2部降格のラージョ、P・ヘメスは続投を示唆 「金の問題ではない」
2016.05.16 21:01 Mon
リーガエスパニョーラ2部降格が決定したラージョだが、パコ・ヘメス監督は来季も同チームを率いる考えを示している。
15日のリーガ最終節で本拠地バジェカスでのレバンテ戦を3−1で制したラージョだが、勝ち点1差をつけられていたスポルティング・ヒホンも勝利したため、降格圏から脱出できなかった。
降格に際して、気になるのはP・ヘメス監督の去就である。ラージョというスモールチームで超攻撃的サッカーを実践し、スペイン代表監督に推す声すら存在するスペインのカリスマ指揮官であるために、引く手数多であることが予想される。
しかしながら同指揮官は、今季限りで切れるラージョとの契約を延長する意思があることを強調。レバンテ戦後、次のようにコメントしている。
「続投の扉は開いておく。クラブがスポーツ面において、私の求めるようなプロジェクトを有しているならね。それは金の問題では断じてない。スポーツ面における確固としたビジョンがあるならば、続ける可能性はある」
P・ヘメス監督は一方で、降格という結末にかかわらず、ラージョ関係者が胸を張らなければならないことを説いた。
「悲しむべき瞬間ではあるが、一方で誇りを感じるべき瞬間でもあるんだよ。私はファンを含めて、すべてを誇らしく感じている。ラジスタ(ラージョファン)は2部ではなく、間違いなくリーガ1部にふさわしいファンだ」
「ロッカールームは静寂が支配しているが、これほどに悲痛な沈黙があるとは知らなかった。ロッカールームの雰囲気は、すべてのファンの感傷を表すものだろう。我々は素晴らしいこともやってのけたが、結末はこうだったということだ。それは正当か、不当かという問題ではないんだよ」
提供:goal.com
15日のリーガ最終節で本拠地バジェカスでのレバンテ戦を3−1で制したラージョだが、勝ち点1差をつけられていたスポルティング・ヒホンも勝利したため、降格圏から脱出できなかった。
降格に際して、気になるのはP・ヘメス監督の去就である。ラージョというスモールチームで超攻撃的サッカーを実践し、スペイン代表監督に推す声すら存在するスペインのカリスマ指揮官であるために、引く手数多であることが予想される。
しかしながら同指揮官は、今季限りで切れるラージョとの契約を延長する意思があることを強調。レバンテ戦後、次のようにコメントしている。
「続投の扉は開いておく。クラブがスポーツ面において、私の求めるようなプロジェクトを有しているならね。それは金の問題では断じてない。スポーツ面における確固としたビジョンがあるならば、続ける可能性はある」
P・ヘメス監督は一方で、降格という結末にかかわらず、ラージョ関係者が胸を張らなければならないことを説いた。
「悲しむべき瞬間ではあるが、一方で誇りを感じるべき瞬間でもあるんだよ。私はファンを含めて、すべてを誇らしく感じている。ラジスタ(ラージョファン)は2部ではなく、間違いなくリーガ1部にふさわしいファンだ」
「ロッカールームは静寂が支配しているが、これほどに悲痛な沈黙があるとは知らなかった。ロッカールームの雰囲気は、すべてのファンの感傷を表すものだろう。我々は素晴らしいこともやってのけたが、結末はこうだったということだ。それは正当か、不当かという問題ではないんだよ」
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