パレルモ会長の挑発が口火? セリエ残留争いで会長たちが舌戦
2016.05.10 14:55 Tue
エラス・ヴェローナとフロジノーネの降格が決まったセリエAは、パレルモとカルピが最終節で生き残りを争う。その両クラブの会長が舌戦を繰り広げた。
17位のパレルモは18位のカルピに勝ち点1差をつけている。最終節で勝てば残留が決定だ。だが、勝ち点3を得なければ、カルピ次第で降格となる。
いずれにしても、残留争いの行方はまだ決まっていない。だが、パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長はイタリアメディアで、「残留を勝ち取ってくれた選手たちと(ダヴィデ・)バッラルディーニ監督に感謝している」と述べた。
さらに、ザンパリーニ会長は先日、フロジノーネと対戦したヴェローナの選手たちがあえて失点したかのような発言をしたことについて、「ずる賢く騒動」を起こすことで「優れた審判が割り当てられるようにした」とも続けている。
これに対し、カルピのステファノ・ボナチーニ会長は最終節でパレルモと対戦するヴェローナの名前を出して次のように述べた。
「我々は沈黙を保ち、ピッチに語らせた。ザンパリーニは先日、ヴェローナを非難している。次はヴェローナがパレルモ戦でミラン戦やユヴェントス戦のようなプレーをするかどうかをみようじゃないか。我々は何もプレゼントをしてもらっていない。降格に値するなら受け入れる。だが、それぞれが試合をしなければいけない」
すると、このボナチーニ会長の発言に、ヴェローナのマウリツィオ・セッティ会長も反応した。
「何をすべきかはよく分かっているし、我々はいつもどおりに自分たちの道のりを大事にする。誰にもフェアプレーのレッスンを施してもらう必要はない」
ザンパリーニ会長もボナチーニ会長の発言について、カルピと最終節で対戦するウディネーゼにもメッセージを送っている。
「ウディネーゼがやるべきことをやるように願っているよ。ボナチーニがヴェローナに呼びかけるだけでは意味がない。私もポッツォ(ウディネーゼオーナー)に呼びかけておく」
生き残るのは、パレルモか、カルピか。最終節は15日に行われる。
提供:goal.com
17位のパレルモは18位のカルピに勝ち点1差をつけている。最終節で勝てば残留が決定だ。だが、勝ち点3を得なければ、カルピ次第で降格となる。
いずれにしても、残留争いの行方はまだ決まっていない。だが、パレルモのマウリツィオ・ザンパリーニ会長はイタリアメディアで、「残留を勝ち取ってくれた選手たちと(ダヴィデ・)バッラルディーニ監督に感謝している」と述べた。
さらに、ザンパリーニ会長は先日、フロジノーネと対戦したヴェローナの選手たちがあえて失点したかのような発言をしたことについて、「ずる賢く騒動」を起こすことで「優れた審判が割り当てられるようにした」とも続けている。
これに対し、カルピのステファノ・ボナチーニ会長は最終節でパレルモと対戦するヴェローナの名前を出して次のように述べた。
「我々は沈黙を保ち、ピッチに語らせた。ザンパリーニは先日、ヴェローナを非難している。次はヴェローナがパレルモ戦でミラン戦やユヴェントス戦のようなプレーをするかどうかをみようじゃないか。我々は何もプレゼントをしてもらっていない。降格に値するなら受け入れる。だが、それぞれが試合をしなければいけない」
すると、このボナチーニ会長の発言に、ヴェローナのマウリツィオ・セッティ会長も反応した。
「何をすべきかはよく分かっているし、我々はいつもどおりに自分たちの道のりを大事にする。誰にもフェアプレーのレッスンを施してもらう必要はない」
ザンパリーニ会長もボナチーニ会長の発言について、カルピと最終節で対戦するウディネーゼにもメッセージを送っている。
「ウディネーゼがやるべきことをやるように願っているよ。ボナチーニがヴェローナに呼びかけるだけでは意味がない。私もポッツォ(ウディネーゼオーナー)に呼びかけておく」
生き残るのは、パレルモか、カルピか。最終節は15日に行われる。
提供:goal.com
エラス・ヴェローナの関連記事
セリエAの関連記事
|
エラス・ヴェローナの人気記事ランキング
1
元イタリア代表FWチェルチ、アトレティコ時代を回想…「時間を戻せるならアトレティコには行かない」
▽ヴェローナ所属の元イタリア代表FWアレッシオ・チェルチが、泣かず飛ばすに終わったアトレティコ・マドリー時代を振り返った。スペイン『アス』がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でのインタビューを引用して伝えている。 ▽ローマ下部組織出身のチェルチは、2014年夏にトリノからアトレティコ・マドリーに加入した。しかし、出場機会を得られず、2015年冬にミランにレンタル移籍を果たしたが、そこでも定位置を確保に失敗。さらに、カジノに通っていたことが発覚するなどプライベートでの素行不良も災いし、ミランから放出された。2016年1月のジェノアへのレンタル移籍を経て、昨シーズンはアトレティコに戻ったが、ケガの影響もあり完全に戦力外扱い。出場時間はわずか41分に留まり、シーズン終了時に契約満了となっていた。 ▽10日、昨シーズンにセリエA昇格を決めたヴェローナへ加入したチェルチは、不振に終わったアトレティコ時代について、「論争を引き起こしたくない」と前置きしつつも「時間が過去に戻ったらアトレティコには行かない」と過去の過ちを悔やんだ。 「物語はスタートから悪いものだった。