P・ヘメス、バレンシア行きの報道に憤慨 「シンガポールでの会合は嘘だ」

2016.05.12 00:05 Thu
ラージョのパコ・ヘメス監督に、バレンシアを指揮する希望はなさそうだ。P・ヘメス監督はチームが2部に降格したとしても、自身には続投の意思があると強調している。

ラージョはリーガエスパニョーラ最終節を前にして19位に位置している。残留圏内の17位ヘタフェとは勝ち点1差となっており、最終節で逆転できなければ2部降格が決定する。

チームが残留争いに身を投じる一方で、P・ヘメス監督に対してはバレンシアやデポルティボが来季の招へいを検討しているといわれる。スモールチームで攻撃サッカーを実践しながら、2012-13シーズンから4シーズン連続でラージョを1部に残留させ続けた手腕が高く評価されているのだ。

一部報道では、P・ヘメス監督がバレンシアのオーナーであるピーター・リム氏と同氏の地元シンガポールで会合を行ったことが伝えられていた。だがP・ヘメス監督は11日に公式会見を開き、こう主張した。

「私がシンガポールでバレンシアのオーナーと話し合ったというのは、嘘だ。デポルティボの会長と接触したというのもね。この4年間、多くのクラブが私と関連付けされてきた。私は噂が立つことには理解を示す。しかし、嘘を理解しようとは思わない」

P・ヘメス監督は記者陣に自身のパスポートを渡し、シンガポール入りの足跡が残されていないことを証明した。そして、以下のように続けている。

「私は月曜日に(ラージョの)会長と話した。クラブが希望するのなら、私を監督の候補として考えてほしいと言ったよ。1部に残留しても、2部に降格してもだ。それは私の続投を意味するものではない。続投する可能性がなくなれば、大人しく荷物をまとめて出て行くさ」

「明確に発言しなければ、それはまるで事実かのように扱われる。『怯えながら1部に残留するより、堂々と2部に落ちることを選ばせてもらう』。私はそう言ったはずだ。それはラージョのことを示していたんだ。他チームのことではない」


提供:goal.com

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