【特集】14-15リーグ・アン総括&ベストイレブン

2015.06.06 17:00 Sat
【シーズン総括】
★思わぬ混戦もPSGが3連覇
▽序盤から中盤戦にかけてはマルセイユリヨンパリ・サンジェルマン(PSG)の三つ巴の争いが続いていたが、最終的には地力で勝る王者PSGが一歩抜け出し、クラブ史上初の3連覇とフランス史上初の国内4冠を果たした。

▽ブラジル・ワールドカップ参加による主力のコンディション低下と連覇の油断から序盤戦は低調なパフォーマンスに終始し、勝ち点を取りこぼしたPSG。しかし、エンジンがかかり出した中盤戦以降は、パストーレやヴェッラッティにけん引された巨大戦力が本来のポテンシャルを発揮。シーズン終盤に入って息切れしたライバルを尻目に着実に勝ち点を積み上げ、最終的には2位以下に8ポイント差を付けての3連覇となった。2年連続得点王のイブラヒモビッチが不振に陥った中でも危なげなく優勝を決めるあたりに王者の貫禄を感じさせられた。

▽最後はPSGに押し切られたものの、昨季の5位から2位に躍進したリヨンは、今後に向けて実りあるシーズンとなった。今季から指揮官に就任したフルニエ監督は、バルセロナに次ぐ育成組織を持つクラブの利点を最大限に生かし、生え抜きの若手中心のメンバー構成でシーズンに臨んだ。すると、昨季すでにブレイクしていたラカゼットが完全に覚醒し、序盤からゴールを量産。さらにフェキルやアンティティらそれ以外の若手と新戦力のジャレなどベテランも安定したパフォーマンスを披露し、2009-10シーズン以来のCLストレートインを決めた。
▽CL出場圏内の3位に入ったのは昨季2位のモナコ。昨夏にファルカオとハメス・ロドリゲスの2大エースを放出したモナコだったが、ジャルディム新監督の堅守速攻スタイルが機能し、最終的に3位でシーズンを終えた。

▽EL出場権を獲得したのは、マルセイユ(4位)とサンテチェンヌ(5位)とボルドー(6位)の3チーム。鬼才ビエルサ監督の下で前半戦の主役となったマルセイユだったが、選手層に不安のあるチームは消耗の激しいスタイルの影響で後半戦に失速した。近年、安定した戦いぶりが目立つサンテチェンヌは最低限のノルマであるEL出場権を確保。また、サニョル新監督の下、粘り強い戦いを見せたボルドーも6位フィニッシュという上々の結果を手にした。
▽降格という憂き目を味わうことになったのは、昇格組のメス(19位)とRCランス(最下位)の2チームとエビアン(18位)。前述した2チームは財政的に1部で戦う資金力が乏しく目立った補強ができなかったのが、降格の原因となった。一方、4季ぶりの2部降格となるエビアンは、得点力不足に加え終盤戦の5連敗が響いた。なお、この3チームに代わって来季1部に昇格するのは、トロワとガゼレク・アジャクシオ、アンジェの3チームだ。

【最優秀選手&監督】
★最優秀選手
◆FWアレクサンドル・ラカゼット(リヨン)

▽今季の欧州主要リーグでC・ロナウド(48ゴール)、メッシ(43ゴール)に次ぐ27ゴールを記録し、リーグ・アン得点王に輝いたラカゼットを最優秀選手に選出した。リヨンの若きエースは、前半戦だけで昨シーズンのゴール数を上回る17ゴールを記録し、得点ランキングトップを独走。後半戦に入って1カ月ほどの離脱を強いられたものの、復帰後は再びゴールラッシュをみせ、チームの2位躍進に大きく貢献した。卓越したシュート技術に加え、ドリブルやパスセンスを備えるリーグ・アン屈指の万能FWは、来季もエースとしてリヨンに留まるのか、はたまたビッグクラブにステップアップを果たすのか…。

★最優秀監督
◆レオナルド・ジャルディム(モナコ)
▽就任1年目ながらリーグ最高の堅守を軸に来季のCL出場権を手繰り寄せたその手腕には脱帽だ。超大型補強を敢行したリーグ・アン昇格1年目とは打って変わって、緊縮財政を強いられた昨夏はファルカオとハメス・ロドリゲスという2大エースを放出。その代わりにチームにやってきたのは、ほとんどが無名の若手だった。当然、戦力値を大きく落としたチームは序盤戦で躓くも、卓越した戦術眼を持つ若きポルトガル人指揮官は、チームに組織的な守備を植え付け、見事にチームを立て直した。リーグ3位フィニッシュに加え、CLベスト8進出という戦績は、ほぼ満点の出来だった。

【期待以上】
★チーム
◆リヨン
▽最終的にPSGに突き放されたとはいえ、目立った補強がなかった中での2位躍進は称賛すべき偉業だ。今季フルニエ監督を新指揮官に迎えたリヨンは、開幕直後の成績こそ振るわなかったものの、5連勝以上を2度記録するなど、中盤戦から終盤にかけて圧倒的な強さを見せた。攻撃では得点王に輝いたラカゼットとフェキル、守備では若き守護神のアントニー・ロペス、アンティティと生え抜きの若手が躍動し、結果内容ともに素晴らしい戦いぶりだった。待望の新スタジアムに加え、久々のCL参戦となる来季のリヨンには是非注目してほしい。

★選手
◆FWクラウディオ・ブーヴェ(ギャンガン)

▽リーグ・アン2年目の27歳が華々しい活躍を披露した。グアドループにルーツを持つブーヴェは、これまでトップ下や2列目を主戦場としていた。だが、ストライカー不足というチーム事情を受け、今季途中からFWにコンバートした。すると、このコンバートをキッカケにストライカーとしての才能を開花させたブーヴェは、昨季の5ゴールを大きく上回る17ゴールを記録。とりわけ、評価を高めたのが174cmとは思えない打点と精度を誇るヘディングシュート。国内メディアからは“新たなドログバ”という称号を得ている。

【期待外れ】
★チーム
◆リール
▽昨季の3位という順位を考えれば、8位に終わった今季の成績は期待外れだったと言わざるを得ない。シーズン序盤にCLプレーオフで敗れる厳しいスタートとなったチームは、ELでもグループリーグ敗退。その後、リーグ戦一本となった後半戦もギアは上がり切らず、最終的にヨーロッパ出場圏外の8位でシーズンを終えた。低迷の原因はリーグ12位タイの43得点しか奪えなかった攻撃陣。とりわけ、リバプールからのレンタルで残留したベルギー代表FWオリギの不振(8ゴール)だった。また、ここ数年の主力売却で巨額の資金を得ながら効果的な補強に動かなかったフロントの失態も見逃せない。来季はジラール監督の後任としてアフリカネーションズカップ2度の優勝経験を持つルナール監督の就任が決定しており、巻き返しのシーズンとなる。

★選手
◆MFグルキュフ&グラニエ(リヨン)
▽今季2位に躍進したリヨンだったが、3連覇を決めたPSGに逃げ切られた理由の1つが、シーズンを通じてほとんど仕事ができなかったグルキュフとグラニエの2人。[4-3-1-2]の布陣を採用するリヨンにおいて攻撃の軸となるトップ下は、非常に重要なポジションだ。しかし、そのトップ下を担うグルキュフとグラニエは度重なる負傷の影響で2人合わせて23試合(グルキュフが17試合、グラニエは6試合)しか出場できなかった。また、出場した試合においてもチーム最高クラスの高給に見合うだけの働きはできなかった。互いにポテンシャルは間違いないだけに来季の奮起に期待したい。(グルキュフは今季限りでの退団が決定)

【ベストイレブン】

【短評】
GK ダニエル・スバシッチ(モナコ)
▽リーグ最少失点の堅守を支えた絶対的な守護神。ジャルディム新体制で今季リーグ最小失点を記録したモナコだったが、バックラインで30試合以上に出場したのは意外にもファビーニョただ1人(中盤で数試合に出場)。その中でも安定した守備を披露できたのは、卓越したシュートストップとハイボール処理を見せたクロアチア代表GKの存在あってこそだった。
37試合(先発37)3330分

