高山が意地の一発!! 湘南が神奈川ダービーを制して今季初勝利!!《J1》
2016.04.30 20:54 Sat
▽30日に日産スタジアムで明治安田生命J1リーグ・1stステージ第9節の横浜F・マリノスvs湘南ベルマーレが行われ、1-0で勝利した湘南が今季初勝利を飾った。
▽前節の広島戦で7試合ぶりとなる黒星を喫した横浜FM。上位陣に引き離されないためにも連敗は避けたい一戦で、守備の要であるファビオが出場停止となっている。また、マルティノスは肉離れで離脱しており、両者に代えて新井と遠藤がスタメンに名を連ねた。前線では、カイケに代わって富樫がスタメン出場を果たしている。
▽前節の大宮戦で敗れた湘南は、リーグ戦未勝利が続き、現在は5連敗中。今節では、4バックを採用し[4-3-3]で臨んだ。また、端戸、藤田、長谷川アーリアジャスール、奈良輪らかつて横浜FMでプレーした選手たちが揃って先発に名を連ねた。古巣を相手にどういう活躍を見せるかに注目が集まる。
▽互いに譲れない“神奈川ダービー"は、キックオフのボールを奪った湘南が最初のチャンスを作る。右サイドでボールを運んだ高山がグラウンダーのクロスを入れるも、ここは小林が体を張ってボールをカットした。すると横浜FMは3分、中町がボールを持ちプレスが緩いと見ると、すかさずミドルシュートを放つなど、両チームともにアグレッシブな入りとなった。
▽その後も湘南が持ち味の運動量を活かした前線からのプレスを仕掛けて高い位置でボールを奪いにかかる。横浜FMは両サイドを使いながら湘南の守備を広げつつ、左サイドの齋藤を使って深さを取りにいった。
▽お互いにゴールを奪えないまま迎えた43分、横浜FMは中澤のインターセプトからカウンターを開始。左サイドでボールを持った中村のスルーパスからニアサイドに入った遠藤がシュートに持ち込む。GK村山を越えたボールは、ゴールマウスに転がるも右ポストを直撃し、これをGK村山がセーブ。ビッグチャンスを迎えた横浜FMだったが、スコアを動かすことはできずに試合を折り返した。
▽お互いに交代なしで迎えた後半は46分に浮き球のボールに対して、いち早く反応した長谷川がシュートに持ち込む。ボールは大きく枠を外れたが、湘南が勢いを持った入りを見せた。すると48分、右サイドでパス交換から横浜FMの守備を掻い潜ると、菊池のスルーパスに抜け出した高山がゴールマウスの右上隅に蹴り込み、湘南が先制に成功した。
▽追いかける展開となった横浜FMは57分に富樫を下げてカイケを投入。さらに58分には喜田を下げて兵藤を投入しゴールを目指す。一方の湘南すぐさまは、長谷川を下げてパウリーニョを送り込むなど、両監督の采配も慌ただしくなる。
▽ゴールが欲しい横浜FMだが、湘南の集中した守りを崩しきれない。66分には齋藤が左サイドから切り崩してチャンスを作り出すもシュートまで持ち込めない。68分には再び齋藤が左サイドからカットインしてシュートを放つ。するとこれがパウリーニョの手に当たって、横浜FMがPKを獲得。しかしカイケのシュートはGK村山に完璧に読まれて、横浜FMはこの絶好のチャンスも決めきれない。
▽するとチョウ・キジェ監督は、途中出場のパウリーニョを下げて下田を送り込む。横浜FMは下平を下げて伊藤を投入し、遠藤をサイドバックに下げる攻撃的な采配に出た。しかしそれでも湘南の守備を崩せずにいると、湘南はハムストリングを痛めた藤田に代えてディフェンダーの島村を送り込みさらに守備を固める。
▽終盤は横浜FMが湘南を押し込んで攻め続けるが、湘南は全選手が自陣に戻り、横浜FMのシュートに対して体を張ってブロックする。するとアディショナルタイム4分も守りきった湘南がそのまま1-0で逃げ切って今季初勝利。さらに日産スタジアムで横浜FMを相手に初勝利を挙げた。敗れた横浜FMは、今季初の連敗となり上位陣から遅れを取ることになった。
