スコールズの意見に影響されてはいけない? ファン・ハールがファンに呼びかけ 「ゴールが必要だなんて私の母や祖母でも知っている」
2015.11.08 11:22 Sun
ポール・スコールズが言ったから、攻撃的なプレーをチームに求めることがあってはならない。マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、サポーターにこう訴えている。
ユナイテッドは7日のプレミアリーグ第12節で、ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)に2-0とホームで勝利した。だが、スコアレスで前半を終え、MFジェシー・リンガードの先制点が決まる前には、スタンドから「攻めろ、攻めろ、攻めろ」とサポーターから攻撃を求めるチャントが飛んでいた。
ミッドウィークのチャンピオンズリーグでCSKAモスクワに1-0と勝利した際にも、ユナイテッドのサポーターはスコアレスで迎えた後半、ファン・ハール監督がFWアントニー・マーシャルを下げてMFマルアン・フェライニを投入した際に、同じように攻める姿勢を求めて“抗議”していた。
ファンが不満を表したのは、CSKAモスクワ戦までユナイテッドが公式戦3試合で無得点に終わっていたからだ。キャピタル・ワン・カップで2部ミドルスブラから得点を奪えず、PK戦の末に敗退したときには、レジェンドのスコールズ氏から「創造性とリスクが欠けている」「私がプレーしても楽しめない」と酷評された。
だが、ファン・ハール監督はWBA戦後、次のように主張している。イギリスメディアが伝えた。
「CSKA戦でのリアクションには満足だった。ファンがファンの意見を持つことは受け入れなければいけないからだ。だが私は、サポーターはスコールズや、彼の意見を報じたメディアによる批判に影響されたのだと思う」
「85分に『攻めろ、攻めろ、攻めろ』と叫んでいたら、ファンとして自問すべきだ。『おい、こうやって叫ぶのは本当に正しいのか?』とね。サポーターは、得点しなければいけないことを選手たちに分からせたいと望んでいる。だが、私の母だってそんなことはもちろん知っているよ。祖母だって知っている」
いずれにしても、ユナイテッドはリーグ戦で3試合ぶりに白星を取り戻した。ファン・ハール監督は結果に満足していると強調した。
「厳しい試合だった。我々は得点を奪うまでに長い時間待たなければいけなかった。だが、得点を挙げることができた。それが重要だ。とても満足しているよ」
提供:goal.com
ユナイテッドは7日のプレミアリーグ第12節で、ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)に2-0とホームで勝利した。だが、スコアレスで前半を終え、MFジェシー・リンガードの先制点が決まる前には、スタンドから「攻めろ、攻めろ、攻めろ」とサポーターから攻撃を求めるチャントが飛んでいた。
ミッドウィークのチャンピオンズリーグでCSKAモスクワに1-0と勝利した際にも、ユナイテッドのサポーターはスコアレスで迎えた後半、ファン・ハール監督がFWアントニー・マーシャルを下げてMFマルアン・フェライニを投入した際に、同じように攻める姿勢を求めて“抗議”していた。
ファンが不満を表したのは、CSKAモスクワ戦までユナイテッドが公式戦3試合で無得点に終わっていたからだ。キャピタル・ワン・カップで2部ミドルスブラから得点を奪えず、PK戦の末に敗退したときには、レジェンドのスコールズ氏から「創造性とリスクが欠けている」「私がプレーしても楽しめない」と酷評された。
だが、ファン・ハール監督はWBA戦後、次のように主張している。イギリスメディアが伝えた。
「CSKA戦でのリアクションには満足だった。ファンがファンの意見を持つことは受け入れなければいけないからだ。だが私は、サポーターはスコールズや、彼の意見を報じたメディアによる批判に影響されたのだと思う」
「85分に『攻めろ、攻めろ、攻めろ』と叫んでいたら、ファンとして自問すべきだ。『おい、こうやって叫ぶのは本当に正しいのか?』とね。サポーターは、得点しなければいけないことを選手たちに分からせたいと望んでいる。だが、私の母だってそんなことはもちろん知っているよ。祖母だって知っている」
いずれにしても、ユナイテッドはリーグ戦で3試合ぶりに白星を取り戻した。ファン・ハール監督は結果に満足していると強調した。
「厳しい試合だった。我々は得点を奪うまでに長い時間待たなければいけなかった。だが、得点を挙げることができた。それが重要だ。とても満足しているよ」
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