W杯予選を前に勢いと課題 フィニッシュの精度向上を誓う岡崎
2015.06.12 00:05 Fri
11日の親善試合で、日本代表はイラク代表に4-0と快勝した。ゴールを挙げたFW岡崎慎司は、ワールドカップ(W杯)アジア予選を前に、手応えと課題を口にした。
招集されたメンバーで最多の国際Aマッチ43得点を挙げていた岡崎は、この日もゴールを重ねた。32分、縦パスにMF宇佐美貴史らとともに抜け出すと一気にゴールに迫る。ボックス手前で、同じく並走していたMF本田圭佑ではなく自身にパスが回ってくると、相手GKに当てながらもチームのこの日3点目を決めた。
得点場面のみならず、狙いどおりの形が出せたと岡崎は語る。
「選手が前を向いたときに2、3人がトップスピードでダッシュするというのは、今日の一番良い形だったかなと思う。その時に誰か1人が相手をかわしたことで、何人かがフリーになるということが多かった。(得点シーンは)そのパターンで、全員がトップスピードで入った。1人がかわすことによって、数的優位をつくって宇佐美が良いパスをくれた」
一方、課題も口にする。得点の1分前、同じように縦パスで抜け出し、本田との連係でGKと1対1になりながら、シュートは股下を抜くことなくGKに当たり、クロスバーに嫌われていた。
「(相手への対応よりも)自分たちのサッカーの方を、狙いを持ってできたのではないかと思う。狙いを持ってできたというポジティブな部分もあるけれど、正確性というか『最後の部分を決め切る』という自分自身の反省も残る。正確に最後のところを決めることが、今後大事になってくる」
近づくW杯予選でも、得点は順調に重ねられていくのか。初戦は16日、さいたまでのシンガポール戦となる。
提供:goal.com
招集されたメンバーで最多の国際Aマッチ43得点を挙げていた岡崎は、この日もゴールを重ねた。32分、縦パスにMF宇佐美貴史らとともに抜け出すと一気にゴールに迫る。ボックス手前で、同じく並走していたMF本田圭佑ではなく自身にパスが回ってくると、相手GKに当てながらもチームのこの日3点目を決めた。
得点場面のみならず、狙いどおりの形が出せたと岡崎は語る。
「選手が前を向いたときに2、3人がトップスピードでダッシュするというのは、今日の一番良い形だったかなと思う。その時に誰か1人が相手をかわしたことで、何人かがフリーになるということが多かった。(得点シーンは)そのパターンで、全員がトップスピードで入った。1人がかわすことによって、数的優位をつくって宇佐美が良いパスをくれた」
一方、課題も口にする。得点の1分前、同じように縦パスで抜け出し、本田との連係でGKと1対1になりながら、シュートは股下を抜くことなくGKに当たり、クロスバーに嫌われていた。
「(相手への対応よりも)自分たちのサッカーの方を、狙いを持ってできたのではないかと思う。狙いを持ってできたというポジティブな部分もあるけれど、正確性というか『最後の部分を決め切る』という自分自身の反省も残る。正確に最後のところを決めることが、今後大事になってくる」
近づくW杯予選でも、得点は順調に重ねられていくのか。初戦は16日、さいたまでのシンガポール戦となる。
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