レーティング:レアル・マドリー 3-2 バレンシア《リーガエスパニョーラ》

2016.05.09 02:04 Mon
Getty Images
▽リーガエスパニョーラ第37節が8日に行われ、2位のレアル・マドリーが9位のバレンシアを本拠地のサンチャゴ・ベルナベウに迎えた一戦は、3-2でマドリーが勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
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▽レアル・マドリー採点
GK
13 カシージャ 6.5
後半に入って好守を連発し、勝利に大きく貢献した
DF
23 ダニーロ 6.0
タイミングの良い攻撃参加から質の高いクロスでチャンスメークを図った

2 ヴァラン 6.0
無理の利く対応で相手の攻撃を阻止した

4 セルヒオ・ラモス 5.5
アルカセルのマークを外してピンチを招くこともあったが、それ以外では安定していた
12 マルセロ 6.0
巧みな攻撃参加を披露。C・ロナウドの先制点をアシストした

MF
10 ハメス・ロドリゲス 5.5
スルーパスでC・ロナウドの2点目をアシストしたが、総体的にはあまり目立たなかった

14 カゼミロ 6.0
リスクマネジメントを徹底し、攻守に安定したパフォーマンスを披露

8 クロース 5.5
正確な長短のパスで試合を作った。注意不足でバイタルエリアをカバーできずロドリゴにゴールを許す

FW
18 L・バスケス 5.5
右サイドで精力的な動きを見せたが、チャンスで決めきることができなかった

(→ヘセ・ロドリゲス -)

9 ベンゼマ 6.0
C・ロナウドのクロスに合わせたシーンはオフサイドだったかもしれないが、その直後のこぼれ球を運良く呼び込んで追加点を奪取。ボックス内でうまくフリーになって数回フィニッシュに持ち込んだ

(→コバチッチ 5.5)
インサイドハーフに入って淡々とプレー

7 C・ロナウド 7.0
圧巻の決定力で2ゴールを記録。チームを勝利に導いた

(→アルベロア -)
今季限りでの退団が決定していた中、ホーム最終戦で登場し、サポーターからの暖かい歓声を受ける

監督
ジダン 5.5
相手に反撃されながらも何とか勝ちきって優勝に望みをつないだ

▽バレンシア採点
GK
1 ジエゴ・アウベス 6.5
3失点を喫するも、それ以上にビッグセーブを何度も見せた

DF
19 バラガン 5.5
最後まで守備重視のプレーだった

5 ムスタフィ 6.0
ボックス内で強さを見せて何とか相手の攻撃を防いだ

23 アブデヌール 5.0
懸命に跳ね返すも、C・ロナウドに対応しきれず先制点を許す。追加点を奪われたシーンで負傷し、ハーフタイムに交代となった

(→サンティ・ミナ 6.0)
攻撃センスの高さでチャンスを演出した

6 シケイラ 5.5
高い位置を取れずに守備に追われたが、大事に至らず

MF
10 パレホ 6.0
要所でさすがのプレーを見せて見せ場を作った

15 E・ペレス 6.0
前半はアンカー、後半からセンターバックの位置でプレー。技術と戦術眼の高さで役割をこなした

(→ピアッティ -)

18 ハビ・フエゴ 6.0
激しい守備で最後まで戦っていた

FW
2 カンセロ 5.0
本職より前目の右ウイングでプレーし、マルセロを監視。しかし、消極的なプレーに終始した

(→アンドレ・ゴメス 6.5)
後半からの出場でチームに流れをもたらし、見事なシュートを決めた

9 アルカセル 5.0
決定機でパスを選択するなど、前線で存在感を示すことができなかった

17 ロドリゴ・モレノ 6.0
正確なシュートでゴールを記録し、動き出しの良さで決定機にも絡んだ。スローインを手でキャッチした影響か、もしくは主審に暴言を吐いた影響か、原因不明の退場となる

監督
アジェスタラン 6.0
積極的な交代策で見事な反発力を見せた

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
C・ロナウド(レアル・マドリー)
▽抜群の決定力で訪れたチャンスをゴールに結びつけた。エースに相応しい活躍で優勝に望みつなげた。

レアル・マドリー 3-2 バレンシア
【レアル・マドリー】
C・ロナウド(前26)
ベンゼマ(前42)
C・ロナウド(後14)
【バレンシア】
ロドリゴ・モレノ(後10)
アンドレ・ゴメス(後36)

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