CL予選前に去就騒動のラツィオ、インテルも関心のケイタが退団希望か

2015.08.10 14:33 Mon
ラツィオのスペイン人FWケイタ・バルデ・ディアオがクラブに移籍を志願したようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。

バルセロナの下部組織で育ち、その後ラツィオに移籍してからトップチームデビューを果たしたケイタ。だが、将来がしょく望される20歳のストライカーは、ステファノ・ピオリ監督と微妙な関係にある。

昨季も出場機会が限られたケイタは、8日に上海で行われたイタリア・スーパーカップでも出番なし。ピオリ監督は新加入のFWリカルド・キシュナやMFラヴェル・モリソンを起用したが、ケイタにプレー機会を与えることはなかった。

ユヴェントスに0-2と敗れた試合後、ケイタはピッチ上でクラウディオ・ロティート会長と話し合った。イタリアメディアによると、このときに選手は移籍を申し出たという。ロティート会長は慰留しようとしたが、ケイタの意思は固いそうだ。

ラツィオ退団となれば去就が注目されるケイタだが、関心を寄せているクラブの一つがインテルだという。ヴォルフスブルクMFイヴァン・ペリシッチや、ジェノアMFディエゴ・ペロッティを狙っているインテルだが、ケイタが移籍する場合は獲得に動く可能性があるとのことだ。

また、ラツィオはMFルーカス・ビリアの去就も再び騒がしくなっている。キャプテンに就任したことで残留が決まったと思われた同選手だが、スーパーカップ前日に「どうなるかは分からない」と発言。マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリー、モナコと各国のビッグクラブが関心を寄せるだけに、今後の動きが注目される。

ラツィオは18日にチャンピオンズリーグ予選プレーオフの1stレグで、レバークーゼンと対戦する。大事な舞台を翌週に控えているなかで、主力選手たちの去就が騒がれているのは、ピオリ監督にとって悩ましい状況と言えるだろう。


提供:goal.com

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