レーティング:ヴォルフスブルク 1-0(AGG:4-2) ヘント《CL》

2016.03.09 06:50 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグのヴォルフスブルクvsヘントが8日にフォルクスワーゲン・アレーナで行われ、1-0でヴォルフスブルクが勝利した。この結果、2戦合計スコアを4-2としたヴォルフスブルクが初のベスト8進出を決めている。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽ヴォルフスブルク採点
GK
28 カスティールス 5.5
難しい枠内シュートは飛んでこなかった

DF
15 トレーシュ 6.0
後半にオーバーラップを増やして攻撃の起点に
31 クノッヘ 6.0
サイモンのスピードに対応

18 ダンテ 6.0
正確なフィードで攻撃の起点に。守備も危なげなし
34 R・ロドリゲス 6.0
攻守に安定していた

MF
23 ギラヴォギ 6.0
うまく攻撃に絡んでいった

22 グスタボ 6.0
後半はクムスを抑えた

27 アーノルド 5.5
やや攻守に中途半端な出来

(→ヴィエイリーニャ -)

FW
17 シュールレ 6.0
よく動いて決勝点を決めた

(→シェーファー -)

11 クルーゼ 6.0
流動的に動いて起点に

10 ドラクスラー 6.0
ポジションチェンジをしながら決勝点をアシスト

(→カリジウリ -)

監督
ヘッキング 6.0
危なげない試合運びで初のベスト8進出に導く

▽ヘント採点
GK
1 セルス 6.0
安定したゴールキーピングを見せた

DF
4 ラフィーニャ 5.5
前半は高い位置を取っていたが、後半はドラクスラーの対応に追われた

(→フォケ -)

23 ニールセン 6.0
ミトロビッチ不在の中、守備を統率

55 ゲルション 6.0
ソリッドな対応を続ける

21 アサレ 5.0
ドラクスラーの突破を許して失点の要因に。攻撃にも出られず

MF
19 デヤーゲレ 5.5
逆サイドのマットンよりはボールに絡んだ

14 クムス 6.0
とりわけ前半は確かなキープ力とパスセンスで攻撃を組み立てる

10 レナト・ネト 5.5
中盤のバランスを取った

8 マットン 5.0
攻撃面で違いを生み出したかった

(→サイエフ 5.0)
違いは生めず

FW
77 ミリチェビッチ 5.5
前半は右サイドからゴール前に侵入し、アクセントを付けた

27 サイモン 5.0
スピードは生かせなかった

(→クリバリ 5.5)
枠内シュートを1本浴びせる

監督
ファンハーゼブロウク 5.5
エースを外しての戦いだったが、攻撃面で良さは出なかった

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
シュールレ(ヴォルフスブルク)
▽好パフォーマンスを見せた選手のいない試合となった中、決勝点を決めたシュールレを選出。

ヴォルフスブルク 1-0 ヘント
【ヴォルフスブルク】
シュールレ(後29)
※2戦合計4-2でヴォルフスブルクがベスト8進出

ヴォルフスブルクの関連記事

レバークーゼンは22日、ブンデスリーガ第4節でヴォルフスブルクをホームに迎え、4-3で打ち勝った。 前節ホッフェンハイムに4発快勝としたレバークーゼンは3日前に行われたチャンピオンズリーグ初戦ではフェイエノールト相手に敵地で4発快勝。2試合連続4発と乗ってきたなか、フェイエノールト戦のスタメンから5選手を変更。ボ 2024.09.23 00:37 Mon
ホルシュタイン・キールは8月31日、ブンデスリーガ第2節でヴォルフスブルクをホームに迎え、0-2で敗れた。キールのFW町野修斗はフル出場している。 2-3で敗れたもののホッフェンハイムとの開幕節では町野が公式戦連発となるブンデス初ゴールを挙げたキールは、町野が[3-4-1-2]の2トップ左で先発となった。 2024.09.01 00:36 Sun
クリスタル・パレスは30日、ヴォルフスブルクのフランス人DFマクサンス・ラクロワ(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月までの5年間で、移籍金は1800万ポンド(約34億5000万円)とのこと。 ソショーでプロデビューを飾ったセンターバックのラクロワは、2020年8月にヴォルフスブルク 2024.08.31 07:45 Sat
マインツは28日、ヴォルフスブルクのドイツ人DFモリッツ・イェンツ(25)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「3」をつける。 センターバックのイェンツは、フルアムの下部組織出身で、ローザンヌ・スポルト、ロリアン、セルティック、シャルケでプレー。2023年7月にヴォルフスブルクに完全移籍で加入した。 2024.08.29 10:30 Thu
ヴォルフスブルクは28日、ドルトムントからトルコ代表MFサリフ・エズジャン(26)をレンタル移籍で獲得した。 ヴォルフスブルクへの移籍が決まったエズジャンは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「すごくいい話し合いの末に、こうしてヴォルフスブルクに来ることができて嬉しいよ。このクラブ、チームは間違いなく 2024.08.29 07:45 Thu

