突破のチャンスを逃したフィオレンティーナ P・ソウザは退場のロンカリアに苦言

2015.11.27 15:22 Fri
26日に行われたヨーロッパリーグ・グループI第5節の試合で、フィオレンティーナはアウェイでバーゼルと2-2の引き分けに終わった。パウロ・ソウザ監督は、退場でチームを苦境に追い込んだDFファクンド・ロンカリアに苦言を呈している。

アウェイのフィオレンティーナが先制した後の26分、ロンカリアはFWブリール・エンボロにひじ打ちを食らわせて一発退場。その後2点目を加えたフィオレンティーナだが、数的不利で最後までは耐え切れず、追いつかれて2-2のドローに終わった。

この結果、バーゼルのグループステージ突破が決定。勝てば突破決定だったフィオレンティーナは最終節に持ち越しとなった。古巣相手の試合となったソウザ監督は、試合後に次のようにコメントしている。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えた。

「ファクンドに関しても、すべての選手に関しても同じだが、我々はいつも気持ちのコントロールに取り組んでいる。何よりもまず、サッカーをプレーしたいと考えているからだ。ボールのことを考えて、プレーを楽しめるようにしたいと思う」

「ファクンドのように、気持ちのコントロールに苦戦するような選手たちもいる。我々はそこに取り組んでいるよ。審判についてはこれまでも話をしたことはないし、今日もするつもりはない」

チームの2ゴールを記録したFWフェデリコ・ベルナルデスキには賛辞を送っている。

「今日は2ゴールを決めて、攻守両面に参加してくれた。スペースをどう埋めるべきかよく分かっているね」

「彼に関しては、アウトサイドとプレーメーカーの2つの役割を練習させている。向上心を持った若者であり、模範とするべき存在だ」

提供:goal.com

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