L・エンリケ「38試合ですべて良い試合を演じるのは理想郷」 ネイマールの無得点は気にせず

バルセロナは8日、リーガエスパニョーラ第30節でホームにアルメリアを迎える。ルイス・エンリケ監督は、シーズンの中には内容を伴わない試合も存在すると認めている。

前節アウェイでセルタに1-0と辛勝したバルセロナ。得点はセットプレーによるDFジェレミー・マテューのゴールのみで、FWリオネル・メッシ、ルイス・スアレス、ネイマールらは不発に終わった。

しかし、L・エンリケ監督は内容が悪い中でも結果を残す重要性を説いている。試合前日会見で、次のように話した。

「単純に、シーズンの中での過程をたどっているだけだ。私は38試合のすべてで良い試合を演じたチームを見たことがないよ。それは理想郷だ。それに、そうなったとしたらフットボールは非常に退屈なスポーツとなってしまう」

「我々は悪くない状況にいる。望んでいた位置にいるからだ。非常に恵まれた位置にいるよ」

アルメリアは6日、成績不振を理由にフアン・イグナシオ・マルティネス前監督を解任した。新たに迎えられたセルジ・バルフアン監督は、元バルセロナの選手で現役時代にL・エンリケ監督と一緒にプレーした。

「セルジのことをわざわざ思い出す必要はない。彼は私の友達だからね。彼にこういったチャンスが与えられたのをうれしく思っている。彼がこのチャンスを生かすと確信しているよ。ただ、それが木曜日以降になることを願っているけれどね」

「リーガの優勝が懸かった試合だと認識している。我々に保証を与えてくれる先発メンバーを選ぶよ。必要不可欠な勝ち点3を獲得するためにね」

ネイマールは、2月15日のリーガ第23節レバンテ戦を最後に得点から遠ざかっている。

「私はネイマールを心配していない。彼はトップの選手だ。彼が今のように練習を行っていれば、遅かれ早かれゴールは生まれるはずだ」
提供:goal.com