ハリルJ初戦の相手チュニジア代表、来日メンバー23名が発表《キリンチャレンジカップ2015》

2015.03.26 18:05 Thu
▽27日に大分スポーツ公園総合競技場で行われるキリンチャレンジカップ2015の日本代表戦に向けたチュニジア代表の来日メンバー23名が発表された。

▽ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる新生日本代表の初陣の対戦相手となったチュニジア代表を率いるジョルジュ・レーケンス監督は、今回の来日メンバーにモナコに所属するDFアイメン・アブデヌールや今季のヨーロッパリーグで3得点を記録したチューリッヒ所属MFヤッシン・シカウィ、ヘルタ・ベルリンでMF細貝萌とFW原口元気と共にプレーするMFアニス・ベン・ハティラ[写真]など、主力を順当に選出した。チュニジア代表の来日メンバー23名は以下のとおり。
◆チュニジア代表来日メンバー23名
GK
1.ファルーク・ベン・ムスタファ(クラブ・アフリカン)
22.モエズ・ベン・シェリフィア(エスペランス)
16.アシュラフ・クリール(ザルジス)


DF
2.シアム・ベン・ユーセフ(アストラ/ルーマニア)
3.アイメン・アブデヌール(モナコ/フランス)
12.アリ・マールル(スファクシャン)
20.モハメド・アリ・ヤークビ(エスペランス)
17.ハムザ・マトルティ(ビゼルティン)
21.シャムスッディン・ダワディー(エスペランス)
5.ウサマ・ハダディ(クラブ・アフリカン)


MF
6.ウシン・ラグ(エスペランス)
14.ウシン・ナテル(クラブ・アフリカン)
9.ヤッシン・シカウィ(チューリッヒ/スイス)
19.サベール・ケリファ(クラブ・アフリカン)
10.アニス・ベン・ハティラ(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
15.モハメド・アリ・モンセル(スファクシャン)
25.モハメド・グイダ(ハンブルガーSV/ドイツ)
7.マヘル・ハンナシ(スファクシャン)
24.モハメド・ワイル・ラルビ(アジャクシオ/フランス)
FW
13.フェルジャニ・サッシ(スファクシャン)
23.アーメド・アカイシ(エスペランス)
8.アミル・オムラニ(マルサ)
11.タハ・ヤッシン・ケニッシ(スファクシャン)

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CAN未勝利敗退チュニジア代表、カドリ監督が辞任…

チュニジア代表を率いるジャレル・カドリ監督(52)が辞任を発表した。フランス『レキップ』が伝えている。 2021年6月にチュニジア代表のアシスタントコーチに就任したカドリ監督は、2022年1月30日にアフリカ・ネーションズカップ(CAN)2021での成績不振を理由に解任されたモンドヘール・ケビエル前監督の後任として暫定監督に就任。2022年カタール・ワールドカップ(W杯)予選では同国を2大会連続となる本大会出場へ導いた。 カタールW杯では、フランス代表から大金星を挙げたが、1勝1分け1敗の3位でグループステージ敗退。その際に同監督はラウンド16進出を逃した責任を取り、辞任を表明していたが、チュニジアサッカー連盟(FTF)の説得もあってCAN2023まで続投の運びとなっていた。 しかし、今大会ではマリ代表、南アフリカ代表、ナミビア代表と同居したグループEを2分け1敗の最下位で終えたことで、改めて辞任を表明した。 「私の決断は明らかだ。準決勝進出を目標に定めた契約を結んでおり、その目標が達成されなかったため、契約は終了する。これは私の決定であり、私の契約に記載されている内容だ」 2024.01.25 22:34 Thu

チュニジア代表メンバー発表! ジェバリ&ハンニバルが選外に【CAN2023】

チュニジアサッカー連盟(FTF)は28日、アフリカ・ネーションズカップ(CAN)に向けた同国代表メンバーを発表した。 2004年大会以来、2度目の優勝を目指す“カルタゴの鷲”。ジャレル・カドリ監督はコートジボワール開催の今大会に向け、アリ・マールル、モンタサル・タルビ、アイサ・ライドゥニ、エリス・スクヒリ、エリアス・アシュリといった主力を順当に選出。 一方、MFハンニバル・メイブリ(マンチェスター・ユナイテッド)やFWイッサム・ジェバリ(ガンバ大阪)らは選外となっている。 今大会でグループEに入ったチュニジアは、来月16日にナミビア代表戦、20日にマリ代表戦、24日に南アフリカ代表戦を戦う予定だ。 ◆チュニジア代表メンバー27名 GK アイメン・ダーメン(アル・ハジム/サウジアラビア) ムエズ・アセン(クラブ・アフリカン) ベシル・ベン・サイド(モナスティル) DF ヤシヌ・メリアー(エスペランス) アラー・グラム(スファクシャン) ハムザ・ジェラッシ(エトワール・サヘル) アリ・マールル(アル・アハリ/エジプト) ワジディ・ケシリダ(アトロミトス/ギリシャ) ウサマ・ハダディ(グロイター・フュルト/ドイツ) モンタサル・タルビ(ロリアン/フランス) アリ・アブディ(カーン/フランス) ヤン・ヴァレリ(アンジェ/フランス) MF モハメド・アリ・ベン・ロムダーヌ(フェレンツヴァーロシュ/ハンガリー) ハムザ・ラフィア(レッチェ/イタリア) アイサ・ライドゥニ(ウニオン・ベルリン/ドイツ) エリス・スクヒリ(フランクフルト/ドイツ) アニス・ベン・スリマン(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド) ハッジ・マハムード(ルガーノ/スイス) フセム・トカ(エスペランス) FW セイフ・ルタイエフ(ヴィンタートゥール/スイス) エリアス・アシュリ(コペンハーゲン/デンマーク) モルタダ・ベン・アネス(カスムパシャ/トルコ) ユセフ・ムサクニ(アル・アラビ/カタール) ナイム・スリティ(アル・アハリ/カタール) タハ・ヤシン・ヘニシ(クウェートSC/クウェート) ハイタム・ジュイーニ(スタッド・チュニジアン) バセム・スラルフィ(クラブ・アフリカン) 2023.12.28 23:20 Thu

