PO争いは府中が一歩リード!! 浦安は、引退表明の高橋が貴重な同点ゴール!!《ゼビオFリーグ》

▽12日にSuper Sports XEBIO Fリーグ2015/2016第32節の2試合が行われた。先日、今シーズン限りでの現役引退を発表したFP高橋を擁する浦安は大分と対戦し、3-2でホーム最終戦を白星で飾った。プレーオフ出場を目指す府中と北海道の一戦は、4-2で府中が勝利している。

◆浦安vs大分
▽ホーム最終戦を迎えた浦安だったが、8分に西原にゴールを許すと、15分には田村もネットを揺らすなど大分が優位に試合を進める。しかし、大分が6つ目のファウルを犯したことで第2PKを獲得した浦安は、これを荒牧がきっちりと決める。さらに18分には、今シーズン限りでの引退を発表した高橋が豪快に蹴り込んで同点で試合を折り返した。迎えた後半はまさかの展開となる。24分、立て続けに警告を受けた高橋が退場してしまい、浦安は数的不利に。しかし大分の攻撃を2分間凌ぎきり、数的同数に戻すと、31分にCKから深津が勝ち越しゴールを奪う。プレーオフ出場に向けて負けられない大分は、そこからパワープレーにでるも、浦安が1点差を守りきって試合は終了。ホーム最終戦を白星で飾った。

◆府中vs北海道
▽前半を1-1で終えた一戦は、21分にソロカーバのゴールでホームの府中が勝ち越しに成功する。さらに24分には山田ラファエルユウゴが追加点を奪った。対する北海道は36分に十川が1点差に詰め寄るゴールを挙げると、試合終盤は本田をGKに置いたパワープレーに移行。同点を目指すも、試合終了間際に宮田のゴールが決まり、ホームの府中が勝利した。この結果、浦安のプレーオフ出場はなくなり、府中が勝点54で一歩リード。大分と北海道は勝点51のままで、最終戦を迎える。