数的優位のペルーが初勝利! 4チームが勝ち点で並ぶ《コパ・アメリカ2015》

2015.06.19 11:00 Fri
▽日本時間18日に行われたコパ・アメリカ2015グループC第2節のペルー代表vsベネズエラ代表は、ペルーがFWクラウディオ・ピサーロのゴールで1-0の勝利を収めた。この結果、グループCは4チーム(ペルー、ベネズエラ、コロンビア、ブラジル)が勝ち点3で並んでいる。
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▽序盤は両チームともに固い守りと前線の個を生かした攻撃を見せ、お互いに譲ることなく拮抗した展開となる。ところが29分、競り合った際に引き倒されたペルーのFWゲレーロをベネズエラのDFアモレビエタが踏みつけたとして、アモレビエタが一発退場。ベネズエラは前半から10人での戦いを強いられることになった。▽すると、ベネズエラは攻撃的な選手を下げて守備的な選手を投入。対するペルーは攻撃的な選手を投入して得点を奪いにかかるが、ベネズエラの粘り強い守備を崩せずに時間は経過していく。それでも72分、ペルーが素早い攻守の切り替えから人数をかけて攻め込むと、MFクエバのラストパスがMFリンコンの足に当たってボックス左のピサーロの下にこぼれ、これをピサーロが豪快に蹴り込んだ。
▽リードを許したベネズエラのサンビセンテ監督は、終盤に入って攻撃的なカードをきっていくが、無理にバランスを崩すことなく試合は1-0で終了。ペルーが初勝利を手にし、グループCは4チームが勝ち点3で並ぶ混戦模様となった。グループステージ最終節では、ペルーがコロンビア代表と、ベネズエラがブラジル代表と対戦する。

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「多くの選択肢を持てるため」選手たちに複数の役割を求める森保一監督、将来を見据えた“コンバート”戦略「スペシャル+他のポジションでも機能」

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