「人として尊敬できる」「人柄がよく出てる」チュニジア戦後の森保監督の“神対応”が話題! 子供への振る舞いに「ホントに優しい人」

選手やファンを大切にする日本代表の森保一監督の優しさが溢れた瞬間が話題となっている。 日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2023でチュニジア代表と対戦。2-0で勝利を収め、6月、9月に続き国際Aマッチ6連勝を達成した。 カタール・ワールドカップ(W杯)ではラウンド16でクロアチア代表に敗れてベスト8進出を果たせなかった日本。しかし、史上初となる2次政権に臨んでいる中、選手たちも各クラブで大きな結果を残しており、その好調ぶりが日本代表にも影響を与えている。 11月からは北中米W杯に向けたアジア2次予選がスタートする中、最後の国際親善試合を終えた選手たちは、ノエビアスタジアム神戸に集まったファン・サポーターにサービス。その中で、「KIRIN アフターマッチサイン」として、試合前にスタンドから選ばれた小学生2名に対して、サインボールが渡されていた。 森保監督の他、フラッシュインタビューに応じた古橋亨梧(セルティック)、久保建英(レアル・ソシエダ)、伊東純也(スタッド・ランス)がボールに直接サイン。それぞれ記念撮影もピッチサイドで行われていた。 日本代表の公式X(旧ツイッター)はその様子を投稿。監督や選手がサインをする中で、森保監督の人の良さが伝わると話題だ。 子供たちにサインをしながら声をかけ、頭をポンポンとし、試合中とは大きく異なる優しい笑顔を見せた森保監督。ファンは「森保監督の人間性ね!」、「いいね何回押しても足りない」、「優しい眼差しで花咲かすことできそう」、「これは良い!」、「表情がほんとに素敵」、「ホントに優しい人」、「人柄がよく出てる」、「マジで人として尊敬できる」と、監督の対応に称賛のコメントが集まった。 <span class="paragraph-title">【動画】まさに神対応! 森保一監督の子供への対応に称賛の嵐</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> (@jfa_samuraiblue) <a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue/status/1714527401433247789?ref_src=twsrc%5Etfw">October 18, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.19 11:55 Thu

危なげない戦いを見せたレギュラー組、気になる遠藤航抜きの戦い方【日本代表コラム】

「一試合ひと試合、少しずつメンバーを代えていく中でもパフォーマンスを落とすことなくチームとしての戦い、個々の良さを出してくれるという、日本代表として戦力になり得る選手が力を示してくれたことは監督としてありがたいですし、選手たちをリスペクトしています」 チュニジア代表との試合で2-0と勝利した日本代表の森保一監督が試合後に語った言葉。1年前は0-3で惨敗に終わったが、この試合ではしっかりと良い流れを継続して勝利を収めた。 13日のカナダ代表戦は、これまで出番が少なかった選手たちを起用し、テスト的な意味合いが強かったなか、チュニジア戦は現状のベストメンバーに近い顔ぶれが並んだ。 レギュラー組では、左サイドのMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)がいない状況だったが、GK鈴木彩艶(シント=トロイデン)を除けば常連組。右サイドでポジションを争うMF伊東純也(スタッド・ランス)とMF久保建英(レアル・ソシエダ)を2列目に並べ、左サイドにはMF旗手怜央(セルティック)を起用。トップにもFW古橋亨梧(セルティック)を並べ、攻撃陣は少し顔ぶれを変えて臨んだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆圧巻パフォーマンスを見せた最終ライン</span> 9月のドイツ代表戦に近いメンバーで臨んだ試合。チュニジアは引いてブロックを敷くスタイルで臨み、あまり前からアグレッシブにはプレーしないスタイルだった。 その中で、1トップにはFWイッサム・ジェバリ(ガンバ大阪)が入ったが、センターバックでコンビを組んだDF冨安健洋(アーセナル)とDF板倉滉(ボルシアMG)が完璧に封じることに。激しさはない中でも、しっかりとコンビネーションを見せて封じ、代表2試合目となったGK鈴木との連係も見せてピンチというピンチを迎えないまま戦った。 冨安は「クリーンシートに抑えるというところは試合前からみんなで達成しようといっていましたし、それが達成できたことは1つの成果」とコメント。板倉は「1発でやられることはなかったですし、一対一で掴みに行く時もあった。距離感もチャレンジしやすい」と振り返った。 2人共に大きなピンチを作らせなかったことを語ったが、まさにその通りの展開に。ピンチと言えば、ラストプレーに近いところでのポストに当たってヘディングシュート、その前のキックミスからのピンチの2つと言える。 いずれもディフェンスラインのミスではなかったものであり、守備で大きな差を見せたと言える戦いぶりだった。 また、右サイドバックのDF菅原由勢(AZ)はインナーラップ、オーバーラップを含めて積極的に攻撃参加。斜めのボールも多用して、しっかりと攻撃で良いところを見せた。 左サイドバックで連続先発出場となったDF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)も、カナダ戦で課題としていた高いポジションを狙い続け、旗手と連携して攻撃を活性化させていた。 冨安と板倉は前に出たボール奪取から持ち上がることも行い、ビルドアップでも相手が食いついてくるまで待ってから組み立てることに。出色の出来と言えるだろう。 <span class="paragraph-subtitle">◆試して欲しかった別の組み合わせ</span> 一方で気になったのはボランチ。MF遠藤航(リバプール)とMF守田英正(スポルティングCP)が先発フル出場を果たし、攻守のバランスを取ることはもちろん、危険な場面を作らせないために事前に潰しに行くなど、2人の好連係を見ることができた。 この2人もドイツ戦でコンビを組んでおり、[4-2-3-1]であれば間違いなく選択される2人。特に守田は久保との関係で積極的に攻撃に関わりに行き、クラブで見せるパフォーマンスを発揮しようとしていた。 気になるのはこの2人ではない。むしろ、この2人がいなくなったことを想定した戦いを見たかった。 カナダ戦は[4-1-4-1]のシステムでスタートし、遠藤がアンカーに。チュニジア戦は[4-2-3-1]で遠藤と守田のコンビだった。カナダ戦では、MF田中碧(デュッセルドルフ)が先発し、MF伊藤敦樹(浦和レッズ)、MF川辺駿(スタンダール・リエージュ)が途中出場となったが、チュニジア戦では出番がなかった。 この先、北中米W杯アジア2次予選が11月からスタートし、アジアカップを挟んで予選は続く。ただでさえ過密日程が続くリーグを選手たちが戦っている中、起こり得そうなことが遠藤の不在。出場停止やイングランドの過密日程によるコンディションの問題などで、起用できない可能性がゼロではない。 ただ、キャプテンでもある遠藤が居ない戦いはほとんど行っていない。明らかな格下であった6月のエルサルバドル代表戦では出番がなかったが、ペルー代表戦、ドイツ代表戦、トルコ代表戦と連続で出場。10月の2試合も遠藤がチームを支えていた。それだけ重要な存在である一方で、いない戦いの準備をしても良かったのではないかと思う。 アンカーに入れば危険なポイントを見つけて埋めに行き、ダブルボランチになれば守備での強度の高さを見せた一方で、攻撃参加もして活性化させていく。守田とのコンビも阿吽というところだろう。冨安、板倉、守田、そして遠藤という4枚の並びは、チームとしての安定感が全く違った。 そう考えれば、チュニジア戦は守田と組ませる相手を伊藤や川辺にしても良かっただろう。伊藤はアジアカップで軸となる可能性があるが、国際経験がまだまだ少ない状況。経験という意味でも、チュニジア戦で試さなかったのは気になる。川辺は久々の代表だったが、カナダ戦のアグレッシブさを見れば、長い時間みたいところでもあった。 攻撃陣の底上げは、三笘をはじめ、MF鎌田大地(ラツィオ)、MF堂安律(フライブルク)、FW前田大然(セルティック)らがいなくても通用することは証明した。他の選手が抜けても、一定のクオリティを示せることは間違いないといえる。 一方で、守備陣はそのテストをやり切れているとは言い難い。特にボランチの組み合わせ。常にベストな選手が呼べなかったとしたらどう戦うのか。森保監督のメンバー先行を含めた予選での動きにも注目していきたいところだ。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 <span class="paragraph-title">【動画】圧巻の6連勝!危なげない戦いでチュニジア代表にリベンジ達成</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mlaATUpTKyg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.18 23:20 Wed

