伝統の関東ダービーは両者譲らずドロー決着《ゼビオFリーグ》

▽27日にSuper Sports XEBIO Fリーグ2015/2016第21節の3試合が行われた。北海道vs大分は4-3で大分が勝利し、仙台vs府中は6-2で府中が勝利した。町田vs浦安の関東ダービーは、両者譲らず1-1で終了している。

◆北海道vs大分
▽5位・北海道(勝ち点35)と7位・大分(勝ち点33)の対戦は、5分に北海道は水上、大分は白方がそれぞれゴールを挙げる。すると18分に、田村がネットを揺らして大分が勝ち越して前半を終えた。さらに24分に森村のゴールで大分が点差を広げるも、北海道は34分、40分に十川が連続でゴールを奪って同点に。しかし大分が失点直後に白方をGKに置いたパワープレーに出ると、残り12秒で芝野が決勝点を挙げて勝負あり。今季、ホームで無敗の北海道だったが大分の前に屈した。

◆仙台vs府中
▽11位の仙台(勝ち点9)と8位の府中(勝ち点32)が対戦した。試合は前半こそ点の奪い合いとなり、2-2で試合を折り返すも後半は府中がゴールラッシュ。まずは23分に上福元が勝ち越しゴールを奪うと、31分、35分にソロカーバが連取。38分には小山がダメ押しとなる6点目を奪い、府中がアウェイで勝ち点3を獲得した。
◆町田vs浦安
▽2位の町田(勝ち点41)と6位の府中(勝ち点34)の対戦。関東リーグ時代からのライバルである両チームの“関東ダービー”は、17分に荒牧のゴールで浦安が先制する。そのまま後半を迎えると、30分には服部のFリーグ初ゴールで町田が同点とした。試合終盤、浦安はGKに中島を入れてパワープレーを開始し勝利を目指す。しかしシュートを打てないまま試合終了のホイッスルが吹かれ、勝ち点1を分け合う結果に終わった。