ワルシャワ行きの切符を掴んだドニプロがクラブ史初のファイナルへ!《EL》
2015.05.15 06:01 Fri
▽14日に行われたEL準決勝2ndレグのドニプロvsナポリは、ホームのドニプロが1-0で勝利した。この結果、2戦合計スコアを2-1としたドニプロのクラブ史上初となるファイナル進出が決定している。
▽クラブ史上初の決勝進出を狙うドニプロと、マラドーナを擁して優勝した1988-89シーズン以来となる26シーズンぶりのファイナル進出を狙うナポリの一戦。国内の情勢不安によりディナモ・キエフの本拠地オリンピスキ・スタジアムで行われた試合は、ナポリが開始2分にセットプレーからイグアインのヘディングシュートでゴールに迫れば、ドニプロも3分にロタンの直接FKで応戦。互いにアグレッシブな入りを見せる。
▽そんな中で、ナポリは7分にインレルのスルーパスを最終ラインの背後で受けたイグアインにビッグチャンス。GKとの一対一を迎えるが、右足のシュートは相手GKの鋭い飛び出しに阻止された。さらに、徐々に試合が落ち着き始めた19分には右サイドからのダイアゴナルランでラインブレイクしたカジェホンだったが、これはオフサイドの判定。ゴールこそ奪えないものの、ナポリが徐々に試合のリズムを掴んでいった。
▽すると、27分にもナポリに決定機。左サイドのグラムが上げたセンタリングに中央のイグアインがヘディングで合わせるが、ゴール右隅を捉えたシュートはGKボイコのファインセーブに阻まれた。その後もボールを支配したナポリだったが、ドニプロの堅守攻略に苦戦。なかなかゴールを奪うことができない。
▽一方、守護神の踏ん張りもあり、ナポリの攻撃を無失点で防ぐドニプロは、31分にボックス手前でダビ・ロペスからボールを奪うと、ショートカウンターを発動。その流れからセレズニョフがゴールに迫るが、右足で放たれた低い弾道のシュートはわずか枠の右に外れた。結局、前半終了間際にかけても一進一退の攻防が続いた試合は、ゴールレスでハーフタイムを迎えた。
▽すると、攻めあぐねる状況を見かねたベニテス監督は55分、プレーに精彩を欠いていたガッビアディーニに代えて、ハムシクをトップ下に投入。攻撃陣の奮起を促すが、その3分後に被弾する。左サイドからコノプリャンカが左足で丁寧にクロスを上げると、これに中央のセレズニョフが反応。ブリトスとのボディコンタクトを制したセレズニョフが頭で押し込んだ。
▽交代策の直後に失点を喫したナポリは、66分にインシーニェに代えてメルテンスを送り込むと、この交代が攻撃を活性化。メルテンスやD・ロペス、イグアインが積極的にシュートを浴びせていく。終盤にかけてもドニプロを圧倒したナポリだったが、要所で身体を張った相手のディフェンスをこじ開けられずに試合終了。ナポリを退けたドニプロがクラブ史上初となる決勝進出を決めた。
▽クラブ史上初の決勝進出を狙うドニプロと、マラドーナを擁して優勝した1988-89シーズン以来となる26シーズンぶりのファイナル進出を狙うナポリの一戦。国内の情勢不安によりディナモ・キエフの本拠地オリンピスキ・スタジアムで行われた試合は、ナポリが開始2分にセットプレーからイグアインのヘディングシュートでゴールに迫れば、ドニプロも3分にロタンの直接FKで応戦。互いにアグレッシブな入りを見せる。
▽そんな中で、ナポリは7分にインレルのスルーパスを最終ラインの背後で受けたイグアインにビッグチャンス。GKとの一対一を迎えるが、右足のシュートは相手GKの鋭い飛び出しに阻止された。さらに、徐々に試合が落ち着き始めた19分には右サイドからのダイアゴナルランでラインブレイクしたカジェホンだったが、これはオフサイドの判定。ゴールこそ奪えないものの、ナポリが徐々に試合のリズムを掴んでいった。
▽一方、守護神の踏ん張りもあり、ナポリの攻撃を無失点で防ぐドニプロは、31分にボックス手前でダビ・ロペスからボールを奪うと、ショートカウンターを発動。その流れからセレズニョフがゴールに迫るが、右足で放たれた低い弾道のシュートはわずか枠の右に外れた。結局、前半終了間際にかけても一進一退の攻防が続いた試合は、ゴールレスでハーフタイムを迎えた。
▽少なくとも1ゴールを奪わなければ決勝への道を切り開けないナポリは、後半も立ち上がりからボールを支配。しかし、前がかりに出た49分にはカウンターから左サイドを攻略され、絶体絶命のピンチを迎える。それでも、ボックス右から放たれたルチケビッチのシュートは精度を欠いたこともあり、ナポリは難を逃れた。
▽すると、攻めあぐねる状況を見かねたベニテス監督は55分、プレーに精彩を欠いていたガッビアディーニに代えて、ハムシクをトップ下に投入。攻撃陣の奮起を促すが、その3分後に被弾する。左サイドからコノプリャンカが左足で丁寧にクロスを上げると、これに中央のセレズニョフが反応。ブリトスとのボディコンタクトを制したセレズニョフが頭で押し込んだ。
▽交代策の直後に失点を喫したナポリは、66分にインシーニェに代えてメルテンスを送り込むと、この交代が攻撃を活性化。メルテンスやD・ロペス、イグアインが積極的にシュートを浴びせていく。終盤にかけてもドニプロを圧倒したナポリだったが、要所で身体を張った相手のディフェンスをこじ開けられずに試合終了。ナポリを退けたドニプロがクラブ史上初となる決勝進出を決めた。
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