ラージョ退団を示唆するP・ヘメス 「ここの監督であり続けることはないだろう」
2015.05.17 23:43 Sun
ラージョのパコ・ヘメス監督が、今季限りで同クラブを後にする考えを示唆している。
今季限りで契約が切れるラージョで、監督を続けることも否定していないP・ヘメス監督。しかしながら現状では、クラブに要求している「将来を見据えたプロジェクト」を保証されておらず、退団の可能性が高まっているようだ。
元スペイン代表DFは、スペイン『マルカ』とのインタビューで次のように述べている。
「契約延長? 現状では難しいね。もう、どうにもならないと考えるべき時期にさしかったのだと思う。金銭面では合意に達しているが、ほかの条件が価値を得られていないんだよ。会長、クラブが条件を熟考しないならば、ここの監督であり続けることはないと思う」
「今季終了後、代理人から届いたオファーの内容を聞くことになるだろう。ラージョが考え直すならば続ける可能性もあるだろうが、パーセンテージは日を追うごとに少なくなっている。監督は多くの場合で、自分の行き先を選択することができないが、何より最善の選択をしなければならない」
選手時代にプレーしたチームを率いることに魅力を感じるかを問われると、次のように返した。
「素晴らしい経験になるだろうね。これまでにはプレーしてはいないもののラス・パルマスの監督を務め、その後に古巣のコルドバ、ラージョを指揮した。あとはムルシア、サラゴサ、デポルティボ、そしてスペイン代表が欠けているね」
P・ヘメス監督は、スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督の後任候補とされている。
「スペイン代表監督の座は、最高の指揮官のためのもので、その立場に値することを示さなければならない。私は監督がいるチームのことを話すことを好んでいないし、スペイン代表にはデル・ボスケという最高の指揮官がいる」
「ビセンテがスペイン代表指揮官の日々を終えることを決断した場合には、その可能性を見ることになるだろう。自分にその職を務められるキャパシティーがあるかをね」
プレミアリーグを率いる可能性については、次のように語った。
「現在のプレミアは栄華を極めている。特に財政面でね。今のイングランドは、高いクオリティーの選手たちを自由に引っ張ってくることができるんだ。リーガから選手を取り除き、自リーグを強化するといった具合にね。ただ、私はリーガこそが世界最高のリーグだと思い続けているよ」
「もちろん、いつの日かプレミアで監督を務めたい。あそこには私の興味をそそるクラブが存在し、彼らとであれば重要なことを成し遂げられると思う。問題は、それがいつになるかということだ。現在はスペインで満足しているからね。ただ、もし明日、または3年以内にスーツケースを持ち出さなければいけないとしたら、そうする心構えはある。私という人間が挑戦に怯えることはないんだ」
提供:goal.com
今季限りで契約が切れるラージョで、監督を続けることも否定していないP・ヘメス監督。しかしながら現状では、クラブに要求している「将来を見据えたプロジェクト」を保証されておらず、退団の可能性が高まっているようだ。
元スペイン代表DFは、スペイン『マルカ』とのインタビューで次のように述べている。
「契約延長? 現状では難しいね。もう、どうにもならないと考えるべき時期にさしかったのだと思う。金銭面では合意に達しているが、ほかの条件が価値を得られていないんだよ。会長、クラブが条件を熟考しないならば、ここの監督であり続けることはないと思う」
「今季終了後、代理人から届いたオファーの内容を聞くことになるだろう。ラージョが考え直すならば続ける可能性もあるだろうが、パーセンテージは日を追うごとに少なくなっている。監督は多くの場合で、自分の行き先を選択することができないが、何より最善の選択をしなければならない」
選手時代にプレーしたチームを率いることに魅力を感じるかを問われると、次のように返した。
「素晴らしい経験になるだろうね。これまでにはプレーしてはいないもののラス・パルマスの監督を務め、その後に古巣のコルドバ、ラージョを指揮した。あとはムルシア、サラゴサ、デポルティボ、そしてスペイン代表が欠けているね」
P・ヘメス監督は、スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督の後任候補とされている。
「スペイン代表監督の座は、最高の指揮官のためのもので、その立場に値することを示さなければならない。私は監督がいるチームのことを話すことを好んでいないし、スペイン代表にはデル・ボスケという最高の指揮官がいる」
「ビセンテがスペイン代表指揮官の日々を終えることを決断した場合には、その可能性を見ることになるだろう。自分にその職を務められるキャパシティーがあるかをね」
プレミアリーグを率いる可能性については、次のように語った。
「現在のプレミアは栄華を極めている。特に財政面でね。今のイングランドは、高いクオリティーの選手たちを自由に引っ張ってくることができるんだ。リーガから選手を取り除き、自リーグを強化するといった具合にね。ただ、私はリーガこそが世界最高のリーグだと思い続けているよ」
「もちろん、いつの日かプレミアで監督を務めたい。あそこには私の興味をそそるクラブが存在し、彼らとであれば重要なことを成し遂げられると思う。問題は、それがいつになるかということだ。現在はスペインで満足しているからね。ただ、もし明日、または3年以内にスーツケースを持ち出さなければいけないとしたら、そうする心構えはある。私という人間が挑戦に怯えることはないんだ」
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