許したシュート1本、鉄壁の守りを見せる板倉滉が相棒・冨安健洋を語る「凄いと実際にやりながら感じている」

日本代表のDF板倉滉(ボルシアMG)が、チュニジア代表戦を振り返った。 17日、キリンチャレンジカップ2023で日本はチュニジアとノエビアスタジアム神戸で対戦した。 2022年6月には0-3で敗れた相手。1年越しのリベンジを目指した中で、日本は[4-2-3-1]のシステムで臨み、板倉はセンターバックの一角で先発出場を果たした。 冨安健洋(アーセナル)とのコンビは現在の日本代表の屋台骨。9月にはドイツ代表を押さえ込んだ2人だが、この試合もFWイッサム・ジェバリ(ガンバ大阪)に仕事をさせない守備を見せた。 シュートシーンは最後の1本だけ。完璧な守備対応を見せて2-0の勝利に貢献した中、板倉は相棒の冨安について改めて言及した。 「抜けた身体能力、危機察知能力を持ちながら、常に状況を把握して動く素早さとか、凄いなと実際にやりながら感じています」 「お互い要求し合いながら、今日は攻め込まれる時間が少なかったですけど、それでも奪われたところの切り替えで良いポジションを取れていたからだと思いますし、相手に起点を作られるとラインがズルズル下がってしまうので、そこは良かったと思います」 磐石のコンビに見える2人。守備だけでなく、互いに攻撃参加も可能で、チュニジア戦ではどちらもボール奪取から持ち出すシーンが見られた。 「(相手に)来て欲しかったなというか、相手が来てくれた方が崩しやすいんですが、凄く構えられていました」 「ただ、常にスピードを上げるのではなく、バランスを見ながら。なかなか攻撃できないことで、中盤、その1つ前の選手を見ながらできたかなと。運ぶ時、運ばない時をうまく使えたかなと思います」 冷静にプレー判断ができ、それは攻守にわたって出せているという板倉。引いた相手という点では、11月から始まる北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選へのテストになったという。 「色々な相手がいると思いますし、対日本というところでは引いて守るところもあるでしょうし、[5-4-1]のブロックを作るところもあると思います」 「ただ、そういう相手をどう崩していくか。今日みたいに焦れずに相手が来るのを待ちながら、来た時にチャンスを逃さないことを意識できたなと思います。試合全体を通してコントロールできたかなと思います」 アジアの戦いで主導権を握ることはこれまでも多かった日本。ただ、ボールを保持しているだけのようなパターンもあり、煮え切らない試合も少なくなかった。 ただ、現在の国際親善試合では6連勝で、全て複数得点を記録。攻撃面でもしっかりと自分たちの形を作ってゴールを奪えている。 今日も前半で先制できたが、板倉は「大きかったです」とコメント。「ただ、守備としてはずっとゼロで行くことにフォーカスしていました。あそこで1点取れたのは大きかったですし、追加点が取れたことも大きかったです」とコメントし、良いタイミングでのゴールは試合を進める上で重要であると語った。 冨安と共に見ていたジェバリへの対応については「最終ラインは数的不利な状況は多くて、横ズレでカバーしながら1トップという形で自分とトミの間にいました」と語り、「1発でやられることはなかったですし、一対一で掴みに行く時もありましたけど、ジェバリ選手に入った時は1人がカバーに行くということもできていて、距離感もチャレンジしやすいです。相手の良さを消せていたのかなと思います」と、2人で良い関係を築いてしっかりと封じられたと手応えを語った。 この2試合では板倉はチュニジア戦のみの出場に。収穫については「まずは来月からW杯予選が始まる中で、今回2連勝できたことは非常に大きな結果だなと思います」とチームとして結果が良かったことをコメント。「僕個人としても今日の試合でゼロに抑えられたことは、凄く手応えとして持っています。また自チームに帰って、みんなで良い状態で集まれるようにと思っています」と語り、今回も感じた手応えをよりものにしてW杯予選に臨む。 2023.10.18 08:15 Wed

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南野拓実や清水梨紗らも参加! 「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」が開催、子供からお年寄りまで251名が参加

