控え主体のフィオレンティーナがフロジノーネに4発快勝 首位戦線にとどまる《セリエA》

2015.11.01 22:32 Sun
▽1日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われたセリエA第11節のフィオレンティーナvsフロジノーネは、フィオレンティーナが4-1で勝利した。

▽4日前に行われたヴェローナ戦に勝利して連敗を2で止めた3位のフィオレンティーナは、その試合からスタメンを6人変更。カリニッチやロッシなどをベンチスタートとし、ババカルやマリオ・スアレスといった控えメンバーを先発に起用した。

▽開始直後からフロジノーネ陣内に攻め込むフィオレンティーナは、度々作り出したチャンスを決めきれずにいたが、ラッキーな形で先制に成功する。24分、右サイドからレビッチが入れたクロスが運良くゴール左上に向かい、ボールは左ポストの内側に当たってゴールに吸い込まれた。
▽リードを得たフィオレンティーナは、ここから一気に畳み掛ける。29分、左サイドからM・フェルナンデスがニアサイドに入れたFKをG・ロドリゲスが左足で合わせて追加点を奪取。さらに31分、ボックス左でM・フェルナンデスがディアキテに倒されてPKを獲得すると、これをババカルがクッキアイオで沈めた。43分にも敵陣でボールを奪ったマリオ・スアレスがそのままシュートを決めて4点目。フィオレンティーナの大量リードで前半を終えた。

▽ハーフタイムにババカルを下げてベルドゥを投入したフィオレンティーナは、後半もペースを掴んで試合をコントロール。58分にはロンカーリアを下げてロッシを投入し、マリオ・スアレスを3バックの中央に下げて試合を進めていく。
▽チャンスを作りながら5点目とはならなかったフィオレンティーナは、87分にフラーラのゴールで1点を返されるも、このまま試合は終了。控え主体で快勝したフィオレンティーナは、前日の試合でローマを下したインテルと勝ち点で並び、首位戦線にとどまっている。

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