CR7不在のポルトガルがイタリアを撃破《国際親善試合》
2015.06.17 05:39 Wed
▽国際親善試合のイタリア代表vsポルトガル代表が16日にスイスのジュネーブで開催され、ポルトガル代表が1-0で勝利した。
▽12日に行われたユーロ2016予選のクロアチア代表戦を1-1のドローで終えたイタリアは、その試合から先発6人を変更。クロアチア戦で負傷交代したGKブッフォンとデ・シルベストリに代わって起用されていたGKシリグとデ・シリオが、この試合でも先発入り。また、出場経験の少ないベルトラッチとソリアーノが、ピルロと共に中盤を組み、[4-3-3]の3トップにはカンドレーバとインモービレ、エル・シャーラウィが入った。
▽一方、13日に行われたユーロ2016予選のアルメニア代表戦をエースのC・ロナウドのハットトリックの活躍で勝利したポルトガル。今回のイタリア戦では、早めのバカンスを与えられたC・ロナウドが招集外となり、代役にはエデルが起用された。
▽両チームの選手にとってバカンス前最後の一戦ということもあり、立ち上がりから気持ちの入った攻防が続く。18分にはボックス左角でパスを受けたベルトラッチが果敢にシュートを放つ。さらに27分にはエル・シャーラウィが左サイドからのカットインシュートという得意の形でポルトガルゴールに迫った。
▽一方、20分過ぎにハムストリングを痛めたコエントランが負傷交代したポルトガルは、30分過ぎに続けてチャンスを迎える。まずは31分、バックパスの処理をもたついたGKシリグからボールを奪ったエデルのパスを受けたヴァレラがボックス外から無人のゴールにシュートを放つが、ここはDFラノッキアの決死のブロックに阻まれる。続く36分にはペナルティアーク付近でモウチーニョがシュートを狙うが、ここはGKシリグが落ち着いてセーブした。
▽先制を許したイタリアは、この試合が代表デビューとなるサンソーネやフランコ・バスケス、マトリといった攻撃的なカードを切ってすぐさま反撃を見せる。67分にはボックス右でパスを受けたダルミアンが巧みな反転から左足でシュートを放つが、これはわずかに枠の左に外れた。
▽試合終盤にかけて積極的に選手を入れ替えた両者は最後まで白熱の攻防を続ける。試合終了間際にはビハインドを追うイタリアが、フランコ・バスケス、ラノッキアの決定的なシュートでゴールに迫るが、最後までGKベトの牙城を崩すことはできず。C・ロナウド不在のポルトガルが難敵イタリアを相手に1-0の勝利を収めた。
▽また、同日行われたポーランド代表vsギリシャ代表は、0-0の引き分けに終わった。レヴァンドフスキやサマラスなど主力不在となった実力者同士の一戦は、互いに決め手を欠き、ゴールレスでの決着となった。
▽12日に行われたユーロ2016予選のクロアチア代表戦を1-1のドローで終えたイタリアは、その試合から先発6人を変更。クロアチア戦で負傷交代したGKブッフォンとデ・シルベストリに代わって起用されていたGKシリグとデ・シリオが、この試合でも先発入り。また、出場経験の少ないベルトラッチとソリアーノが、ピルロと共に中盤を組み、[4-3-3]の3トップにはカンドレーバとインモービレ、エル・シャーラウィが入った。
▽一方、13日に行われたユーロ2016予選のアルメニア代表戦をエースのC・ロナウドのハットトリックの活躍で勝利したポルトガル。今回のイタリア戦では、早めのバカンスを与えられたC・ロナウドが招集外となり、代役にはエデルが起用された。
▽一方、20分過ぎにハムストリングを痛めたコエントランが負傷交代したポルトガルは、30分過ぎに続けてチャンスを迎える。まずは31分、バックパスの処理をもたついたGKシリグからボールを奪ったエデルのパスを受けたヴァレラがボックス外から無人のゴールにシュートを放つが、ここはDFラノッキアの決死のブロックに阻まれる。続く36分にはペナルティアーク付近でモウチーニョがシュートを狙うが、ここはGKシリグが落ち着いてセーブした。
▽ゴールレスで迎えた後半も緊迫感のある展開が続く。50分にはピルロの高精度のプレースキックからボヌッチが右ポスト直撃のヘディングシュートを放った。対するポルトガルはこの直後に反撃に転じると、52分に左サイドを突破したクアレスマが右足アウトにかけた絶妙なクロスを供給。これをエデルがスライディングシュートで合わせ、ポルトガルが先制に成功した。
▽先制を許したイタリアは、この試合が代表デビューとなるサンソーネやフランコ・バスケス、マトリといった攻撃的なカードを切ってすぐさま反撃を見せる。67分にはボックス右でパスを受けたダルミアンが巧みな反転から左足でシュートを放つが、これはわずかに枠の左に外れた。
▽試合終盤にかけて積極的に選手を入れ替えた両者は最後まで白熱の攻防を続ける。試合終了間際にはビハインドを追うイタリアが、フランコ・バスケス、ラノッキアの決定的なシュートでゴールに迫るが、最後までGKベトの牙城を崩すことはできず。C・ロナウド不在のポルトガルが難敵イタリアを相手に1-0の勝利を収めた。
▽また、同日行われたポーランド代表vsギリシャ代表は、0-0の引き分けに終わった。レヴァンドフスキやサマラスなど主力不在となった実力者同士の一戦は、互いに決め手を欠き、ゴールレスでの決着となった。
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