26日、高円宮記念JFA夢フィールドにて「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」が開催された。 キリンホールディングス株式会社と日本サッカー協会(JFA)が共同で開催したイベント。「年齢、性別、サッカー経験や障がいの有無にかかわらず、大人も子どもも一緒に楽しめる」ウォーキングフットボールイベントとして、「キリンファミリーチャレンジカップ」を開催した。 イベント当日は0歳〜70代まで、合計251名の方が参加。イベントには、日本代表MF南野拓実(モナコ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)、なでしこジャパンDF清水梨紗(ウェストハム)、U-23日本代表GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)もゲストとして参加した。 イベントでは、ウォーミングアップを兼ねて、EXILE TETSUYAさん監修のもとJFAが開発した「クラッキ!ダンス」を選手や参加者全員で実施。その後に実際の試合を行った。 251名が32チームに分かれて参加。5人制でGKなしのウォーキングフットボールを実施。幅広い年代で構成されたそれぞれのチームが思い思いのゴールパフォーマンスを考え、ゴール後には渾身のパフォーマンスを披露していた。 ゲスト参加した選手たちは、イベントを終えてそれぞれコメントしている。 南野は今回のイベントについて「子どもから大人まで皆さんで、サッカーを通じて楽しい時間を共有できたことはとても良かったです。自分も皆さんからパワーをもらいました」とコメント。中村は「さまざまな方と交流ができて、コミュニケーションをはかれたのでとても楽しい時間を過ごせました」と振り返った。 清水は「年代問わず家族全員で参加できるなど、いつものサッカーにはない楽しさがあったので、自分も楽しみながらプレーができました」と感想を述べ、小久保は「小さい子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、一つになって楽しむことができたので、いつものサッカーとは違う感覚でプレーできました。皆さんからエネルギーをもらえたのでとても楽しかったです」と、多くの人と交流したことでパワーをもらえたとした。 改めて、今回のイベントについて南野が振り返り、全国的に広がってほしいとした。 「キリンさんが行っているこのイベントは、いろいろな方たちとボールを通じて触れ合える、素晴らしい企画だと思います」 「ウォーキングフットボールという色々な年齢の方とプレーができる、素晴らしいアイデアだと思うので、これがどんどん全国に広まっていけば良いと思いますし、今後も機会があれば自分も参加させていただきたいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」の様子</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw0.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:JFA 2024.05.28 21:15 Tue

初戦延期となった加藤純一氏のムラッシュFC、南米王者相手に「キングス・ワールドカップ」で敗戦…加藤氏はPKを決め切りチーム初得点

27日(日本時間28日)、キングス・ワールドカップ1回戦で、日本のムラッシュFCはRaniza FC(ウルグアイ)と対戦した。 26日に行われる予定だった初戦だったが、大嵐の影響で機材トラブル。照明に問題があり、急遽延期となっていた。 1日待たされた中での初戦。世界的に人気のゲーム実況者としても知られる加藤純一氏がオーナーのムラッシュFCが対戦したRaniza FCは、南米で行われている「アメリカス・キングス・リーグ」の王者だ。 20分ハーフで行われる試合は、立ち上がりからRaniza FCが押し込む展開に。サガン鳥栖でもプレーしたGK深谷圭佑のビッグセーブなどもあり凌いでいたが、オベド・マルティネスに2分と4分にゴールを許してしまう。 さらに13分にはホセ・ロチンにもゴールを許し、苦しい展開となる中、ムラッシュFCは「キングス・リーグ」のオリジナルルールである「プレジデントペナルティ」を発動。加藤純一氏が16分にPKを決めて1点を返す。 しかし、17分には那須大亮がオウンゴールをしてしまい、再び3点差。Raniza FCも「プレジデントペナルティ」を発動も、こちらは蹴り直しとなった中で失敗に終わる。 18分からはサイコロが振られ、2vs2の戦いに。Raniza FCは2ゴールを重ねると、ムラッシュFCは小田崚平がPKを失敗するも、その後にしっかりゴールを決め、前半を2-6で折り返す。 後半に入り、Raniza FCは各チームが試合前に手にする「シークレットカード」を発動。「スタープレイヤー」としてバルク・オチョアを指名する。 一方もムラッシュFCは、28分に那須が一発退場。5分間数的不利な状況となる中で、2ゴールを許す展開となる。 2-8となった中、34分にムラッシュFCは「シークレットカード」の「ダブルゴール」を発動。4分間は得点が2倍になる中で36分に元浦和レッズユースの清川大輝がゴールを決め、4-8とする。 さらに38分以降は得点が2倍になる中、アディショナルタイムにRaniza FCが追加点。4-10でRaniza FCが勝利し、ムラッシュFCは黒星スタートとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】オーナー・加藤純一氏が有言実行のPKを決め切る!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/KingsWorldCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#KingsWorldCup</a> <a href="https://t.co/LEU3RTdHLw">pic.twitter.com/LEU3RTdHLw</a></p>&mdash; Kings League InfoJobs (@KingsLeague) <a href="https://twitter.com/KingsLeague/status/1795277393973645781?ref_src=twsrc%5Etfw">May 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.28 12:15 Tue

