カオスなシーズンを過ごしたパレルモが残留! 退団するディ・ナターレ&クローゼがPK弾で締めくくる《セリエA》
2016.05.16 05:48 Mon
▽セリエA最終節が15日に行われ、降格する最後の1チームが決定した。
▽後半に入っても、カルピは2点のリードを保持していく。すると迎えた77分、この試合がウディネーゼでのラストゲームとなるディ・ナターレが登場。この直後にPKを獲得すると、投入直後のディ・ナターレが確実に沈め、トニと同じように退団するベテランFWがゴールで自身のラストを祝った。結局、試合はこのまま終了。カルピがウディネーゼを2-1で下した。
▽一方、勝てば自力で残留を決められるパレルモは、すでに降格が決定している最下位のヴェローナを本拠地のレンツォ・バルベーラに迎えた。試合は拮抗した展開が続く中、28分にボックス手前でボールを受けたフランコ・バスケスが左足のシュートをゴール右隅に突き刺し、パレルモが先制に成功する。
▽同点にされたパレルモだったが、すぐさま勝ち越す。51分、右サイドからボールが送られると、捨て身でゴール前に飛び込んだマレスカが頭で合わせてゴールにねじ込んだ。さら64分、右サイドからのクロスをジラルディーノがヘディングで決め、パレルモが一気に2点差とした。
▽84分にピサーノのゴールでヴェローナに1点を返されたものの、このまま逃げ切ったパレルモが3-2で勝利。この結果、ザンパリーニ会長による9度の監督交代というカオスなシーズンを送ったパレルモが、土壇場で残留を勝ち取った。セリエA初挑戦のカルピは、最後まで奮闘しながらも降格となった。
▽なお、同時刻に行われたラツィオvsフィオレンティーナは、2-4でフィオレンティーナが勝利。ラツィオは今季限りで退団するクローゼのラストゲームを勝利で飾ることができなかったが、そのクローゼはディ・ナターレと同様にPKでゴールを挙げている。一方、最終節で勝利したフィオレンティーナだが、3月以降の11試合でわずか2勝と後半戦での失速が顕著だった。
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▽最終節を前に残り1枠となったセリエAの残留争いは、勝ち点1差で17位のパレルモ(勝ち点36)と18位のカルピ(勝ち点35)の2チームに絞られていた。勝ってパレルモの結果を待ちたいカルピは、ディ・ナターレが今季限りで退団するウディネーゼとのアウェイゲーム。なお、ディ・ナターレは無事にベンチ入りを果たした。▽立ち上がりからウディネーゼに押し込まれる時間が続いたカルピだったが、徐々に盛り返し始めると、36分にヴェルディがPKを沈めて先制。この直後に主審への暴言でテローが退場となると、数的優位になったカルピは38分、ドリブルでボックス内まで持ち込んだヴェルディが左足のシュートを決めて追加点を奪った。▽一方、勝てば自力で残留を決められるパレルモは、すでに降格が決定している最下位のヴェローナを本拠地のレンツォ・バルベーラに迎えた。試合は拮抗した展開が続く中、28分にボックス手前でボールを受けたフランコ・バスケスが左足のシュートをゴール右隅に突き刺し、パレルモが先制に成功する。
▽34分には衝突したモルガネッラとヴショウェクが揃って一発退場。そこから試合は10人対10人となるも、後半の開始早々に再び動く。48分、ボックス手前右のヴィヴィアーニが右足で抑えたシュートをゴール左隅に突き刺し、ヴェローナが追いついた。
▽同点にされたパレルモだったが、すぐさま勝ち越す。51分、右サイドからボールが送られると、捨て身でゴール前に飛び込んだマレスカが頭で合わせてゴールにねじ込んだ。さら64分、右サイドからのクロスをジラルディーノがヘディングで決め、パレルモが一気に2点差とした。
▽84分にピサーノのゴールでヴェローナに1点を返されたものの、このまま逃げ切ったパレルモが3-2で勝利。この結果、ザンパリーニ会長による9度の監督交代というカオスなシーズンを送ったパレルモが、土壇場で残留を勝ち取った。セリエA初挑戦のカルピは、最後まで奮闘しながらも降格となった。
▽なお、同時刻に行われたラツィオvsフィオレンティーナは、2-4でフィオレンティーナが勝利。ラツィオは今季限りで退団するクローゼのラストゲームを勝利で飾ることができなかったが、そのクローゼはディ・ナターレと同様にPKでゴールを挙げている。一方、最終節で勝利したフィオレンティーナだが、3月以降の11試合でわずか2勝と後半戦での失速が顕著だった。
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