UEFAチャンピオンズリーグの関連記事

ピッチ上の働きに関しては、選手以上に多くの目を向けられ、時には批判対象として格好の餌食にもなってしまうレフェリー。ピッチ外でとんでもない事件を起こしていたことがわかった。 ポーランド『TVP World』によると、2024-25シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦でVAR(ビデオ・アシスタント・レフェ 2024.10.26 10:10 Sat
モロッコ代表FWアミヌ・アドリが左足のケガで年内欠場となった。所属元のレバークーゼンが24日に発表している。 アドリは23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節のブレスト戦に63分から出場したが、79分に相手DFに左足を削られる接触プレーで負傷。81分にマルタン・テリエとの交代を余儀なくされ 2024.10.25 08:02 Fri
モナコの日本代表FW南野拓実が、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節のベストイレブンに選出された。 22日に行われたツルヴェナ・ズヴェズダ戦で今シーズンのCL初ゴールを含む2ゴールに1アシストを記録し、5-1の勝利に貢献した南野は同試合でプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出される鮮烈な活躍 2024.10.25 05:30 Fri
RBライプツィヒは24日、オランダ代表MFシャビ・シモンズの負傷を発表した。 クラブの発表によると、シャビ・シモンズは左足首のじん帯を損傷したとのこと。数週間の離脱になることが決定したという。なお、治療法はまだ検討中であり、今後どういった選択をするか決まるという。 シャビ・シモンズは、パリ・サンジェルマン( 2024.10.24 23:55 Thu
マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが決めたアクロバティックな一撃にチームメイトも唖然だ。イギリス『BBC』が報じる。 シティは23日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でスパルタ・プラハをホームに迎え撃ち、5-0と圧勝。2連勝の3戦無敗でストレートインの3位に浮上した。 2024.10.24 19:15 Thu

ヴォルフスブルクの人気記事ランキング

1

神戸入りの噂も出た元仏代表MFギラヴォギが1年契約でマインツに加入!

マインツは25日、元フランス代表MFジョシュア・ギラヴォギ(33)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は2024年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。 マインツ加入を決断したギラヴォギは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「マインツへの移籍はヴォルフスブルク時代の知り合いであるマルティン・シュミットSDの紹介だった。ボー・スヴェンソン監督ともよく話をしたし、サッカーに対する考え方や僕がチームに与えられるものについて、似たような考えを持っていたんだ」 「僕はディフェンスが大好きだし、そのためにやってきたんだ。今は、チームのトレーニングを通じて、できるだけ早くチームに溶け込み、自分の経験を役立てたい」 これまでサンテチェンヌやアトレティコ・マドリー、ヴォルフスブルク、ボルドーでプレーしたギラヴォギは、7月にヴォルフスブルクを退団していた。 ブンデスリーガで207試合9ゴール4アシスト、リーグ・アンで118試合7ゴール8アシスト。チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグではそれぞれ16試合ずつプレーしている経験豊富な選手で、今夏には悲願のJ1制覇に向けて積極補強を行ったヴィッセル神戸が獲得に動いているとの報道もされていた。 マインツはブンデスの開幕5試合で4得点14失点と守備が崩壊。ここまで1分け4敗で最下位に沈んでおり、守備の改善を図るべく、センターバックでもプレー可能なギラヴォギの獲得を決めたようだ。 2023.09.25 23:45 Mon
2

