鳥栖が善戦もアトレティコ・マドリーがPK戦を制す《プレシーズンマッチ》

2015.08.01 22:23 Sat
▽プレシーズンのアジアツアーで来日中のアトレティコ・マドリーは1日、ベストアメニティスタジアムで鳥栖と対戦し、1-1で90分間を終了。その後行われたPK戦を4-1で勝利した。

▽プレシーズンを2試合消化しているアトレティコは、エースのフェルナンド・トーレスやコケ、ラウール・ガルシアなど主力選手が先発で出場。そのほか、アトレティコは新加入のカラスコやサビッチなどが先発に名を連ねた。一方の鳥栖は、鎌田や谷口、早坂が先発出場。なお、エースの豊田はケガの回復が間に合わず欠場となった。

▽堅守を持ち味とする両チームの試合は8分、アトレティコ・マドリーがセットプレーからファーストチャンスを迎える。バイタルエリア左でFKを獲得したアトレティコは、カラスコのFKをボックス中央のサウール・ニゲスが落とし、最後はルーカスが左足で狙うもこのシュートは枠の左に外れた。徐々に攻勢を強めたアトレティコは、18分にコケが左CKを直接ゴール右サイドネットに決め、先制に成功した。その後は中盤で一進一退の攻防を見せるもスコアは動かず、前半はアトレティコリードで終了した。
▽迎えた後半、シメオネ監督はシケイラに代え、フアンフランを投入。その後59分にアトレティコは、フェルナンド・トーレスやオリベル・トーレスなど4選手を交代。新加入のビエットやガビなどがピッチに登場した。

▽アトレティコの堅守を前になかなか攻め手を見いだせない鳥栖だったが83分、サイドチェンジのボールを右サイドで受けた途中出場の田村がドリブルで縦に仕掛けると、ボックス右深くまで持ち上がりクロス。このクロスをGKモジャが弾くも、ゴール前のサビッチに当たったボールは、そのままゴールに吸い込まれた。
▽試合は1-1で90分を終了しPK戦に突入。先攻のアトレティコ・マドリーは、グリーズマンやガビなど4人全員が成功。一方、鳥栖は1人目の鎌田がクロスバーに当てると、2人目の田村もGKモジャのセーブに遭い失敗。この結果、PKスコア4-1でアトレティコ・マドリーが勝利を手にした。

◆スターティングメンバー
【鳥栖(4-4-2)】
GK:藤嶋
DF:崔誠根、菊池、坂井、吉田
MF:早坂、丹羽、谷口、高橋
FW:山崎、鎌田

【アトレティコ・マドリー(4-2-3-1)】
GK:モジャ
DF:J・ガメス、サビッチ、ルーカス、シケイラ
MF:コケ、ラウール・ガルシア、オリベル・トーレス、サウール・ニゲス、カラスコ
FW:フェルナンド・トーレス

◆PK戦
1:○ グリーズマン(アトレティコ・マドリー)
1:× 鎌田大地(鳥栖)

2:○ ガビ(アトレティコ・マドリー)
2:× 田村亮介(鳥栖)

3:○ チアゴ(アトレティコ・マドリー)
3:○ 小林久晃(鳥栖)

4:○ ビエット(アトレティコ・マドリー)
4:- -(鳥栖)

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