チェルシー復活のキーマンはミケル? ヒディンクが中盤でのバランス取りを絶賛

2016.01.04 20:21 Mon
チェルシー復調のカギを握る男は、MFジョン・オビ・ミケルかもしれない。フース・ヒディンク監督は、3日のプレミアリーグ第20節クリスタル・パレス戦での同選手のプレーに強い称賛の言葉を送っている。

ヒディンク監督の就任以来2試合連続のドローに終わっていたチェルシーだが、パレス戦ではようやく結果を出すことができた。MFオスカル、ウィリアン、FWジエゴ・コスタがゴールを奪い、新監督に初の勝ち点3をプレゼントしている。

ヒディンク監督は、前節マンチェスター・ユナイテッド戦に続いて先発に起用したナイジェリア代表MFのプレーについて試合後に次のように語った。

「彼は非常に良いプレーをしてくれた。以前の試合でもやってくれていたようにね。チームにバランスをもたらす上での私のオプションとして理想的な選手だよ」

「チームに守備の意識がなかったり、適切なバランスが取れていなかったりすれば、大量失点を許してしまう。ジョン・オビはバランスを取り戻す上でカギを握る存在の一人になり得ると思ったよ。その上で、才能ある選手たちがそれぞれのクオリティーを発揮できるんだ」

ミケルはDFジョン・テリーらとともに、2009年にヒディンク監督が短期間チェルシーを率いた頃から在籍している数少ない選手の一人。指揮官もその特徴はよく把握しているようだ。

「彼はゲームを非常に良く知っており、相手の強みがどこにあるか、それにどう対処すべきかを正確に分かっている。非常に良い目、良い鼻を持っており、どこでボールを奪い返すべきかの感覚に優れている」

「決して汚いやり方でそういうプレーをするのではなく、とてもエレガントだ。クオリティーを発揮する選手だけでなく、スマートに守ることができる選手も必要だ。彼はボールを失わず、良いショートパスを出せる。決定的なラストパスを出すことは期待も要求もしていない。やれないわけではないが、それはほかの選手に任せておけばいい」

提供:goal.com

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