ビーチサッカー日本代表、茂怜羅オズ監督が退任「これからも選手として努力していきます」、新監督は8大会連続ビーチサッカーW杯出場の田畑輝樹氏

日本サッカー協会(JFA)は23日、ビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ監督(38)の退任を発表。新たに田畑輝樹氏(45)が監督に就任することを発表した。 茂怜羅オズ監督はリオ・デ・ジャネイロ出身。16歳でビーチサッカーを選ぶと、ブラジル代表からの誘いもあった中でドイツへと渡った。2007年に21歳で来日。沖縄のレキオスFCでキャリアをスタートすると、2012年に日本へ帰化。ビーチサッカー日本代表としてプレーした。 圧倒的なスキルを見せつけ選手としてプレーする傍ら、2020年7月には監督にも就任。選手と兼任すると、2021年のビーチサッカーワールドカップで準優勝し、史上最高の記録を残すことに。2023年のビーチサッカーアジアカップでも準優勝の成績を残していた。 ビーチサッカー日本代表として150試合に出場し145得点を記録。今後も選手としてプレーを続けていく。 新監督の田畑氏は、アルビレック新潟や沖縄かりゆしFC、FC琉球、静岡FCでサッカー選手としてプレー。その後ビーチサッカーに転向し、レキオスFC 、東京レキオスBS、ヴァスコ・ダ・ガマ、ヴィアティン三重BSでプレーした。 東京レキオスBS、ヴィアティン三重BSでは選手兼監督として活躍。2020年からビーチサッカー日本代表のコーチを務めていた。 ビーチサッカー日本代表として133試合37得点を記録。8大会連続でビーチサッカーワールドカップにも出場していた。 両氏はJFAを通じてコメントしている。 ◆茂怜羅オズ監督 「日本代表の監督を務めることができ、非常に光栄でした。監督としての4年間を振り返って一番印象深いのは、2021年のFIFAビーチサッカーワールドカップで世界2位という結果を残せたことです。チームが一丸となり、日本のビーチサッカー界に新たな歴史を刻むことができたことは一生忘れません」 「日本代表の皆さん、そして今まで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。心から感謝しています。これからも選手として努力していきますので、応援のほど宜しくお願いいたします」 ◆田畑輝樹氏 「この度、ビーチサッカー日本代表の監督に就任いたしましたこと、大変光栄に思います」 「私は小学校3年生からサッカーを始め、Jリーグを経験した後、28歳からビーチサッカーに転向と、私の人生は常にサッカーと共にありました。そして、今回、ビーチサッカー日本代表に初選出されてから17年間関わってきたビーチサッカー日本代表の監督を拝命したことを心から嬉しく思っています」 「ビーチサッカー日本代表監督としての新たな冒険を楽しみにしていると同時に、これまで選手、代表コーチ、そして代表監督代行として培ってきた経験をすべて注ぎ込み、世界一を目指すチームを作り上げたいと考えています。まずは、AFCビーチサッカーアジアカップで優勝すること、そしてFIFAビーチサッカーワールドカップ出場権の獲得を直近の目標とし、さらにFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021であと一歩のところで手が届かなかった優勝を目指します」 「また、日本のビーチサッカー界の成長と発展にも注力してまいります。現在、日本のビーチサッカーは競技環境が整っているとは言い難い状況です。そこで、プレーの言語化や強化・育成の仕組みづくりなどを通じて、ビーチサッカーの文化を築いていきたいと考えています。選手、関係者、ファン・サポーターの皆が楽しみ、より興味を持ってもらえる競技として発展させ、次世代にもビーチサッカーの魅力を伝えることを目指します」 「日本はビーチサッカーにおいて世界でも高いポテンシャルを持っており、世界一になれる可能性があると信じています。ここ数年で日本の各大会、クラブ、それを支えてくださっているスタッフ、ファン・サポーターの熱量がより大きくなっていると感じています。皆様の想いと期待を背負い、挑戦し、闘うビーチサッカー日本代表を作り上げていきたいと思います。今後とも、皆様のご支援とご声援を賜りますようお願い申し上げます」 2024.05.23 19:15 Thu

「オリンピックに向けての準備を進める」ニュージーランドとの連戦に向けなでしこジャパンの池田太監督が意気込み「1人1人がやれることを見ていきたい」

なでしこジャパンの池田太監督が、スペイン遠征のメンバーを発表し、意気込みを語った。 パリ・オリンピックへの出場が決まっているなでしこジャパン。5月から6月にかけてスペイン遠征を行い、ニュージーランド女子代表と2試合を戦うことに。7月にはガーナ女子代表と金沢で対戦し、オリンピック本大会に臨むこととなる。 貴重な本大会前の国際試合。池田監督は今回の活動についてコメントした。 「なでしこジャパンはパリ・オリンピック本戦に向けて準備として、今回スペインでニュージランドと戦うことになります。また、この戦いを終えて、日本での直前キャンプ、そして本大会という流れになり、数少ない国際親善試合の1つでもありますし、ここからのメンバー選考も含めて、チームもそうですし、1人1人の重要な活動になってくると思っています。限られた時間を大切にしながら、チームの強化とオリンピックに向けて進んでいきたいと思います」 しっかりとオリンピックに向けた準備をするための2試合にしたいという池田監督。メンバーにサプライズはなく、これまで招集してきた選手がほとんど。コンディションの問題での入れ替わりだけとなった。 同じ相手と連戦となるため、気になるのは選手の起用法。「2試合同じ相手ということなので、もちろん1試合目を見て、次の試合に準備するということもあります。選手の起用方法、誰を使うかはここでは申し上げられませんが、色々な組み合わせ、また1人1人の選手が何ができるかを見て判断していきたいと思います」とコメント。状況を見て判断していくとした。 チームを構築していく部分と、新たな試しをするのかという点についても「どちらか一方という偏りを考えてはいません」と語った池田監督。「戦い方で後ろの人数をどうしようとかよりは、このニュージーランドと戦う上で、1人1人がやれることを見ていきたいです」と語り、「システムとしての積み上げ、チームとしての積み上げも考えていきますが、1人1人のやれること、役割から戦い方も考えていこうかなと思います」と、選手選考のためにも、チーム作りのためにもチェックをしたいとした。 その中で、3月のアメリカでのSheBelieves Cupは不在だったDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、FW千葉玲海菜(フランクフルト)が復帰した。 池田監督は高橋について「WEリーグの所属チームで少し負傷していましたが、しっかり回復して、試合にも出場してしっかりとしたパフォーマンスを見せてくれています。彼女の良さである部分は、これまでの活動でも把握しているので、招集できるタイミングとなりました」とコメント。千葉については「フランクフルトでも役割をしっかりと全うしてプレーしていると見ていましたし、彼女の良さであるゴールに向かう推進力は彼女の特徴でもあり、我々に力ももたらしてくれるところも見たいなというところで招集メンバー入りしました」と語り、改めて状態をチェックしたいとした。 先日まではU-17日本女子代表がアジアカップを戦っており、準優勝の成績を残した。飛び級での招集については「全く考えていないということはないですが、今回のタイミングではオリンピックに向けての準備を進めるという観点が強いです」と語り、このタイミングでの招集は考えていなかったと語った。 改めて、今回のスペイン遠征の目的については「前回の活動もそうでしたし、色々な選手の組み合わせですとか、それぞれのポジションの役割ができるかということもあります」と語り、「それぞれ1人が持っているポテンシャルをしっかり発揮しているか。前回の活動から選手たちは所属チームで成長してくれたと思いますので、その選手の成長を見てみたいなという部分も、この活動の目的、狙いでもあります」と語り、2カ月の間の成長もチェックしたいと語った。 なでしこジャパンは5月31日(金)と6月3日(月)にニュージーランド女子代表と連戦。今回の2試合に関しては、YouTubeチャンネル「JFATV」にてライブ配信が予定されている。 2024.05.22 15:25 Wed

