大迫フル出場のケルンがホームでドロー《ブンデスリーガ》

2015.09.26 05:51 Sat
▽FW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンは25日、ホームで行われたブンデスリーガ第7節でインゴルシュタットと対戦し、1-1で引き分けた。3戦連続で先発した大迫はフル出場。一方の長澤はベンチ入りしたものの、出場機会は訪れなかった。

▽共に3勝2敗1分けと上々のスタートを切ったケルンとインゴルシュタットの上位を窺うチーム同士の一戦は、立ち上がりからホームチームが優勢に試合を運ぶ。開始2分には右サイドでS・ツォラーが折り返したボールをファーサイドの大迫がボレーで合わすが、ここは相手DFのブロックに阻まれる。

▽開始早々のチャンスを逸したケルンだったが、10分に先制点を奪う。右サイドのリッセが入れたクロスをボックス中央のモデストが打点の高いヘディングで合わせた。
▽幸先良くリードを奪ったケルンは、その後も試合の主導権を掌握する。しかし、21分に相手の右CKからM・マティプにヘディングシュートを決められてしまった。

▽試合が振り出しに戻って以降は、互いに縦に速い仕掛けからゴールに迫る。34分にはカウンターからボックス左でパスを受けたレックスに決定的なシュートを放たれるが、ここはケルンの守護神・ホルンが好守で凌ぐ。一方、右サイドのリッセとツォラーを起点に何度か可能性のある仕掛けを見せたケルンだったが、フィニッシュに持ち込むまでには至らなかった。
▽迎えた後半も拮抗した展開が続くも連戦の疲れか、互いにアタッキングサードでの精度を欠く。中盤に下りてボールを受けに行く大迫もなかなかフィニッシュに絡むことができない。

▽その後も攻め手を欠く両者は1-1のまま試合終盤を迎える。83分にはボックス左でボールを受けた大迫が右足でシュートを放つが、これは相手GKのセーブに阻まれた。結局、試合はこのままタイムアップ。先制しながらもリードを守り切れなかったケルンは、2試合ぶりの白星を得ることができなかった。

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