【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.38“鬼軍曹マガト”日本人選手の活躍も/ヴォルフスブルク[2008-09]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.38</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2008-2009シーズン/ヴォルフスブルク 〜鬼軍曹の下で初戴冠〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2008-09wolfsblug.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:フェリックス・マガト(56) 獲得タイトル:ブンデスリーガ 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係7:★★★★★★★☆☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">鬼軍曹マガト</div> 世界的な自動車メーカーであるフォルクスワーゲンを親会社に持ちながら、ドイツの中で中堅クラブという地位に過ぎなかったヴォルフスブルク。しかし、バイエルンで2連覇を達成したマガト監督を2007年に招へいしたチームは、初年度こそ11位に終わったものの、続く2008-09シーズンにクラブ史上初となるリーグ制覇を成し遂げる。 シーズン序盤は不安定な戦いが続き、前半戦を9位で終えた。しかし、ウィンターブレイクを挟んで後半戦に入ると一変。19節から連勝街道を走り(結果的に10連勝)、第26節でバイエルンを5-1で下してついに首位に躍り出た。 その後、ヴォルフスブルクは首位の座を明け渡すことなく、本拠地フォルクスワーゲン・アレーナでの最終節を迎える。そして、ブレーメンに5-1で勝利を収めて優勝決定。悲願となるクラブ史上初のマイスターシャーレを掲げた。 この当時のヴォルフスブルクは、長谷部と大久保の日本人2選手が在籍していた。2007-08シーズンの冬に移籍した長谷部は、厳しい練習を課すマガト監督の信頼を勝ち取り、ポジションを奪取。シーズン終盤こそケガで戦列を離れたが、チームの優勝に大きく貢献した。一方の大久保は2008-09シーズンの冬に移籍したが、ジェコとグラフィッチの強力2トップの存在もあり、あまり出場機会を得ることができず。大きなインパクトを残せなかった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">2トップの威力</div> 鬼軍曹・マガト監督の下、厳しいトレーニングを乗り越えたチームの特徴は、破壊力のある2トップ。得点王のタイトルを獲得したグラフィッチが28得点、得点ランク2位のジェコが26得点と2人でゴールを荒稼ぎした(チームの総得点は80得点)。 この強力2トップに良質なボールを供給したのがトップ下のミシモビッチ。正確なパスで攻撃を司り、7ゴール20アシストという素晴らしい成績を残した。脇を固めた長谷部、ゲントナー、リーターらは豊富な運動量で攻守に奔走。中盤の底に位置したジョズエが守備に徹してチームを支えた。 最終ラインは、このシーズンにイタリアからやってきたバルザーリを中心に安定した守備を披露。最後尾に位置した守護神のベナーリオは抜群のショットストップを見せた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">FWエディン・ジェコ(23)&FWグラフィッチ(30)</span> 合わせて54得点を叩き出した強力2トップ。大型ストライカー2人は、足元のうまさも兼備し、抜群の破壊力を見せた。特に、このシーズンで評価を大きく高めたジェコは、ビッグクラブから狙われる移籍市場の大目玉となり、2011年にはマンチェスター・シティへ移籍を果たした。その後はローマでプレーしている。 2019.04.22 12:00 Mon
3