長谷川唯や熊谷紗希など主軸組が順当に選出! パリ五輪へ強化続くなでしこジャパンメンバー22名が発表!【スペイン遠征】

日本サッカー協会(JFA)は22日、スペイン遠征に臨むなでしこジャパンのメンバー22名を発表した。 パリ・オリンピック本大会へ向け、重要な強化の場となる今回の遠征。スペインでニュージーランド女子代表との2試合を戦う。 池田太監督は、キャプテンの熊谷紗希(ローマ)や長谷川唯(マンチェスター・シティ)らを順当に選出。また、ケガから復帰したDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、FW千葉玲海菜(フランクフルト)ら、3月に不在だったメンバーも招集した。 なでしこジャパンは31日(金)と6月3日(月)にニュージーランド女子代表と連戦を行う。なお、今回の2試合に関しては、YouTubeチャンネル「JFATV」にてライブ配信が予定されている。 今回発表されたなでしこジャパンのメンバーは以下の通り。 ◆なでしこジャパンメンバー22名 ※は現地で合流予定 GK 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 大場朱羽(ミシシッピ大学)※ FP 熊谷紗希(ローマ/イタリア)※ 田中美南(INAC神戸レオネッサ) 清水梨紗(ウェストハム/イングランド) 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド) 北川ひかる(INAC神戸レオネッサ) 林穂之香(ウェストハム/イングランド) 南萌華(ローマ/イタリア)※ 長野風花(リバプール/イングランド) 千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ)※ 植木理子(ウェストハム/イングランド) 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 浜野まいか(チェルシー/イングランド)※ 谷川萌々子(FCローゼンゴード/スウェーデン)※ 古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)※ 2024.05.22 13:08 Wed

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「充実している」2年連続残留争いから一転、首位争い中のシュツットガルトを支える伊藤洋輝が役割を語る「どこで出ても良いパフォーマンスを」

日本代表DF伊藤洋輝(シュツットガルト)がトレーニング後にメディア対応。自身のポジションについて語った。 日本代表は9日からトレーニングキャンプをスタート。13日にデンカビッグスワンスタジアム(新潟)でカナダと、ノエビアスタジアム神戸(兵庫)でチュニジアと対戦する。 2シーズン連続でブンデスリーガの残留争いを経験した伊藤。たくましさも増す中で、チームはキャプテンだったMF遠藤航(リバプール)が退団。それでも、開幕7試合を終えて2位と好スタートを切っている。 伊藤も左サイドバックとして全7試合に出場し、2アシストを記録。戦い方が変わった中でも結果を残している。 「チームが昨年と違って良い順位にいるので、気持ち良くサッカーできているし、自分たちがやりたいことができているので、充実しています」と語る伊藤。充実感は日本代表でも同じ。9月のヨーロッパ遠征では、ドイツ代表戦、トルコ代表戦に唯一連続で先発起用された。 「チームとしてやってきたことの積み上げというのは、最終的にはワールドカップで結果を残すことに繋げるために必要だと思います」と語る伊藤だが、「アジアカップもありますけど、チームで求められていること、やりたいことをしっかりとやっていければと思います」と、自身の役割にも気を引き締めている。 ポジションとしてはサイドバック、そしてセンターバックも候補に上がるが、「チームだと今年は左サイドバックをやっているので、どこで出ても良いパフォーマンスを出していきたいです」とポジションは気にしないとのこと。センターバックではトレーニングでコンビを組むDF谷口彰悟(アル・ラーヤン)に関しても「これまでも何度か(谷口)彰悟さんと組んだことがあるので、大丈夫です」と問題ないことを語った。 11月からは北中米ワールドカップのアジア2次予選がスタートする。今回の2試合が予選前最後の親善試合となるが、確認したいことについて「名波(浩)さんは攻撃の部分でボックス付近に侵入する回数とか、チームとしてゴールへのチャンスをより作るために意識してやっていく」と、攻撃面を意識したいとコメント。「チームでもやっているように、ボックス手前でシュートが打てる部分だったりを自分で作っていけるように、ポジショニングを取れればと思います」と語った。 6月のペルー代表戦では、ボックス手前からのミドルシュートで代表初ゴールを記録。伊藤は「こだわっているというか、ボックス付近は積極的に狙って行って良いと思いますし、クロスを含めてチャンスに絡めればと思います」と、攻撃に絡む意欲を見せた。 今回の活動にはカタールW杯前にアキレス腱断裂の重傷を負ったDF中山雄太(ハダースフィールド・タウン)が復帰。ライバルとなる存在だが「タイプ的には違うと思うので、学びながらやっていくだけです」と、学ぶこともしたいと伊藤は語る。 トライしたいことについては「相手がどう来るかわからないですが、ドイツ戦でやれていた守備をどこ相手でもやれればと思いますし、ベースを作るというか、高い基準でやれればと思います」と、守備面でしっかりと対抗したいとコメント。いずれにしても良い守備が重要となりそうだ。 カナダにはバイエルンでプレーするDFアルフォンソ・デイビスもいる。イメージについては「サイドに速い選手がいた記憶があるし、今回はデイビスも来ているので、スピードを持って攻撃してくると思うので、重要なポイントだと思います」とコメント。サイドバックとしてもしっかりと対応したいと語った。 2023.10.10 22:58 Tue
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「ここまで早く来れるとは」日本代表初招集の奥抜侃志、大宮アカデミー出身者として代表デビューへ想い「育ってくる選手たちに背中を見せられたら」