▽前節の広島戦で7試合ぶりとなる黒星を喫した横浜FM。上位陣に引き離されないためにも連敗は避けたい一戦で、守備の要であるファビオが出場停止となっている。また、マルティノスは肉離れで離脱しており、両者に代えて新井と遠藤がスタメンに名を連ねた。前線では、カイケに代わって富樫がスタメン出場を果たしている。
▽互いに譲れない“神奈川ダービー"は、キックオフのボールを奪った湘南が最初のチャンスを作る。右サイドでボールを運んだ高山がグラウンダーのクロスを入れるも、ここは小林が体を張ってボールをカットした。すると横浜FMは3分、中町がボールを持ちプレスが緩いと見ると、すかさずミドルシュートを放つなど、両チームともにアグレッシブな入りとなった。
▽その後も湘南が持ち味の運動量を活かした前線からのプレスを仕掛けて高い位置でボールを奪いにかかる。横浜FMは両サイドを使いながら湘南の守備を広げつつ、左サイドの齋藤を使って深さを取りにいった。
▽横浜FMは15分、中村が中盤でマークを外して右サイドに展開。攻め上がった小林のクロスを、ボックス内の富樫がボレーで合わせる。しかしここはブロックに入った坪井が体ではじき出して、シュートを枠に飛ばせなかった。対する湘南も21分に石川がパス交換で攻め上がってボックス外からシュートを放つが、ここはGK飯倉の正面となった。
▽お互いにゴールを奪えないまま迎えた43分、横浜FMは中澤のインターセプトからカウンターを開始。左サイドでボールを持った中村のスルーパスからニアサイドに入った遠藤がシュートに持ち込む。GK村山を越えたボールは、ゴールマウスに転がるも右ポストを直撃し、これをGK村山がセーブ。ビッグチャンスを迎えた横浜FMだったが、スコアを動かすことはできずに試合を折り返した。
▽お互いに交代なしで迎えた後半は46分に浮き球のボールに対して、いち早く反応した長谷川がシュートに持ち込む。ボールは大きく枠を外れたが、湘南が勢いを持った入りを見せた。すると48分、右サイドでパス交換から横浜FMの守備を掻い潜ると、菊池のスルーパスに抜け出した高山がゴールマウスの右上隅に蹴り込み、湘南が先制に成功した。
▽追いかける展開となった横浜FMは57分に富樫を下げてカイケを投入。さらに58分には喜田を下げて兵藤を投入しゴールを目指す。一方の湘南すぐさまは、長谷川を下げてパウリーニョを送り込むなど、両監督の采配も慌ただしくなる。
▽ゴールが欲しい横浜FMだが、湘南の集中した守りを崩しきれない。66分には齋藤が左サイドから切り崩してチャンスを作り出すもシュートまで持ち込めない。68分には再び齋藤が左サイドからカットインしてシュートを放つ。するとこれがパウリーニョの手に当たって、横浜FMがPKを獲得。しかしカイケのシュートはGK村山に完璧に読まれて、横浜FMはこの絶好のチャンスも決めきれない。
▽するとチョウ・キジェ監督は、途中出場のパウリーニョを下げて下田を送り込む。横浜FMは下平を下げて伊藤を投入し、遠藤をサイドバックに下げる攻撃的な采配に出た。しかしそれでも湘南の守備を崩せずにいると、湘南はハムストリングを痛めた藤田に代えてディフェンダーの島村を送り込みさらに守備を固める。
▽終盤は横浜FMが湘南を押し込んで攻め続けるが、湘南は全選手が自陣に戻り、横浜FMのシュートに対して体を張ってブロックする。するとアディショナルタイム4分も守りきった湘南がそのまま1-0で逃げ切って今季初勝利。さらに日産スタジアムで横浜FMを相手に初勝利を挙げた。敗れた横浜FMは、今季初の連敗となり上位陣から遅れを取ることになった。
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