「心に焼き付いた場面は…」 ドルトムントでの日々を振り返るブワシュチコフスキ

2015.11.06 22:35 Fri
フィオレンティーナMFヤクブ・ブワシュチコフスキは、イタリアで充実感を感じている。一方、ドイツでの素晴らしい日々への思いは簡単に薄れるものではない、ドイツ『Spox』のインタビューで、ドルトムントへの愛情と、新天地で得た好感触について語っている。

セリエAでの挑戦が決まったのは、移籍市場最終日のことだった。ブワシュチコフスキは、レンタルという形でドルトムントを離れることになった。「クバ」の愛称で知られるポーランド代表は、同クラブで過ごした8年間は「いつまでも非常にありがたく思っている素晴らしくて忘れられない年月」だという。

別れを悲しんだのは、ファンも同様だった。シーズン序盤のホームゲームでは、スタジアムに「ありがとう、クバ」と記された横断幕が数多く掲げられた。この光景については、こうコメントした。

「まったく予想していなかったので、すごく驚いたね。今でもまだ驚きを感じているよ。僕があれほどの敬意を受けるのにふさわしかったか分からないけれど、この場を借りてもう一度ファンに感謝を伝えたい。本当に感動的な行為だった。僕らは多くの美しい瞬間も、あまり美しくない瞬間もともに過ごしけれど、それらすべてが人間としての僕に大きく影響したんだ」

ブワシュチコフスキにとって、ドルトムントで最も印象深かった時期はリーグ優勝を成し遂げたシーズンだけではない。苦しんだ時期にこそ、感じたものがあるという。

「後半戦に入ってから最下位だったにも関わらず、ファンがものすごく熱心にサポートしてくれたんだ。まったく当然なことなどではなかったし、 そうした場面は僕の心に焼き付いた。ドルトムントで味わった感情の中で、最高のものだった」

夏にトーマス・トゥヘル監督を迎えたドルトムントでは、ブワシュチコフスキはプレシーズンで負傷により出遅れ、戦列復帰後も信頼を得ることができなかった。自身について「ポジション争いを好む方だよ」と語るも、状況が変わらなかったため「根本的な決断を下さなければいけなかった」と決心した当時を振り返る。イングランド、スペイン、トルコのクラブが彼に興味を示していたとされるが、選んだ新天地はイタリアだった。

「(移籍市場の)最後はかなり慌ただしかったよ。移籍することには慣れていない方だからね(笑)。でもフィオレンティーナからの関心が一番具体的で、スムーズに合意できたんだ。ほかからも打診があったけれど、現時点ではこの決断はとても良いものだったと思っているよ」

「天気も素晴らしいからね」とフィレンツェでの充実した日々を送るブワシュチコフスキ。新しいチームについて、次のように続けている。

「やっとまたプレーすることができ、先発メンバーとして定期的に出場している。パウロ・ソウザ監督はすぐに僕に信頼を寄せてくれて、チームとしても成功している。美しい形で結果が出ている。この移籍において、僕にとって重要なことはその点だった」

「今の順位は、それほど大事じゃない。精算は最後にするものだからね。長い間サッカーをプレーしてきて、何が起き得るかは分かっている。上位に残りたいけれど、道のりはまだ長いんだ」

シーズン終了までの契約でレンタル加入したブワシュチコフスキは、ドルトムントに復帰する可能性についてこう話している。

「フィオレンティーナは僕に対する買い取りオプションを持っている。今のところ、彼らはそれを行使すると信じているよ。でも、僕が決めることではない。 フィオレンティーナとドルトムントの僕についてのプランがどういうものかによるね」

恩師のユルゲン・クロップ監督のリバプール行きについては「彼のキャラクターや彼の考える『エモーショナル・サッカー』はレッズによく合うと思う」とコメント。先月に同監督が臨んだ就任会見も見ていたようだ。

「大笑いしたよ。自分のことを『ノーマル・ワン』と言ったのは本当にユルゲンらしかったね。彼のおかげで僕はこれからはプレミアリーグも追わなければいけなくなったね(笑)」


提供:goal.com

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フィオレンティーナ退団に打ちひしがれるリベリ「この2年間無下にされた気分」

先日にフィオレンティーナ退団が発表された元フランス代表FWフランク・リベリだが、まだ自分の中で消化し切れていないようだ。 数々の栄光を掴んだバイエルンでのキャリアを経て2019年夏にフィオレンティーナに加入したリベリ。38歳の身体に鞭を打ち、故障と復帰を繰り返しながらも、昨季はセリエA29試合に出場し、切れ味鋭いドリブルで2得点7アシストの記録を残した。 本人は残留を熱望しながらも、そんな思いとは裏腹に今月1日にクラブは退団を発表。元フランス代表FWはフリーの身となった。 リベリによると、クラブとはしばらく連絡がなく、ほとんど自然消滅の様な最後だったという。ひどく落ち込んだことを明かしながらも、イタリアでプレーを続ける意思を明確に示した。 「とても素敵な2年間だった。簡単ではなかったが、たくさんの人、美しい街、そしてファンの皆に会えたことを嬉しく思っている。フィオレンティーナでもう1年続けると思っていたから残念だよ」 「将来?まだわからない。本当はもう1年フィオレンティーナに残りたかった。でも3~4週間も何の音沙汰もなくて辛かったよ」 「誰からも連絡が来ず、見下されたような気分になった。全力を尽くしたこの2年間が認められていないような気がしたよ」 「それでも、僕はイタリアに残りたい」 2021.07.10 18:22 Sat

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