日本代表に初招集されたMF奥抜侃志(ニュルンベルク)がメディア取材に応対。改めて、選ばれた想いを口にした。 16日、日本代表はノエビアスタジアム神戸でキリンチャレンジカップ2023のチュニジア代表戦を前にトレーニングを行った。 冒頭15分が公開された中、三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)の不参加を受けて追加招集を受けた奥抜も全体トレーニング合流。体調不良でトレーニングに参加できていなかった中、試合にはなんとか間に合うこととなった。 自身の体調について奥抜は「しっかりとコンディションを上げて試合に絡めたらと思います」とコメント。チーム内でのコミュニケーションについて「一応全員とは挨拶をして話はできたので、あとは自分のプレーとか特徴は早い段階で知ってもらわないといけないです。明日試合ですししっかり伝えていきたいです」とコメント。チームメイトに理解してもらうことが大事だとした。 追加招集を受けて驚きを与えた中、体調不良という残念なスタートとなった日本代表活動。それでも、大宮アルディージャのアカデミーで育ち、J2でのプレーしかない中でポーランドのグールニク・ザブジェへと移籍して海外挑戦。今シーズンからは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のニュルンベルクへとステップアップしていた。 奥抜は代表招集に関して「ここまで早く来れることは想像していませんでした」とコメント。ただ、「自分がやるべきことをしっかりやれていたので、良い形で繋がったと思います」と、自信は持っていたという。 特徴であるドリブルと持ち味のスピードを生かしたプレーを得意としていた奥抜。海外での成長については「ドリブルの縦の突破というのは、日本の時はカットインが多かったですが、今は縦の突破の方が特徴で、そこがシフトチェンジしたところです」とコメント。「どちらかというがカットインの方が得意でしたけど、今は縦でスピードを生かした方が良いと海外で改めて感じました」と語り、より自身の強みを出していくプレーを選んだことが成長につながっているという。 大きなものを胸に合流した中での体調不良。奥抜は自身の心境について「ホテルから出られなかったので、その状態をホテルで代表の試合を見て、凄くプレーしたい気持ちでした」とコメント。「焦らずに自分の体調を治すことを最優先にして過ごしていました」と、回復に努めたという。 その中でトレーニング参加。「しっかり加われたのは今日が初めてで、そこまで強度高いことはなく調整でしたが、止める蹴るとか、そういう部分は今までやってきた中でトップレベルだと感じました」と、やはり日本代表のレベルの高さには驚いたという。 日本のサイドアタッカーはタレントが揃っている状況。その中での競走を勝ち抜かなければ、継続して招集されることはない。奥抜は「三笘選手や中村(敬斗)選手とかタレントの良い選手がいっぱいいるので、気負いすぎず被らない特長を出せれば生き残っていけると思うので、その部分を自分自身で見つけ出して高めていきたいです」と語り、ライバルとのポジション争いに自身の強みを出していきたいとした。 その強みとはスタイルを変えたドリブルのやり方。「カットインしようと思っていたんですが、ピッチ状態が良くないので、あまり踏み込んでカットインということがあまりできないなと感じた時に、スピードを生かしてみようと縦に行くことをチャレンジしたら武器になりました」と、海外でスタイルを変えた理由を明かした奥抜。「縦を警戒されれば中に行きやすくなったので、やっていても感じます」と、武器が1つ増えたことになるという。 森保一監督は「今日の状態を見て」と奥抜の起用についても言及。また、大宮のサポーターも大きな期待を寄せており、この短期間で日本代表ユニフォームを購入する強者もいた。 「出たらやってやるという気持ちはあるので、しっかり何かを残さなきゃいけないと思っていました。出たら結果を残したいです」 「大宮から海外に行くということを自分として目標にしていて、J1の可能性もある中で大宮からということを意識してやってきました。アカデミーとして、今後育ってくる選手たちに背中を見せられたらと思います」 また、J2出身者ということもあり、他のJ2クラブにも夢を与える結果に。「J2の選手としても、大宮の選手としても色々な思いを背負ってプレーすると思うので、恥のないプレーをしたいです」と語り、期待に応える準備はできているという。 日本代表デビューなるのか。注目のチュニジア代表戦は17日の19時10分からノエビアスタジアム神戸で行われる。 <span class="paragraph-title">【写真】全体練習に戻ってきた初招集の奥抜侃志…隣にはかつてのライバル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Cyc88Rjv7Nq/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cyc88Rjv7Nq/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">超ワールドサッカー(@ultrasoccerjp)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.10.16 19:10 Mon
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「人として尊敬できる」「人柄がよく出てる」チュニジア戦後の森保監督の“神対応”が話題! 子供への振る舞いに「ホントに優しい人」

選手やファンを大切にする日本代表の森保一監督の優しさが溢れた瞬間が話題となっている。 日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2023でチュニジア代表と対戦。2-0で勝利を収め、6月、9月に続き国際Aマッチ6連勝を達成した。 カタール・ワールドカップ(W杯)ではラウンド16でクロアチア代表に敗れてベスト8進出を果たせなかった日本。しかし、史上初となる2次政権に臨んでいる中、選手たちも各クラブで大きな結果を残しており、その好調ぶりが日本代表にも影響を与えている。 11月からは北中米W杯に向けたアジア2次予選がスタートする中、最後の国際親善試合を終えた選手たちは、ノエビアスタジアム神戸に集まったファン・サポーターにサービス。その中で、「KIRIN アフターマッチサイン」として、試合前にスタンドから選ばれた小学生2名に対して、サインボールが渡されていた。 森保監督の他、フラッシュインタビューに応じた古橋亨梧(セルティック)、久保建英(レアル・ソシエダ)、伊東純也(スタッド・ランス)がボールに直接サイン。それぞれ記念撮影もピッチサイドで行われていた。 日本代表の公式X(旧ツイッター)はその様子を投稿。監督や選手がサインをする中で、森保監督の人の良さが伝わると話題だ。 子供たちにサインをしながら声をかけ、頭をポンポンとし、試合中とは大きく異なる優しい笑顔を見せた森保監督。ファンは「森保監督の人間性ね!」、「いいね何回押しても足りない」、「優しい眼差しで花咲かすことできそう」、「これは良い!」、「表情がほんとに素敵」、「ホントに優しい人」、「人柄がよく出てる」、「マジで人として尊敬できる」と、監督の対応に称賛のコメントが集まった。 <span class="paragraph-title">【動画】まさに神対応! 森保一監督の子供への対応に称賛の嵐</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"> (@jfa_samuraiblue) <a href="https://twitter.com/jfa_samuraiblue/status/1714527401433247789?ref_src=twsrc%5Etfw">October 18, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.19 11:55 Thu
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「こういう選手は必ず必要」日本代表の失点直後…誰よりも声を張る原口の姿に賛辞「熱い男だ」