トリノの処理が遅れ、まったく準備ができずに9月1日にマドリードに着いたんだ。多くのことが起こったよ。ただ、僕は論争を引き起こしたくはない」 「もし時間が過去に戻ったらアトレティコには行かないだろうね。僕にとっては大きな犠牲になった決断だったよ。個人的にもあまりに多くのモノを失ってしまった。多くの愛情を与えてくれ、僕のスペイン行きを反対してくれていたトリノのファンをね。僕はキャリアを上げるためにチャンピオンズリーグでプレーしたかったんだ」 ▽それでもチェルチは、今シーズンに向けて前向きな姿勢を示した。「数年で失ったものを取り戻したい」と新天地でのプレーに目を輝かせている。 「ここ数年で失ったものを取り戻したいと思っているよ。1年半、僕はしっかりと試合に出場することができなかった。観客として過ごした2年後、今はトレーニングの後に足の痛みを感じることが嬉しいんだ」 2017.07.24 17:49 Mon2
ミランがヴェローナの2選手を狙う? ナポリ、ローマと争奪戦か
ミランが、エラス・ヴェローナに所属する2人の選手の獲得を狙っているようだ。 イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ミランが狙うのは、U-21イタリア代表DFマッテオ・ロヴァト(21)とイタリア代表MFマッティア・ザッカーニ(25)とのことだ。 しかし、ザッカーニに関してはナポリも興味を持っているとのこと。ザッカーニ本人は2022年にヴェローナとの契約が満了を迎えるが、延長する意思はないとのこと。今シーズン終了後にも移籍するとみられている。 一方でロヴァトに関しては、ローマが獲得を狙っており、1300万ユーロ(約16億8000万円)のオファーを出しているとされている。なお、ロヴァトとヴェローナは2024年6月まで契約を残している。 ロヴァトは今シーズンのセリエAでセンターバックとして20試合に出場。ザッカーニは中盤で出場しており、今シーズンはセリエAで24試合に出場し5ゴール7アシストとチームの攻撃を牽引している。 ミランは7日にヴェローナと対戦。パオロ・マルディーニら幹部は、両選手のプレーぶりをしっかりとチェックすることになるようだ。 2021.03.06 21:45 Sat3
ホーム最終戦をドローで終えたナポリはCL出場権獲得ならず…《セリエA》
ナポリは23日、セリエA最終節でヴァローナと対戦し1-1の引き分けに終わった。 8試合負けなしと絶好調のナポリが、8試合勝利なしと不調の10位ヴェローナ(勝ち点44)をホームに迎えた一戦。チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指すナポリは、前節のスタメンからポリターノをロサーノに変更した以外は同じスタメンを起用した。 立ち上がりから一進一退の展開が続く中、ナポリは33分に最初のチャンスを迎える。ボックス右でボールを受けたロサーノの折り返しをボックス右手前で受けたインシーニェがカットインからコントロールショットを放ったが、これはわずかに左に逸れた。 ナポリは42分にも、ボックス右から仕掛けたロサーノがゴールに迫ったが、シュートはゴール右上に外れ、前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半も膠着状態が続いたが、ナポリがセットプレーから待望の瞬間を迎える。60分、ジエリンスキの右CKをラフマニが頭で合わせると、ゴール前のオシムヘンに当たったこぼれ球を再びラフマニが押し込んだ。 先制したナポリだったが69分、一瞬の隙からヴェローナに同点を許してしまう。自陣ペナルティーアークで獲得したFKからギュンターがロングフィードを供給すると、抜け出したファラオーニがボックス右からシュート。左ポストに当たったボールはゴールネットに吸い込まれた。 追いつかれたナポリは、72分にジリエンスキとヒサイを下げてメルテンスとマリオ・ルイを投入。すると75分、右CKの二次攻撃からボックス左でパスを受けたメルテンスがシュート。意表を突くニアへのシュートは左サイドネットに外れた。 その後も猛攻を仕掛けたナポリだが、最後まで追加点は生まれず。試合は1-1でタイムアップ。同日に行われた5位ユベントス(勝ち点75)が勝利したため、、5位へ後退したナポリは来季のCL出場権を逃した。 2021.05.24 05:57 Mon4
ヴェローナがガブリエレ・チオフィ氏を新監督に招へい! 今季途中からウディネーゼを指揮
ヴェローナは14日、ガブリエレ・チオフィ氏(46)を新指揮官に招へいしたことを発表した。契約期間は2年間となる。 今シーズンのセリエAを14勝11分け10敗の9位で終えたヴェローナだが、5月末にシーズン途中に就任したイゴール・トゥドール監督との契約解除を発表していた。 そして、クラブは、今シーズン終了までウディネーゼを率いていたナフティ氏の招へいを決断した。 現役時代にスペツィアやノヴァーラ、トリノでプレーしたチオフィ氏は、現役引退後の2013年からセリエDのガヴォッラーノで監督業をスタート。その後はユース監督やアシスタントコーチを歴任。2020年の夏からはルカ・ゴッティ監督のコーチとしてウディネーゼに加入。 昨年12月に解任されたゴッティ監督の後任としてウディネーゼの暫定監督の就任すると、セリエA22試合で8勝7分け7敗の戦績を残し、過去2年を上回る12位でシーズンを終えていた。 2022.06.14 23:10 Tue5