ジェラードが2016年に現役引退か、「来季は僕のラストシーズンになるかもしれない」

2016.01.02 19:39 Sat
▽ロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード(35)は、来シーズン限りでの現役引退を考えているようだ。イギリス『デイリー・テレグラフ』が、同選手のコメントを伝えている。

▽2015年夏に17シーズンを過ごしたリバプールを離れてメジャーリーグサッカー(MLS)行きを決断したジェラードは、現役引退に向けて少しずつ準備を進めているようにも映る。

▽今シーズン終了直後にも来シーズン限りでの引退を示唆していた同選手は、『デイリー・テレグラフ』で改めて今後の去就について語っている。
「100%確かではないけど、2016年がプレーヤーとして最後の年になるかもしれない」

▽また、ジェラードは、自身の今後の展望として指導者の道に進みたいとの考えを示すと共に、自身がアドバイザーを務めるイングランドサッカー協会への要望についても語っている。
「FAと話し合いをしたとき、僕は“代表で一定の試合に出場したプレーヤーたちを試合から遠ざけず、もっと関わっていけるよう務めるべきだ”と伝えたんだ。代表で100キャップ、クラブで700試合出場するようなプレーヤーが去っていくのを、クラブやFAは許すべきではないと思っている。そういったプレーヤーには、断ることができないようなオファーを提供すべきなんだ。多くのクラブは経験のあるプレーヤーを簡単に手放そうとはしない。マンチェスター・ユナイテッドでのライアン・ギグスやバルセロナのペップ・グアルディオラのようにね」

「僕は、21歳や22歳の頃からコーチングライセンスの取得を始めるべきだったと後悔しているんだ。その頃は多くの時間を無駄にしてしまった。ホテルで退屈なときは(テレビドラマの)『The Office』や『The Sopranos』を見て過ごしていたからね」

「プレーヤーたちには若い頃からコーチングライセンス取得のオファーをするべきなんだ。トレーニングはだいたい午後1時には終わり、その後ライセンス取得の勉強はできる。そうすれば、現役が終わってもすぐコーチになる準備はできているし、ゼロから退屈なコーチングのレッスンを受けなくて済むしね」

「個人的にはギャリー・ネビルの決断を称賛しているんだ。彼はバレンシアのようなビッグクラブにジャンプアップした。彼は現役を退いた後に、トップチームに関連した役割を担うと思っていたんだ。彼の決断は勇敢だし、彼にとって素晴らしい経験になると思っているよ」

▽さらに、ジェラードは将来的に指導者としてリバプールに関わるつもりであることを明かしている。

「クロップとは話をしたよ。オファー自体はなかったけど、クラブが僕の復帰を切望しているとことを伝えられた。具体的な話はなかったけどね」

「僕は基本的に2016年の11月や12月のスケジュールが空いている。それまでにコーチングライセンス取得のプロセスを75%完了していたいと思っている」

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