ウェールズが58年ぶりの偉業に王手、ベイル「何が必要なのか理解している」
2015.09.04 08:32 Fri
▽ウェールズ代表は3日、ユーロ2016予選グループB第7節のキプロス代表戦に1-0で勝利した。決勝ゴールを決めたレアル・マドリーMFガレス・ベイルが今回の試合を振り返っている。
▽グループBの4位に位置するキプロスのホームに乗り込んだ首位のウェールズは、ゴールレスで迎えた82分にベイルがヘディングシュートで決勝点を記録。グループ首位の座をキープし、次節のイスラエル代表戦に勝利すれば、1958年のワールドカップ・スウェーデン大会以来となる主要国際大会への出場権を獲得できる状況となった。
▽ベイルは試合後、チーム一丸となって次節に臨み、ウェールズにとっての歴史的な偉業を達成させることを意気込んでいる。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
「今夜は最高の試合ではなかったと思うけど、チャンスの際にうまく決めることができた。こういったことは、たまに起こり得る。今夜は僕に運があったし、重要な勝ち点3を手に入れたんだ」
「やるべきタスクを理解していた。多くのメディアが僕たちを取り囲んでいたことも知っていたよ。(次節の)イスラエル戦では何をしなければいけないか分かっている。ただ、彼らは強いチームだ。僕たちは団結しているし、それぞれの能力を分かり合っている。僕たちは1つだ。そして、今はユーロ2016に行くために何が必要なのか理解している」
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▽ユーロ初出場に王手をかけたウェールズは6日、ホームのカディーフ・シティ・スタジアムでグループ3位のイスラエルと対戦する。
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