ヴィオラvsスパーズの好カードは1-1のドロー《EL》
2016.02.19 05:40 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)決勝ラウンド32・1stレグのフィオレンティーナvsトッテナムが18日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、1-1の引き分けに終わった。
▽グループステージを2位で通過したフィオレンティーナは、リーグ戦でもローマやインテルを抑えて3位につけるなど、好調を維持。特にホーム戦では直近に行われたインテル戦(2-1)を含め3連勝を飾っている。そのフィオレンティーナは、4日前のインテル戦からイリチッチやヴェシーノなど4選手を変更。サラテやティノ・コスタ、トモビッチなどがスタメンに名を連ねた。
▽一方、モナコやアンデルレヒトと同居したグループステージを首位通過したトッテナムは現在、アーセナルやマンチェスター・シティを抑えて2位につけており、直近に行われたマンチェスター・シティとの上位対決でも2-1と勝利を収めた。トッテナムのポチェッティーノ監督は、そのマンチェスター・シティ戦からスタメンを6人変更。同試合で右肩を負傷した守護神のGKロリスやエースのケイン、エリック・ダイアーなどをターンオーバーさせ、GKフォルムやシャドリ、R・メイソンを先発で起用した。
▽ハイラインハイプレスを持ち味とする両チームの一戦は、立ち上がりから拮抗した状態が続く。すると17分、左サイドからカットインしたサラテが、この試合のファーストシュートを放つ。しかし、ボールは枠を捉えきれない。
▽対するトッテナムは26分、バイタルエリア中央に持ち上がったエリクセンのミドルシュートがゴールマウスを強襲。このシュートはGKタタルサヌに弾かれたが、37分に試合が動く。ボックス左から仕掛けたベン・デイビスがトモビッチにボックス内で倒され、PKを獲得。このPKをシャドリがゴール左隅に沈めた。
▽迎えた後半、1点をリードするトッテナムはトム・キャロルを下げ、デンベレを投入。すると47分、右サイドで獲得したFKからニアに走り込んだソン・フンミンがダイビングヘッドでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールとはならない。
▽開始早々のピンチを凌いだフィオレンティーナは59分、ブワシュチコフスキのラストパスをバイタルエリア中央で受けたベルナルデスキがミドルシュート。ブロックに入ったライアン・メイソンの足にディフレクトしたボールはドライブ回転がかかり、そのままゴール左に突き刺さった。
▽同点に追いついたフィオレンティーナのパウロ・ソウザ監督は、流れを一気に引き寄せるために積極的な交代策に出る。イリチッチ、ブワシュチコフスキに代えて、バデリ、カリニッチを立て続けに投入。さらに68分にもティノ・コスタを下げ、ヴェシーノを投入した。すると75分、ヴェシーノのミドルシュートがトッテナムゴールを脅かしたが、これはGKフォルムのセーブに阻まれた。
▽さらにフィオレンティーナは試合終盤の90分、ベルナルデスキの右CKをゴール前のゴンサロ・ロドリゲスが頭で合わせたが、ボールはゴール左に逸れた。結局、試合は1-1で終了。昨シーズンの再戦となった1stレグは、トッテナムがアウェイゴールを獲得し、25日に行われるホームでの2ndレグに向けてアドバンテージを手にした。
▽グループステージを2位で通過したフィオレンティーナは、リーグ戦でもローマやインテルを抑えて3位につけるなど、好調を維持。特にホーム戦では直近に行われたインテル戦(2-1)を含め3連勝を飾っている。そのフィオレンティーナは、4日前のインテル戦からイリチッチやヴェシーノなど4選手を変更。サラテやティノ・コスタ、トモビッチなどがスタメンに名を連ねた。
▽一方、モナコやアンデルレヒトと同居したグループステージを首位通過したトッテナムは現在、アーセナルやマンチェスター・シティを抑えて2位につけており、直近に行われたマンチェスター・シティとの上位対決でも2-1と勝利を収めた。トッテナムのポチェッティーノ監督は、そのマンチェスター・シティ戦からスタメンを6人変更。同試合で右肩を負傷した守護神のGKロリスやエースのケイン、エリック・ダイアーなどをターンオーバーさせ、GKフォルムやシャドリ、R・メイソンを先発で起用した。
▽対するトッテナムは26分、バイタルエリア中央に持ち上がったエリクセンのミドルシュートがゴールマウスを強襲。このシュートはGKタタルサヌに弾かれたが、37分に試合が動く。ボックス左から仕掛けたベン・デイビスがトモビッチにボックス内で倒され、PKを獲得。このPKをシャドリがゴール左隅に沈めた。
▽先制を許したフィオレンティーナは前半終了間際の45分、スルーパスでボックス右に抜け出したブワシュチコフスキの折り返しから決定機を迎えたが、サラテのシュートは枠の上に外れた。
▽迎えた後半、1点をリードするトッテナムはトム・キャロルを下げ、デンベレを投入。すると47分、右サイドで獲得したFKからニアに走り込んだソン・フンミンがダイビングヘッドでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールとはならない。
▽開始早々のピンチを凌いだフィオレンティーナは59分、ブワシュチコフスキのラストパスをバイタルエリア中央で受けたベルナルデスキがミドルシュート。ブロックに入ったライアン・メイソンの足にディフレクトしたボールはドライブ回転がかかり、そのままゴール左に突き刺さった。
▽同点に追いついたフィオレンティーナのパウロ・ソウザ監督は、流れを一気に引き寄せるために積極的な交代策に出る。イリチッチ、ブワシュチコフスキに代えて、バデリ、カリニッチを立て続けに投入。さらに68分にもティノ・コスタを下げ、ヴェシーノを投入した。すると75分、ヴェシーノのミドルシュートがトッテナムゴールを脅かしたが、これはGKフォルムのセーブに阻まれた。
▽さらにフィオレンティーナは試合終盤の90分、ベルナルデスキの右CKをゴール前のゴンサロ・ロドリゲスが頭で合わせたが、ボールはゴール左に逸れた。結局、試合は1-1で終了。昨シーズンの再戦となった1stレグは、トッテナムがアウェイゴールを獲得し、25日に行われるホームでの2ndレグに向けてアドバンテージを手にした。
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