今夜開幕のブンデスリーガ! 「スカパー!」がドルトムントvsフランクフルトを無料配信、第2節はバイエルンvsフライブルクが無料

2024-25シーズンのブンデスリーガが23日に開幕を迎える。 2023-24シーズンはレバークーゼンが無敗優勝を成し遂げ、初のマイスターシャーレを掲げることに成功。ヨーロッパリーグ(EL)では決勝で敗れるも、DFBポカールのタイトルも獲得し、シーズンわずか1敗という偉業を成し遂げた。 そのブンデスリーガは23日(金)にボルシアMGvsレバークーゼンのカードで開幕。ブンデスリーガを放送する「スカパー! 」は、第1節と第2節の無料ライブ配信実施を発表した。 無料配信されるのは、第1節は8月24日(土)のドルトムントvsフランクフルト、第2節は9月1日(日)のバイエルンvsフライブルクの2試合。「SPOOX」、「スカパー! SOCCER アプリ」で無料LIVE配信する。 今シーズンのブンデスリーガは、バイエルンのDF伊藤洋輝、ボルシアMGのDF板倉滉、FW福田師王、アウグスブルクのMF奥川雅也、フライブルクのMF堂安律、シュツットガルトのDFチェイス・アンリ、マインツのMF佐野海舟、ホルシュタイン・キールのFW町野修斗と8名がプレーする予定。「スカパー! 」では、全試合を「SPOOX」、「Amazon Prime Video チャンネル」、「スカパー! 番組配信」で、全試合LIVE配信。「スカパー! SOCCER アプリ」でも全試合配信する。 ◆第1節 ▽8月23日(金) 《27:30》 ボルシアMG(板倉滉、福田師王) vs レバークーゼン [シュタディオン・イム・ボルシア・パルク] ▽8月24日(土) 《22:30》 RBライプツィヒ vs ボーフム [レッドブル・アレナ] アウグスブルク(奥川雅也) vs ブレーメン [インパルス・アレーナ] フライブルク(堂安律) vs シュツットガルト(チェイス・アンリ) [オイローパ=パルク・シュタディオン] ホッフェンハイム vs ホルシュタイン・キール(町野修斗) [ライン・ネッカー・アレーナ] マインツ(佐野海舟) vs ウニオン・ベルリン [コファス・アレーナ] 《25:30》 ドルトムント vs フランクフルト※無料放送 [シグナル・イドゥナ・パルク] ▽8月25日(日) 《22:30》 ヴォルフスブルク vs バイエルン(伊藤洋輝) [フォルクスワーゲン・アレーナ] 《24:30》 ザンクト・パウリ vs ハイデンハイム [ミレルントア・シュタディオン] ◆第2節 ▽8月30日(金) 《27:30》 ウニオン・ベルリン vs ザンクト・パウリ [アルテ・フェルステライ] ▽8月31日(土) 《22:30》 ボーフム vs ボルシアMG(板倉滉、福田師王) [ルール・シュタディオン] ブレーメン vs ドルトムント [ヴェーザーシュタディオン] フランクフルト vs ホッフェンハイム [ドイチュ・バンク・パルク] シュツットガルト(チェイス・アンリ) vs マインツ(佐野海舟) [メルセデス・ベンツ・アレーナ] ホルシュタイン・キール(町野修斗) vs ヴォルフスブルク [ホルシュタイン・シュタディオン] 《25:30》 レバークーゼン vs RBライプツィヒ [バイ・アレーナ] ▽9月1日(日) 《22:30》 ハイデンハイム vs アウグスブルク(奥川雅也) [フォイト・アレーナ] 《24:30》 バイエルン(伊藤洋輝) vs フライブルク(堂安律)※無料放送 [アリアンツ・アレーナ] <span class="paragraph-title">【動画】開幕目前! 2023-24シーズンのスーパーゴール集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="OUTrooGVAfw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.08.23 14:30 Fri
4