DF クリストフ・ジャレ(リヨン)
▽新天地で完全復活を遂げたベテランDF。不遇をかこったPSGから昨夏にリヨンに加入したジャレは、新天地で以前の輝きを取り戻した。積極的な攻撃参加に加え、味方をうまく動かすベテランらしい守備でリーグ3位の堅守を支えた。
32試合(先発32)2880分
1得点

DF チアゴ・シルバ(パリ・サンジェルマン)
▽ワールドカップのショックを見事に乗り越えチームを3連覇に導いた。序盤戦はワールドカップでの屈辱的な敗戦を受け、やや精彩を欠いたもののシーズンが進むに連れて本来のプレーを取り戻した。新加入のダビド・ルイスやマルキーニョスといった同胞をうまくリードしていた。
26試合(先発26)2308分
1得点

DF サミュエル・アンティティ(リヨン)
▽DF王国フランスの次代を担う左利きのセンターバック。21歳という若さながら今季2位に躍進したリヨンの最終ラインを見事に統率した。181cmと上背はないものの、圧倒的な身体能力を武器に一対一の対応で強さを見せた。また、左サイドバックもこなすスピードとテクニックを備えるアンティティは、サコーやマンガラに代わって“レ・ブルー(フランス代表)”への招集が期待される大器だ。
35試合(先発35)3087分
1得点

DF マクスウェル(パリ・サンジェルマン)
▽際立った安定感で3連覇を決めた王者の最終ラインを支えた。積極的にターンオーバーを採用する指揮官の影響で、出場試合数は26試合にとどまったが、いずれのゲームにおいてもベテランらしい攻守に気の利いたプレーを披露。また、重要な場面でゴールを決めたことも評価すべき点だ。
26試合(先発24)2164分
3得点

MF ハビエル・パストーレ(パリ・サンジェルマン)
▽PSGの3連覇に最も貢献したプレーヤーといって差し支えはないはずだ。イブラヒモビッチの加入以降、絶対的エースへの遠慮からか、消極的なプレーが目立っていたものの、今季は不調のエースに代わって攻撃陣の主役を担った。インサイドハーフと左右のウイングで持ち味のクリエイティビティーを遺憾なく発揮した。
34試合(先発31)2747分
5得点

MF マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン)
▽年々凄みを増す若き司令塔は、主力の大半が昨季に比べパフォーマンスを落とした中、パストーレと共にチームをけん引した。以前に比べ、プレーの判断が格段に向上し、巧みなボールキープと長短交えた高精度のパスで中盤をコントロールした。
32試合(先発28)2455分
2得点

MF ディミトリ・ペイエ(マルセイユ)
▽ビエルサの薫陶を受け、更なる高みに到達した。これまでは創造性豊かなプレーヤーにありがちなムラッ気が目立ったペイエだったが、今季はビエルサ監督の下、攻守に“闘える”プレーヤーに生まれ変わった。リーグ最多となる16アシストに加え、7ゴールは素晴らしい数字だった。
36試合(先発35)3052分
7得点

FW ナビル・フェキル(リヨン)
▽リーグ年間最優秀若手プレーヤーに輝いた21歳のアタッカー。“フランスのメッシ”と評される卓越した左足のテクニックを駆使した仕掛けは、多くのDFの脅威となった。トップ下と2トップの一角として、13ゴール9アシストを記録し、ラカゼットと共にリヨンの攻撃をけん引した。
34試合(先発34)2757分
13得点

FW アレクサンドル・ラカゼット(リヨン)
▽今季のリーグ・アンMVP。卓越したシュート技術と多彩なフィニッシュを武器にキャリアハイとなる27ゴールを記録。イブラヒモビッチやカバーニ、ジニャックらを抑えて自身初となる得点王に輝いた。
33試合(先発33)2842分
27得点

FW クラウディオ・ブーヴェ(ギャンガン)
▽今季最も躍進を遂げたプレーヤーの1人。昨季初めてリーグ・アンにフル参戦したブーヴェは、今季トップ下からストライカーにコンバートを果たすと、リーグ5位タイとなる17ゴールを記録。とりわけ、ヘディングシュートの精度が光った。
36試合(先発34)2987分
17得点

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