浦安が高橋の2得点で関東ダービーを制す! 名古屋・森岡はFリーグ通算200ゴール達成!《ゼビオFリーグ》

▽5月9日(土)、10日(日)に全国各地でSuper Sports XEBIO Fリーグ2015/2016第2節が行われた。9日の大阪vs浜松は、大阪が3-2で勝利。府中vs仙台は、仙台が2-0と府中を完封し、浦安vs町田の“関東ダービー”は2-1で浦安に軍配が上がった。10日開催の大分vs北海道は1-1のドローに終わり、名古屋vs神戸は撃ち合いの末、4-3で名古屋が勝利した。湘南vsすみだは、すみだが3-1で勝利している。◆大阪vs浜松
▽開幕戦で敗れた2チームの一戦は、前半をゴールレスで終えると、迎えた28分に永井義文が2試合連続ゴールを奪う。さらに34分にはヴィニシウスの得点で、大阪が2点のリードを得た。一方の浜松は、失点直後からGKに曽根田盛将を置いたパワープレーに移行。すると36分に須藤慎一が加点すると、37分には曽根田にもゴールが生まれて、試合は振り出しへ戻る。ところが、追いつかれた大阪も森秀太をGKに置いたパワープレーを仕掛け白星を目指すと、試合終了間際にそのパワープレーから永井がこのしいあ2点目となるゴールを奪い、勝ち越しに成功。直後に試合は終了し、大阪がホーム開幕戦を白星で飾った。◆府中vs仙台
▽開幕戦で快勝スタートを切った府中と、黒星スタートとなった仙台の一戦。序盤からホームの府中が押し気味に試合を進めていくも、7分に仙台のカウンターがさく裂。南本晶が右サイドから府中陣内に侵入してそのままシュートを沈めた。13分にも仙台がカウンターを仕掛けると、影浦俊介がネットを揺らして、前半は仙台が2点をリードして終える。迎えた26分、相手のハンドにより府中はPKを獲得。しかし山田ラファエルユウゴのシュートはGK冨田祐耶がブロック。試合終盤にはパワープレーで仙台のゴールマウスをこじ開けようとした府中だったが、56本ものシュートを放ちながらも最後までネットを揺らすことはできずに試合は終了。仙台が堅守速攻で得点を奪い、今季初白星を挙げた。
◆浦安vs町田
▽連勝を目指す浦安と町田の“関東ダービー”は、開始18秒に前日が33歳のバースデーだった高橋健介がネットを揺らして浦安が先制する。そのまま試合を折り返すと、27分に左サイドのボラが入れたシュートパスを篠崎隆樹がセグンドで合わせて、町田が試合を振り出しに戻す。その後は一進一退の攻防が続く中、36分に高橋が相手を背負った状態から反転シュートを沈めて浦安がまたもリードを手にする。リードを許した町田は、失点直後から篠崎をGKに入れたパワープレーを開始するが、追いつくことはできず、浦安が開幕2連勝を飾った。

◆大分vs北海道
▽代々木セントラルで白星を挙げた両チームの一戦は10分、今シーズンから北海道に加入した宮原勇哉がFリーグ初ゴールを奪い、アウェイチームがリードする。そのまま試合を折り返すと、迎えた25分に今シーズンから大分に加入した齊藤秀人がネットを揺らして同点に追いついた。終盤は互いにゴールを目指すも、勝ち越しゴールは生まれることはなく終了。開幕戦に勝利した2チームの一戦は勝ち点を分け合う結果に終わった。◆名古屋vs神戸
▽開幕連勝を目指す名古屋と、連敗は避けたい神戸の一戦。12分に岡崎チアゴのゴールで神戸が先制するも、13分には前鈍内マティアスエルナンが同点ゴールを奪う。18分に相井忍のゴールで再びリードを手にした神戸だったが、名古屋は前半終了3秒前にエースの森岡薫が通算200得点目のメモリアルゴールを決め、名古屋が同点に追いついて前半を終えた。シーソーゲームとなった試合は、24分に名古屋の中村友亮が移籍後初ゴールを奪うと、26分には森岡がこの試合2点目を奪う。4-2と点差を広げられた神戸は、7分を残してパワープレーに移行すると、試合終了15秒前に相井がこの試合2点目を挙げる。しかし追いつくための時間は残されてはおらず、試合は終了。森岡が前人未到の200ゴールを達成した名古屋が、開幕2連勝を飾った。

◆湘南vsすみだ
▽今季初勝利を目指す両チームの一戦は、2分に諸江剣語のシュートが決まってアウェイのすみだが先手を取る。しかし湘南も11分に浦上浩生のゴールで同点として試合を折り返した。迎えた後半はスコアに動きがないまま終盤へ。すると34分に西谷良介、36分に稲葉洸太郎と、今シーズンから加入した新戦力のゴールで、すみだが3-1とリードする。追いかける湘南は失点直後から岡村康平をGKに入れたパワープレーに出るも、得点を奪えず試合は終了。すみだが新戦力の活躍で今季初勝利を挙げた。