【プレビュー】大逆転か番狂わせ完遂か《レアル・マドリーvsヴォルフスブルク》

▽チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、レアル・マドリーvsヴォルフスブルクが12日27:45にサンチャゴ・ベルナベウでキックオフされる。初対戦となった6日の1stレグでは戦前の予想に反してヴォルフスブルクが2-0と完勝する番狂わせを演じた。 ▽終始ヴォルフスブルクのカウンターに翻弄され、アウェイゴールを奪えずに完敗したレアル・マドリーは、3日前に行われたエイバル戦を4-0と圧勝。大半の主力を温存した上、前半で勝負を決めており、大逆転での6大会連続ベスト4進出に向けて良い流れを持ち込んだ。 ▽一方、ドラクスラーを筆頭に鋭いカウンターを繰り出し続けて名門相手に完勝する波乱を起こしたヴォルフスブルクは、3日前に行われたマインツ戦を1-1で引き分けた。出場停止のドラクスラーは欠場したものの、大半の主力を起用しており、クラブ史に刻む初のCLベスト4入りへ、やや疲弊具合が気になるところだ。 <div style="text-align:center;">◆レアル・マドリー◆ 【4-3-3】</div><div style="text-align:center;" class="yui-wk-div"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/fom20160411rmd_480000.jpg" alt="" class="yui-img" width="290px"></div>▽レアル・マドリー予想スタメン GK:ケイロル・ナバス DF:カルバハル、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ MF:モドリッチ、カゼミロ、クロース FW:ベイル、ベンゼマ、ロナウド 負傷者:なし 出場停止者:なし ▽負傷者はいない。1stレグで左ヒザを打撲して交代を強いられたベンゼマは招集メンバー入りした。スタメンに関しては1stレグでドラクスラーに翻弄されたダニーロに代わってカルバハルの起用が考えられる。 <div style="text-align:center;">◆ヴォルフスブルク◆ 【4-3-3】</div><div style="text-align:center;" class="yui-wk-div"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/fom20160411wol_480000.jpg" alt="" class="yui-img" width="290px"></div>▽ヴォルフスブルク予想スタメン GK:ベナーリオ DF:ヴィエイリーニャ、ナウド、ダンテ、リカルド・ロドリゲス MF:ブルーノ・エンリケ、ギラヴォギ、グスタボ、アーノルド、ドラクスラー FW:シュールレ 出場停止者:なし 負傷者:ユング(ヒザ) ▽負傷者はユングのみ。完勝した1stレグのメンバーを入れ替えることはないだろう。 ★タクティカル・プレビュー ◆1stレグ同様の構図 ▽最低でも2点が必要なレアル・マドリーがリスクを負って前がかることが濃厚なため、1stレグ同様にヴォルフスブルクが自陣に引きつつ、ロングカウンターを狙う構図で試合は推移するはずだ。 ◆リスク管理した上での攻撃~レアル・マドリー~ ▽仮にアウェイゴールを許すとその時点で4ゴールが必要となるため、レアル・マドリーとしてはヴォルフスブルクのカウンターに対処した上でゴールをこじ開けることが求められる。1stレグでは前線3枚(ドラクスラー、ブルーノ・エンリケ、シュールレ)のスピードにことごとく翻弄され、守備が破綻していた。まず彼らを抑え込まないことには逆転でのベスト4進出は見えてこないだけに、守備陣は攻撃参加よりも彼らの動きを封じることを最優先にしたい。とりわけ、ドラクスラーの躍動を許したため、ダニーロではなく守備面でより安定感のあるカルバハルを起用することで修正を図りたい。 ▽また、運動量の面も改善しなければならない。1stレグではクラシコ後の試合だった影響か、相手を舐めていた影響か、各選手の攻守の切り替えが遅く、ヴォルフスブルクのカウンターを安易に許す要因となっていた。この点を改善しない限り、ヴォルフスブルクの前線3枚に翻弄される状況が続くことが予想される。クラシコ時のように運動量を出し惜しみすることなく戦いきることが、最低限求められる。 ▽攻撃面に関してはシュートで終わることで相手のカウンターを極力受けずに済ませたい。ベイルとC・ロナウドの単騎突破を軸に、アジリティに欠けるヴォルフスルク守備陣を翻弄したい。1stレグでは彼らにボールを付けられなかったため、供給役のモドリッチとクロースの働きが重要となる。 ◆1stレグを踏襲~ヴォルフスブルク~ ▽一方、2ゴールとアウェイゴールを与えなかったアドバンテージを持つヴォルフスブルクとしては、1stレグを踏襲する形がベストだ。自陣に引いてスペースを消し、BBCのスピードを封じたい。展開的には1stレグ以上にロングカウンターがハマり易い状況となるだけに、ドラクスラーやブルーノ・エンリケ、シュールレの走力を存分に生かしていきたい。 ▽守備面に関してはディフェンスリーダーのナウドの復帰がやはり大きかった。彼の復帰によってダンテの安定感が増し、無失点で終えられた要因となった。2ndレグでもナウドを中心とした4バックが機能すれば、BBCを封じ込めることは十分に可能だろう。 ▽攻撃面に関しては新戦力ブルーノ・エンリケの意外な活躍によって攻撃に幅が生まれたことが大きかった。右サイドの彼の突破によってマークが分散され、逆サイドのドラクスラーもいつも以上の存在感を発揮することが可能となった。サイドで優勢に立てたことで、インサイドMFのアーノルドのゴール前への絡みが相手をかく乱し、彼が2点をもたらす格好となった。2ndレグでもサイドの攻防で勝れればアップセット完遂となる。 2016.04.12 07:00 Tue
5

リトバルスキーがヴォルフスブルクを退団、13年間に渡りアシスタントコーチやアンバサダーを歴任

ヴォルフスブルクは11日、クラブのアンバサダーを務めるピエール・リトバルスキー氏(63)との契約を解消したことを発表した。 現役時代に西ドイツ代表やケルン、Jリーグのジェフ市原で活躍した“リティ”ことリトバルスキー氏。ヴォルフスブルクには2010年にスティーブ・マクラーレン監督のアシスタントコーチ兼通訳としてスタッフ入りし、マクラーレン監督解任の際は暫定監督として5試合指揮を執っていた。 その後はスカウトを務め、2018年からはアンバサダーの役割を担っていた。 契約を解消したリトバルスキー氏はドイツ『キッカー』のインタビューにて「今後もドイツ、オーストラリア、日本を行き来する時間を楽しみたい。家に居るのが基本的には好きだが、70歳になっても3カ国の友人たちに会うために外出もしたいね」と答えた。 2023.07.11 23:20 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly