清武復帰のハノーファーに逆転勝利の香川ドルトムントが開幕4連勝《ブンデスリーガ》
2015.09.13 00:34 Sun
▽ブンデスリーガ第4節ハノーファーvsドルトムントが12日に行われ、2-4でドルトムントが逆転勝利し、開幕4連勝を飾った。ハノーファーの清武は80分まで、酒井宏はフル出場を果たし、ドルトムントの香川は90分までプレーしている。
▽2週間前に行われた前節マインツ戦を0-3と完敗して1分け2敗スタートと勝利のないハノーファーは、6月に右足の甲を骨折した清武が今季初先発を飾った。代表戦で2試合連続先発出場を果たした酒井宏も3試合連続先発入りした。
▽一方、開幕3連勝と最高のスタートを切ったドルトムントは、前節ヘルタ・ベルリン戦で全3ゴールに絡んだ香川が開幕から4試合連続先発。ただ、ヘルタ・ベルリン戦でつま先を負傷したロイスが欠場となった。そして、ベンチにはマンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍のヤヌザイが入った。
▽4-4の守備ブロックを作るハノーファーに対し、ギュンドアンとヴァイグルの両センターハーフを軸に徐々にドルトムントがポゼッションを高める展開となった。両サイドバックを高い位置に張らせ、ピッチを大きく使った展開で揺さぶるドルトムントは、7分にオーバメヤンがヘディングシュートに持ち込むと、12分には香川がシュート。その直後にもムヒタリャンがミドルシュートでゴールに迫った。
▽一方、守備に追われるハノーファーは清武のパスセンスに頼った一撃を狙うと、18分に一瞬の隙を突いて先制する。フィールド中央の清武が見事なスルーパスを供給。これに反応したアンドレアセンがシュメルツァーの背後を取ってボックス右のスペースに走り込んで折り返すと、フリーのソビエフが押し込んだ。
▽前半終盤にかけて、清武のFKからマルセロに混戦の中からシュートに持ち込まれ、フンメルスがプリブをボックス内で倒して冷やりとしたドルトムントだったが、ノーファウルの判定で救われると44分に逆転に成功する。ムヒタリャンが右サイドへ展開し、ギンターの折り返したクロスボールを、ペナルティアーク中央にポジションを移したムヒタリャンが枠の左を捉える正確かつ豪快なボレーシュートを叩き込んだ。
▽ドルトムントが2-1とリードして迎えた後半、開始2分にハノーファーは清武のFKから味方がヘディングシュートを放つも、GKビュルキの好守に阻まれる。その後半もドルトムント攻勢の展開が続く中、53分にハノーファーが試合を振り出しに戻す。プリブが左サイドを突破して上げたクロスボールをフンメルスがカットできずにいると、ボールがソビエフへと渡る。ボックス中央に侵入したソビエフが胸トラップから放ったボレーシュートがゴール右に突き刺さった。
▽またも一瞬の隙を突かれて失点したドルトムントは、59分に負傷したJ・ホフマンに代えて右サイドにそのままヤヌザイを投入。自陣に引くハノーファーの守備の前になかなかチャンスを生み出せずにいたドルトムントだったが、67分に勝ち越しに成功する。ボックス手前左の香川のフィードを、ボックス右ゴールライン際のギンターが丁寧にダイレクトで折り返したボールが、オーバメヤンの前でカットしにかかったフェリペのオウンゴールを誘った。
▽勝ち越し後はドルトムントが敵陣でポゼッションして試合をコントロール。84分にギンターが左足ミドルでGKツィーラーを強襲すると、直後にダメ押しの4点目を奪う。ボックス左から香川の上げた柔らかいクロスを、オーバメヤンの前で手を使って阻んだフェリペのハンドによりPKを獲得。これをオーバメヤンがチップキックで決めて勝利したドルトムントが逆転で開幕4連勝を飾った。
▽2週間前に行われた前節マインツ戦を0-3と完敗して1分け2敗スタートと勝利のないハノーファーは、6月に右足の甲を骨折した清武が今季初先発を飾った。代表戦で2試合連続先発出場を果たした酒井宏も3試合連続先発入りした。
▽一方、開幕3連勝と最高のスタートを切ったドルトムントは、前節ヘルタ・ベルリン戦で全3ゴールに絡んだ香川が開幕から4試合連続先発。ただ、ヘルタ・ベルリン戦でつま先を負傷したロイスが欠場となった。そして、ベンチにはマンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍のヤヌザイが入った。
▽一方、守備に追われるハノーファーは清武のパスセンスに頼った一撃を狙うと、18分に一瞬の隙を突いて先制する。フィールド中央の清武が見事なスルーパスを供給。これに反応したアンドレアセンがシュメルツァーの背後を取ってボックス右のスペースに走り込んで折り返すと、フリーのソビエフが押し込んだ。
▽失点を喫したドルトムントが攻撃に人数を割いて攻勢をかける展開が続くと、34分にボックス内のJ・ホフマンがフェリペに倒されてPKを獲得。これをオーバメヤンが決めてドルトムントが同点に追いついた。
▽前半終盤にかけて、清武のFKからマルセロに混戦の中からシュートに持ち込まれ、フンメルスがプリブをボックス内で倒して冷やりとしたドルトムントだったが、ノーファウルの判定で救われると44分に逆転に成功する。ムヒタリャンが右サイドへ展開し、ギンターの折り返したクロスボールを、ペナルティアーク中央にポジションを移したムヒタリャンが枠の左を捉える正確かつ豪快なボレーシュートを叩き込んだ。
▽ドルトムントが2-1とリードして迎えた後半、開始2分にハノーファーは清武のFKから味方がヘディングシュートを放つも、GKビュルキの好守に阻まれる。その後半もドルトムント攻勢の展開が続く中、53分にハノーファーが試合を振り出しに戻す。プリブが左サイドを突破して上げたクロスボールをフンメルスがカットできずにいると、ボールがソビエフへと渡る。ボックス中央に侵入したソビエフが胸トラップから放ったボレーシュートがゴール右に突き刺さった。
▽またも一瞬の隙を突かれて失点したドルトムントは、59分に負傷したJ・ホフマンに代えて右サイドにそのままヤヌザイを投入。自陣に引くハノーファーの守備の前になかなかチャンスを生み出せずにいたドルトムントだったが、67分に勝ち越しに成功する。ボックス手前左の香川のフィードを、ボックス右ゴールライン際のギンターが丁寧にダイレクトで折り返したボールが、オーバメヤンの前でカットしにかかったフェリペのオウンゴールを誘った。
▽勝ち越し後はドルトムントが敵陣でポゼッションして試合をコントロール。84分にギンターが左足ミドルでGKツィーラーを強襲すると、直後にダメ押しの4点目を奪う。ボックス左から香川の上げた柔らかいクロスを、オーバメヤンの前で手を使って阻んだフェリペのハンドによりPKを獲得。これをオーバメヤンがチップキックで決めて勝利したドルトムントが逆転で開幕4連勝を飾った。
ドルトムントの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
|
ドルトムントの人気記事ランキング
1
O・デンベレがソックスにスマホを忍ばせトレーニング中に「ポケモンGO」をプレー…見つけたトゥヘルは没収
▽世界中で大流行の「ポケモンGO」だが、トレーニング中にプレイするのはやはり許されなかった。 ▽現在プレシーズンマッチを行うため中国遠征を行っているドルトムントだが、FWウスマーヌ・デンベレ(19)がトレーニング中に「ポケモンGO」をプレイしたためトーマス・トゥヘル監督に怒られていた。 ▽マンチェスター・ユナイテッドとのインターナショナル・チャンピオンズカップで1-4と快勝。O・デンベレは1得点の活躍を見せ、勝利に貢献していた。 ▽「ポケモンGO」の公式アカウントのツイートをリツイートするなど、興味津々のO・デンベレは、ボール回しのトレーニング中にソックスの中にスマホを忍ばせていた様で、それを見つけたトゥヘル監督が没収してポケットに入れるシーンが動画に収められていた。 ▽「ポケモンGO」はモンスターを捕まえたり、ジムで対戦したりするゲームだが、ゲーム内の機能にゲットした「タマゴ」を孵化させる機能があり、決められた距離を移動することで「タマゴ」が孵化し、モンスターをゲットできる仕組みとなっている。19歳のO・デンベレはトレーニング中の移動距離を利用して「タマゴ」を孵化させようとしたと見られている。 ▽倒れ込んだO・デンベレに近づいたMF香川真司も状況を把握したのか、ひとツッコミ。トゥヘル監督も香川も笑って済ませていたが、「ポケモンGO」で問題視されている“ながらスマホ”の度が過ぎてしまったようだ。 ◆監督がスマホを没収! https://t.co/8SMDYHBXy0 2016.07.26 20:46 Tue2
ハーランド活躍の秘訣は肉体改造!体重は86kgから大きく増量
ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが活躍の秘訣を明かした。スペイン『アス』が伝えている。 2020年1月にザルツブルクからドルトムント入りしたハーランドはドイツでも類稀な得点力を発揮して、ここまで公式戦59試合の出場で57得点15アシストを記録。ドルトムントで初のフル稼働となる今季も41試合の出場で41得点12アシストと驚異的な数字を叩き出した。 ノルウェー代表として、2日にルクセンブルク代表、6日にギリシャ代表との国際親善試合に臨むハーランドは、進化の秘訣を語った。 「僕の体や足を見れば、大きく変化したことが分かるだろう。まったく違う。僕は本物の男になった。それに加え、スピードも速くなった」 「最も重要なことは、体重が86 kgから 94 kgになったけど、これはビール腹ではなく総筋肉量の問題だ。食べるものには細心の注意を払っている」 194cm、94kgの巨体に加えて、大きなストライドから繰り出される速さを併せ持つハーランドだが、それには本人の努力と徹底した栄養管理があったようだ。 <span class="paragraph-title">【新旧比較】ハーランドの肉体</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Business. As. Usual! <a href="https://t.co/6YMAufasqS">pic.twitter.com/6YMAufasqS</a></p>— Erling Haaland (@ErlingHaaland) <a href="https://twitter.com/ErlingHaaland/status/1387419023156125696?ref_src=twsrc%5Etfw">April 28, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Focus<a href="https://t.co/BG49bKGxor">pic.twitter.com/BG49bKGxor</a></p>— Erling Haaland (@ErlingHaaland) <a href="https://twitter.com/ErlingHaaland/status/1290681190303793152?ref_src=twsrc%5Etfw">August 4, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.06.02 05:35 Wed3
ベリンガムの靴下が穴だらけ…決して削られたわけではなく…
ドルトムントのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの足に注目が集まっているようだ。 2日のブンデスリーガ第5節でホッフェンハイムを1-0で下したドルトムント。6日にはチャンピオンズリーグ(CL)グループG開幕節でデンマークチャンピオンのコペンハーゲンをホームに迎え、マルコ・ロイスのゴールなどで3-0と快勝を収めた。 いずれの2試合を含めて今季フル出場を続けているのがベリンガムだ。コペンハーゲン戦では終盤に追加点も挙げている。 そのベリンガムだが、靴下に穴が空いているとの指摘が上がっている。 ホッフェンハイム戦後にドルトムントのツイッターが投稿したロイスとの抱擁シーンでは、確かにソックスのふくらはぎ部分に多数の穴が空いていることが確認できる。いったい何故なのか。 イギリス『スポーツバイブル』によると、これは決して削られたわけではなく、意図的に切り込みを入れているとのことだ。 サッカー用のソックスは締め付けが強い。そのため、切れ目や穴を空けることでそれを緩和し、筋肉の緊張をほぐして痛みを防ぐことができるという。ケガの防止にも役立つとしている。 同メディアは、これまでにもネイマール(パリ・サンジェルマン)やブカヨ・サカ(アーセナル)、ガレス・ベイル(ロサンゼルスFC)、カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)らも同様に靴下へ細工を施していると、紹介している。 疲労がたまるはずの終盤でもクオリティを保つベリンガム。小さな工夫の一つ一つがプレーの質につながっているのだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】穴の開いたベリンガムの靴下</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Hug me brotha <a href="https://t.co/yYVtDMtYUB">pic.twitter.com/yYVtDMtYUB</a></p>— Borussia Dortmund (@BlackYellow) <a href="https://twitter.com/BlackYellow/status/1565781621890072579?ref_src=twsrc%5Etfw">September 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.09.07 20:45 Wed4
ハーランドの渋い夢が実現! 憧れのミチュからサイン入りユニフォーム届く!
ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、子供の頃の憧れのプレーヤーからサイン入りユニフォームをゲットすることに成功した。『ESPN』が伝えている。 今シーズン、前所属先のレッドブル・ザルツブルクで完全にブレイクを果たした19歳の怪物は、今冬にステップアップを果たしたドルトムントでもその勢いはとどまることを知らず。直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではパリ・サンジェルマン(PSG)を相手にチームを勝利に導く2ゴールを挙げ、早くもスーパースターの風格を見せ始めている。 そのハーランドは先日、子供の頃の憧れのプレーヤーとしてスウォンジー・シティのカルトヒーローである元スペイン代表FWミチュという意外な名前を挙げ、その渋すぎる選択が大きな話題を集めていた。 そして、現在スペイン3部のブルゴスでスポーツ・ディレクターを務めるミチュは今回、ハーランドの名前とドルトムントで背負う17番がプリントされたブルゴスのユニフォームに自身のサインをしてプレゼント。 これに対して、ハーランドは自身の公式ツイッターを通じて、「ワオ、なんて素晴らしいレジェンドなんだ!」と感謝の気持ちを綴ると共に、「初めまして」とミチュをモジった『#Nice2Michu』のハッシュタグを付けて憧れの人に粋な挨拶をした。 ミチュの愛称で知られるミゲル・ペレス・クエスタは、2011-12シーズンに在籍したラージョでラ・リーガ37試合で15ゴールを挙げる活躍をみせ、一気に台頭。その翌年に加入したスウォンジーではプレミアリーグ初挑戦で35試合18ゴールを挙げる圧巻の活躍をみせ、2013年にスペイン代表デビューも飾った。 しかし、以降は度重なるケガの影響などもあって一気にパフォーマンスレベルを落とすと、その後はさしたる成績を残すことができず、2017年に31歳という若さで現役を引退していた。 なお、今回のハーランドの発言によって、再脚光を浴びることになったミチュは、先日にスペイン『オンダ・セロ』で同選手への感謝を口にすると共に、その将来性に太鼓判を押す以下のようなコメントを残していた。 「(憧れの選手と明かしたことについて)それは名誉なことだね。ハーランドは今後ワールドクラスのプレーヤーになるはずだ。彼はすでに私よりもずっと良いプレーヤーさ」 「スウォンジー時代には本当に素晴らしい1年を過ごすことができた。ただ、ハーランドのここ最近のセンセーショナルな活躍は記憶にないね。たぶん、彼以外ではムバッペぐらいじゃないかな」 「彼には素晴らしい将来が待っているはずさ。現在、彼は成功を焦っているわけではなく、正しいステップを踏んでいると思う。ドルトムントは本当に素晴らしいクラブだけど、個人的には彼が今後ヨーロッパで5本の指に入るトップクラブでプレーする姿を見られると思っている」 いわゆる“記録よりも記憶に残る選手”というミチュの儚くも眩い輝きは素晴らしかったが、ハーランドには今後も末永い活躍を期待したいところだ。 <div id="cws_ad">◆ハーランドの渋い夢が実現!<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Wow what a legend!! <a href="https://twitter.com/hashtag/Nice2Michu?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Nice2Michu</a> <a href="https://t.co/Ryn0vEk4tf">https://t.co/Ryn0vEk4tf</a></p>— Erling Haaland (@ErlingHaaland) <a href="https://twitter.com/ErlingHaaland/status/1231951062287966208?ref_src=twsrc%5Etfw">February 24, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> </div> 2020.02.26 17:09 Wed5
