途中出場のチチャリートが1G1A、ヴォルフスブルクに快勝したレバークーゼンが暫定4位浮上《ブンデスリーガ》
2016.04.02 05:33 Sat
▽1日にバイ・アレーナで行われたブンデスリーガ第28節のレバークーゼンvsヴォルフスブルクは、レバークーゼンが3-0で勝利を収めた。
▽CL出場権獲得に向けて上位進出を目指す6位レバークーゼン(勝ち点42)と8位ヴォルフスブルク(勝ち点38)の強豪対決。2連勝中のレバークーゼンは、昨年10月から負傷離脱していた主将のL・ベンダーが先発に復帰し、2列目に右からベララビ、チャルハノール、ブラントを並べた。また、移籍直後の昨年8月にアキレス腱断裂の重傷を負ったアランギスがベンチ入りを果たしている。
▽一方、来週のミッドウィークにCL準々決勝1stレグのレアル・マドリー戦が控えるヴォルフスブルクは、度重なる問題行動によりドイツ代表から外れたクルーゼを最前線に置く[4-2-3-1]を採用。2列目には右からヴィエイリーニャ、ドラクスラー、シュールレが並んだ。
▽立ち上がりから互いに直線的にゴールを目指す中で、徐々にヴォルフスブルクがポゼッションを高めていった。しかし、チャンスを作り切れずにいると、レバークーゼンも盛り返したため、試合は拮抗した展開で推移していく。
▽すると、ホームチームがこう着した状況を打破する。27分、キースリンクがフィードに競り勝つと、左サイドでボールを受けたブラントが中央に入り込んでチャンルハノールとワンツー。ボックス中央でリターンを受けたブラントは右足のシュートをゴール左隅に流し込んだ。
▽迎えた後半、1点を追うヴォルフスブルクは右サイドバックのトレーシュに代えてアタッカーのブルーノ・エンリケを右サイドハーフに投入。ヴィエイリーニャを右サイドバックに下げ、より攻撃的な布陣で反撃を目指した。
▽しかし、後半最初のチャンスもレバークーゼン。48分、チャルハノールが際どいミドルシュートを放ったが、これは惜しくも枠の右に外れた。リードを保つレバークーゼンは60分、L・ベンダーを下げてエルナンデスを投入し、キースリンクとの2トップに変更する。すると65分、クノッヘのトラップミスを突いてボールを奪ったエルナンデスがボックス左に侵入して左足でシュート。しかし、これはGKベナーリオの好守に阻止された。
▽それでもエルナンデスはさすがの決定的力で追加点を奪う。73分、敵陣の浅い位置でエルナンデスがダンテからボールを奪うと、そこから左サイドのベララビに展開。ボックス左角でボールを受けたエルナンデスは右足で放ったコントロールシュートをゴール右隅へ見事に決めた。
▽その後も意気消沈したヴォルフスブルクに対し、レバークーゼンが試合を決定付ける3点目を奪う。87分、エルナンデスの丁寧な落としからボックス手前の途中出場のユルチェンコが右足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。
▽3点差としたレバークーゼンはその直後、キースリンクに下げてアランギスを投入。重傷から回復したチリ代表MFが約8カ月ぶりにピッチに戻ってきた。試合はこのまま終了。快勝したレバークーゼンは3連勝を飾り、暫定でシャルケとボルシアMGを抜いて4位に浮上した。一方、良いところなく完敗したヴォルフスブルクは、5日後のCL準々決勝1stレグでレアル・マドリーをホームに迎える。
▽CL出場権獲得に向けて上位進出を目指す6位レバークーゼン(勝ち点42)と8位ヴォルフスブルク(勝ち点38)の強豪対決。2連勝中のレバークーゼンは、昨年10月から負傷離脱していた主将のL・ベンダーが先発に復帰し、2列目に右からベララビ、チャルハノール、ブラントを並べた。また、移籍直後の昨年8月にアキレス腱断裂の重傷を負ったアランギスがベンチ入りを果たしている。
▽一方、来週のミッドウィークにCL準々決勝1stレグのレアル・マドリー戦が控えるヴォルフスブルクは、度重なる問題行動によりドイツ代表から外れたクルーゼを最前線に置く[4-2-3-1]を採用。2列目には右からヴィエイリーニャ、ドラクスラー、シュールレが並んだ。
▽すると、ホームチームがこう着した状況を打破する。27分、キースリンクがフィードに競り勝つと、左サイドでボールを受けたブラントが中央に入り込んでチャンルハノールとワンツー。ボックス中央でリターンを受けたブラントは右足のシュートをゴール左隅に流し込んだ。
▽リードを許したヴォルフスブルクは31分、ドラクスラーのスルーパスからボックス左に抜け出したクルーゼが左足でシュートを放つも、左サイドネットに飛ばしてしまう。その後は攻勢に転じきれず、レバークーゼンの1点リードで前半を終えた。
▽迎えた後半、1点を追うヴォルフスブルクは右サイドバックのトレーシュに代えてアタッカーのブルーノ・エンリケを右サイドハーフに投入。ヴィエイリーニャを右サイドバックに下げ、より攻撃的な布陣で反撃を目指した。
▽しかし、後半最初のチャンスもレバークーゼン。48分、チャルハノールが際どいミドルシュートを放ったが、これは惜しくも枠の右に外れた。リードを保つレバークーゼンは60分、L・ベンダーを下げてエルナンデスを投入し、キースリンクとの2トップに変更する。すると65分、クノッヘのトラップミスを突いてボールを奪ったエルナンデスがボックス左に侵入して左足でシュート。しかし、これはGKベナーリオの好守に阻止された。
▽それでもエルナンデスはさすがの決定的力で追加点を奪う。73分、敵陣の浅い位置でエルナンデスがダンテからボールを奪うと、そこから左サイドのベララビに展開。ボックス左角でボールを受けたエルナンデスは右足で放ったコントロールシュートをゴール右隅へ見事に決めた。
▽その後も意気消沈したヴォルフスブルクに対し、レバークーゼンが試合を決定付ける3点目を奪う。87分、エルナンデスの丁寧な落としからボックス手前の途中出場のユルチェンコが右足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。
▽3点差としたレバークーゼンはその直後、キースリンクに下げてアランギスを投入。重傷から回復したチリ代表MFが約8カ月ぶりにピッチに戻ってきた。試合はこのまま終了。快勝したレバークーゼンは3連勝を飾り、暫定でシャルケとボルシアMGを抜いて4位に浮上した。一方、良いところなく完敗したヴォルフスブルクは、5日後のCL準々決勝1stレグでレアル・マドリーをホームに迎える。
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