ファンと口論になったラツィオMF、キレた理由は人種差別 「肌が黒いから何だ?」

2016.03.18 19:58 Fri
ラツィオMFオゲニー・オナジが、17日に起きたファンとの衝突について説明した。同選手は、人種差別とサッカーは別物だと訴えている。

ラツィオは17日、ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦2ndレグでスパルタ・プラハと対戦し、ホームで0−3と敗れた。これでラツィオはELから姿を消している。

この試合の不甲斐ない戦いぶりには、内外から批判が噴出している。ファンの怒りも強烈で、オナジは自身の車に乗り込む前に、1人のファンと口論している映像が出回った。

オナジはこの件について、自身のインスタグラムアカウントで説明。「スタジアムの外で僕が口論になっている映像が流れているけど、僕はその人間のことをファンとは呼ばない。その理由は、すぐにみんなも理解してくれるはずだ」と切り出し、こう続けた。

「あの人物は、『くそったれの黒人野郎』って叫んでいたんだ。僕の肌は黒い。だから何? 誇りに思っている。人種差別は本当にうんざりだよ」

「この数年、ラツィオファンは僕をよく扱ってくれる。真のファンはね。そういったことを僕に叫んでこない人たちだ。ファンなくして、サッカーは存在しないし、僕たち選手も存在できない。だから、それぞれが思ったことを言える。でも、これはサッカーの話じゃないんだ。そうさ、僕は黒人だ。誇りだよ」

オナジが腹を立てた理由は、十分に正当なものだったようだ。


提供:goal.com

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