徐々に攻勢を強めた熊本は27分、中盤でボールを拾った上村がボックス内左で迷わず右足を一閃。相手DFにディフレクトしてコースが変わったボールが枠内を捉えるが、GK本間幸司にキャッチされてしまう。前半はこのまま終了。ゴールレスで試合を折り返した。
▽後半に入って、なかなか両軍ともにシュートまで持ち込むことができない時間帯が続く中、64分に熊本がチャンスを演出。岡本がボックス右からグラウンダーのクロスを送るが、中央に飛び込んだ巻にわずかに合わずGK本間にセーブされた。
▽ビハインドを追う熊本は、巻をターゲットマンとしたロングボールやサイド攻撃で反撃に出るが、シュートの形に持ち込めず、2試合連続の完封負けでリーグ4連敗。対する水戸は4試合ぶりの勝利となった。
▽前節のジェフユナイテッド千葉戦で36日ぶりにJリーグの舞台に戻ってきた熊本。今節は柏レイソルの本拠地である日立柏サッカー場で迎えた中断期間後初のホームゲームで、17位水戸と対戦した。
▽中立地ながら既存のホーム戦と同様に多くのサポーターから声援を受けた熊本だが、先にチャンスをつくりだしたのは水戸。7分、船谷とのパス交換でボックス内に侵攻した兵働が左足でミドルシュートを放つ。しかし、ここはGK佐藤にキャッチされる。
▽後半に入って、なかなか両軍ともにシュートまで持ち込むことができない時間帯が続く中、64分に熊本がチャンスを演出。岡本がボックス右からグラウンダーのクロスを送るが、中央に飛び込んだ巻にわずかに合わずGK本間にセーブされた。
▽互いに決定打を欠く中、81分にスコアが動く。左サイドでボールを受けた船谷が敵陣の深い位置まで突破。左足でグラウンダーのクロスを中央に送ると、ニアサイドに飛び込んだ三島が右足でゴールに流し込み、水戸が先制に成功する。
▽ビハインドを追う熊本は、巻をターゲットマンとしたロングボールやサイド攻撃で反撃に出るが、シュートの形に持ち込めず、2試合連続の完封負けでリーグ4連敗。対する水戸は4試合ぶりの勝利となった。
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