バルセロナがホームで4発、公式戦9連勝で首位堅守《リーガエスパニョーラ》

2015.04.09 05:40 Thu
▽8日にリーガエスパニョーラ第30節のバルセロナvsアルメリアが行われ、4-0でバルセロナが勝利した。
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▽5日に行われたセルタ戦をマテューの2戦連続弾で制して公式戦8連勝を達成したバルセロナは、前節からスタメンを6人変更。出場停止のブスケッツやネイマール、イニエスタなどが先発を外れ、セルタ戦で途中出場のペドロやラキティッチ、チャビなどがスタートから起用された。▽一方のアルメリアは、4日のグラナダ戦終了後にマルティネス前監督を解任。後任として監督に就任したセルジ新監督が、現役時代の古巣となるバルセロナを相手に指揮官としてのリーガエスパニョーラ初陣に挑んだ。
▽試合は、立ち上がりから攻勢を仕掛けるバルセロナに対し、アルメリアは4-4のコンパクトなラインを自陣に形成して待ち構える展開となった。ボールポゼッションで圧倒するバルセロナは12分、右サイドでボールを受けたダニエウ・アウベスのクロスをボックス中央でフリーのメッシがヘディングシュート。しかし、これはGKジュリアンの正面に飛んでしまった。

▽一方、試合開始から守備に奮闘するアルメリアは15分、ボックス右を縦に突破したティエビーのラストパスをウェリントンが狙うも、このシュートはゴール左に逸れた。
▽メッシ、スアレス、ペドロを中心に幾度とアルメリアゴールに襲い掛かるバルセロナは30分、ダニエウ・アウベスの右クロスをファーサイドのペドロが落とし、最後はボックス中央のチャビがハーフボレーで狙う。このシュートはGKジュリアンに阻まれるも、直後の33分に均衡を破る。右サイドからカットインしたメッシが、ボックス右へ侵入。ボックス右角付近で左足を振り抜くと、ボールはゴール左隅に吸い込まれた。

▽1点をリードした後半も立ち上がりから攻勢をかけるバルセロナは55分、右サイドに開いたスアレスがダニエウ・アウベスからパスを受けるとカットイン。ボックス右から侵入したスアレスの左足シュートがゴール左上に決まった。

▽早い時間に追加点を奪ったバルセロナは70分にも途中出場モントーヤのクロスからペドロがゴールを脅かす。すると、75分に3点目が生まれる。チャビの右CKから中央に走りこんだバルトラがヘディングシュートでゴールネットを揺らした。

▽3点をリードするバルセロナは、後半アディショナルタイムにもメッシのパスで相手DFの裏に抜け出したペドロのラストパスを最後はスアレスが流し込み、4点目を記録。そのままタイムアップを迎え、バルセロナが公式戦連勝記録を“9"に伸ばして首位を堅守した。

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