古林のAT弾で名古屋が下位対決をドローに持ち込む 甲府は公式戦7試合未勝利…《J1》
2016.05.14 21:15 Sat
▽14日に山梨中銀スタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ・1stステージ第12節のヴァンフォーレ甲府vs名古屋グランパスは、2-2のドローに終わった。
▽前節の横浜F・マリノス戦(2-2)に引き分けて、公式戦6試合未勝利の13位・甲府は、2選手を変更。津田、新里に代えてスリーバックに土屋、畑尾を起用した。一方、前節のヴィッセル神戸戦(0-1)に敗れ、連勝を逃した12位・名古屋は2選手を変更。古林、和泉に代えて、野田、矢田を起用した。
▽試合は4分に、敵陣中央左から得たFKでクリスティアーノが鋭い右足のシュートを放つなど、良い入りを見せたホームの甲府。しかし、シモビッチの高さを起点とした攻撃を見せる名古屋に、徐々に押し込まれていく。
▽前半終盤まで試合はやや停滞していたが、37分に両チームがゴールに近づく。まずは甲府が右CKからショートコーナーを選択。ボックス手前でクリスティアーノが右足を振り抜くも、これはGK武田の正面をついた。すると、ここから名古屋がカウンターを発動。右サイドから矢田がグラウンダーのクロスを入れるが、ファーに走り込んだシモビッチにはわずかに合わず、ゴールレスのまま試合を折り返した。
▽迎えた後半、甲府が早々に均衡を破る。49分に右サイドでクリスティアーノのクロスを熊谷がトラップ。これがボックス内で田中の目の前に転がると自ら右足を振り抜き、ゴールネットを揺らして先制した。
▽追い詰められた名古屋は、シモビッチや途中投入の川又を狙ってクロスを次々に放り込んでいくと、80分に1点を返す。田口の右CKから中央でシモビッチが頭で合わせてゴールネットを揺らしてスコアを2-1とした。
▽連敗は避けたい名古屋は92分に同点に追いつく。左サイドから竹内が右足でクロスを入れると、ボックスで古林が頭で押し込み、同点に追い付き、試合は2-2のドローまま終了。土壇場で勝利を取りこぼした甲府は公式戦7試合未勝利の一方、2点のビハインドから同点に追いついた名古屋がリーグ戦で連敗は逃れた。
▽前節の横浜F・マリノス戦(2-2)に引き分けて、公式戦6試合未勝利の13位・甲府は、2選手を変更。津田、新里に代えてスリーバックに土屋、畑尾を起用した。一方、前節のヴィッセル神戸戦(0-1)に敗れ、連勝を逃した12位・名古屋は2選手を変更。古林、和泉に代えて、野田、矢田を起用した。
▽試合は4分に、敵陣中央左から得たFKでクリスティアーノが鋭い右足のシュートを放つなど、良い入りを見せたホームの甲府。しかし、シモビッチの高さを起点とした攻撃を見せる名古屋に、徐々に押し込まれていく。
▽迎えた後半、甲府が早々に均衡を破る。49分に右サイドでクリスティアーノのクロスを熊谷がトラップ。これがボックス内で田中の目の前に転がると自ら右足を振り抜き、ゴールネットを揺らして先制した。
▽このゴールで勢いが増した甲府は、クリスティアーノを中心に攻勢を続けると68分に追加点を奪う。ドリブルで仕掛けた森のパスを受けたクリスティアーノがボックス左でシュート。これはGKに阻まれるが、ルーズボールに松橋が飛び込み頭でゴールネットを揺らし、リード2点差に広げた。
▽追い詰められた名古屋は、シモビッチや途中投入の川又を狙ってクロスを次々に放り込んでいくと、80分に1点を返す。田口の右CKから中央でシモビッチが頭で合わせてゴールネットを揺らしてスコアを2-1とした。
▽連敗は避けたい名古屋は92分に同点に追いつく。左サイドから竹内が右足でクロスを入れると、ボックスで古林が頭で押し込み、同点に追い付き、試合は2-2のドローまま終了。土壇場で勝利を取りこぼした甲府は公式戦7試合未勝利の一方、2点のビハインドから同点に追いついた名古屋がリーグ戦で連敗は逃れた。
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