大分が仁部屋の豪快ボレーで名古屋とドロー!!《ゼビオFリーグ》

▽23日から3日間にわたり、愛知県のテバオーシャンアリーナでSuper Sports XEBIO Fリーグ2015/2016第25節、第26節の名古屋セントラルが行われた。2日目の第1試合、町田vs大阪は6-1で大阪が勝利。第2試合のすみだvs仙台はすみだが6-0で完勝し、第3試合の名古屋vs大分は2-2のドローに終わった。第4試合の浜松vs北海道は浜松が1-0で勝利し、第5試合の浦安vs府中は打ち合いの末に4-4で終わった。◆町田vs大阪
▽2日目第1試合は、2位・町田(勝ち点51)と5位・大阪(勝ち点41)の上位対決は大差がつく結果となった。前半こそゴールが生まれずにゴールレスで終えるも、迎えた24分に佐藤のゴールで大阪が均衡を破る。すると26分に森、28分にヴィニシウス、29分に佐藤が連取。さらに31分にはヴィニシウスが2点目を奪うなど大阪が5点を奪った。すると町田はここから篠崎を入れたパワープレーに入る。32分に金山のゴールで1点を返すが、35分には田村のゴールが決まって勝負あり。大阪が6-1と大勝を飾った。◆すみだvs仙台
▽第2試合は、3位・すみだ(勝ち点44)と11位・仙台(勝ち点11)が対戦。前半こそ18分に太見がゴールを奪うに留まったすみだだったが、後半は一気にゴールを奪う。27分に岡山、30分に清水がネットを揺らすとその後も若手を出しながら3ゴールを加点。一方の仙台は、すみだの前に1ゴールも奪えず完封負けを喫した。
◆名古屋vs大分
▽第3試合は、首位・名古屋(勝ち点66)と7位・大分(勝ち点40)が激突。今季1勝1敗で迎えた両チームの対戦は、2分に森村のゴールで大分が先手を奪う。しかし名古屋も3分にシンビーニャのゴールで同点として試合を折り返した。後半は、29分にセルジーニョのゴールから名古屋が勝ち越す。しかし大分も31分に仁部屋[写真]が豪快なボレーシュートを蹴り込んで、すぐに同点とした。その後はお互いに決定機を活かせず、ドロー決着となった。

◆浜松vs北海道
▽第4試合は、12位・浜松(勝ち点9)と6位・北海道(勝ち点41)の対戦。プレーオフ進出を目指す北海道が浜松を圧倒して試合を進めていく。しかし浜松も粘り強い守備で対応すると37分に野島のゴールで浜松が先制する。一方の北海道は本田をGKに入れたパワープレーでゴールをこじ開けにかかる。しかしGK岩崎を中心に浜松が北海道の攻撃をシャットアウト。勝利した浜松は、今季初となる最下位脱出となった。◆浦安vs府中
▽2日目最終試合は、前日の試合で神戸に勝利した浦安と湘南に完勝した府中の“関東ダービー”。試合は開始11秒に深津のゴールで浦安が先制する。しかし2分に完山のゴールで府中が同点として前半を終えた。迎えた後半は激しくスコアが動く。25分に加藤、30分に星のゴールで浦安が3-1とリードを広げる。しかし府中も32分にソロカーバ、さらにパワープレーから32分に小山が同点ゴールを奪取。しかし浦安は残り49秒で星が勝ち越しゴール。ところが府中も粘りを見せて残り29秒に永島がゴールを奪い試合は終了。白熱の関東ダービーはドロー決着に終わった。