6月の4連戦を2勝2敗で終えた日本代表。最終戦となった14日のキリンカップサッカー2022決勝のチュニジア代表戦は0-3での完敗を喫した。 チュニジア戦は前半を0-0で折り返すも、後半開始早々に失点。そこからバランスを失っていくとミスを重ね、最終的に3失点を喫する苦しい展開だった。 日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネル『JFA TV』は16日、決勝の舞台裏を公開。試合前後やロッカールームの様子をアップした。動画には試合中のベンチも映し出されているが、誰よりも声を出していたのがMF原口元気(ウニオン・ベルリン/ドイツ)だ。 先制を許したチュニジアのPKの場面。ハーフタイムで交代していた原口は、ただ1人ベンチの前に立ってキックの瞬間を見守る。PKを決められ一度はベンチに座るものの、すぐに再び立ち上がると、ベンチを飛び出して手を叩きながら声を出し、失点に意気消沈するイレブンを鼓舞した。 しかし、日本は76分にも守備陣の連係ミスから失点。予想外のプレーに誰もが気を落としてしまう。その中、原口だけはやはりベンチを飛び出し、タッチライン近くにいたMF三笘薫に声を掛けていた。 この熱い姿にはファンも反応。「原口の盛り上げてる感じいい!絶対に本戦に必要だと思う」、「失点したチームを鼓舞する原口の姿に感動」、「失点シーンの原口の立ち振る舞いはさすがですね」、「こういう選手は必ず必要」、「ベンチにいる選手も一緒に闘ってる」、「本当カッコいい」、「熱い男だ」といった賛辞の言葉が寄せられている。 31歳になり、前回のW杯を経験していることからも日本代表の中では年長組に数えられる原口。その選手がベンチでチームを鼓舞する熱意は他の選手たちにも届いているのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【動画】1失点目直後…ベンチを飛び出し鼓舞する原口</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="qnf1oPaP6r0";var video_start = 680;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】2失点目直後…森保監督や原口らベンチの反応</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="qnf1oPaP6r0";var video_start = 777;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.06.17 18:50 Fri
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本戦出場5カ国が決定! リバプールエース対決は再びマネのセネガルに軍配《カタールW杯アフリカ予選》

カタール・ワールドカップ(W杯)アフリカ予選最終ラウンドの2ndレグが29日に行われ、W杯本大会出場5チームが決定した。 グループステージを勝ち抜いた10カ国が、5つの対戦カードに分かれ、ホーム&アウェイで争う運命の最終ラウンド。 アフリカ・ネーションズカップ決勝と同じ対戦カードとなったセネガル代表vsエジプト代表は、2戦合計1-1のイーブンもPK戦を3-1で制したセネガルが2大会連続3度目の本戦出場を決めた。 ホームでの初戦をオウンゴールによって先勝したエジプトは、前回対戦とほぼ同じスタメンを継続。サラーやエルネニー、トレゼゲといった主力が起用され、最前線にはマーモウシュが入った。 一方、敵地で逆転を狙うセネガルも守護神メンディを始め、クリバリ、ブナ・サール、イスマイラ・サール、マネら主力を起用。最前線をディエディウからディアに入れ替えた。 試合は前回対戦同様に早い時間帯に動く。4分、セネガルの左CKの流れからゴール前で混戦が生まれると、ディアが放ったシュートのこぼれがエジプトMFハムディ・ファティに当たってゴールネットに吸い込まれた。 相手のオウンゴールで2戦合計スコアをタイに戻したセネガルは、ホームサポーターの熱狂的な後押しを受けて以降も優勢に試合を進めていく。だが、前回対戦同様に最後のところで粘るエジプトの堅守を前に前半の内に逆転まで持ち込むことはできなかった。 後半もホームチームペースで試合が進むも、決定機まであと一歩という均衡状態が保たれる。後半半ばを過ぎてセネガルはクヤテやディエングを投入。対するエジプトも70分の3枚替えでジーゾ、モハメドといった攻撃的なタレントをピッチへ送り出す。 82分にはセネガルに2点目のチャンスが訪れるが、オフサイドぎりぎりで背後へ抜け出したイスマイラ・サールはGKとの一対一でシュートを枠の右に外してしまう。 結局、90分間で均衡は破れずに試合は延長戦に突入。この延長戦でもセネガルが押し込む状況が続くが、GKエル・シェナウィの守るゴールをこじ開けることができず。アフリカ・ネーションズカップ決勝に続き、試合の決着はPK戦に委ねられることになった。 そのPK戦ではクリバリ、サラーと経験豊富な1人目のキッカーが共に失敗する波乱の幕開けに。その後、1-1のイーブンで迎えた4人目では先攻のセネガルのディエングが成功した一方、後攻のエジプトはモハメドがGKメンディに止められて明暗分かれると、セネガル5人目のキッカーとなったマネがチームを本大会に導くPKを成功させ、アフリカ・ネーションズカップに続きセネガルがPK戦を制した。 同じくW杯本大会の常連であるナイジェリア代表とガーナ代表の一戦は、1-1のドローに終わった。この結果、2戦合計1-1もアウェイゴール数で上回ったガーナの本大会行きが決定した。 初戦をゴールレスドローで終えた両チームの一戦だが、今回の2ndレグでは早い時間帯にゴールが生まれる。まずは10分、相手陣内左サイドでの繋ぎからメンサーのパスを受けたトーマスがボックス手前左角から右足の鋭いシュートを放つ。味方がブラインドになったか、わずかにディフレクトがあったか、GKウゾホは自身の守備範囲に飛んだボールをはじき切れず、アウェイチームに先制点が生まれた。 ホームで先にゴールを奪われ、2戦合計スコアでもビハインドとなったナイジェリアだが、オシムヘンを中心に幾度か際どいシーンを作り出すと、20分過ぎに追いつく。ルックマンがボックス内で倒されてPKを獲得。これをキッカーのトールスト=エコングがGKの飛んだ逆のコースに突き刺した。 早い時間帯にスコアをタイに戻したナイジェリアは勢いづいて相手を攻めたてると、30分過ぎにはオシムヘンがゴールネットを揺らすが、VARのレビューの結果、オフサイドでの取り消しとなった。 後半は互いに早いタイミングで交代カードを切り、選手交代で流れを引き寄せにかかる。このままでは敗退となるナイジェリアはサイモン、イガロ、ムサと経験豊富なアタッカー陣を投入し、試合終盤には長身FWサディク・ウマルをピッチに送り出す。 しかし、初戦同様に流れの中では集中した守備を見せるガーナの守備を最後までこじ開けることはできず。この結果、敵地でナイジェリアを退けたガーナが2大会ぶり4度目の本大会行きを決めた。 アルジェリア代表とカメルーン代表の強豪対決は、延長戦までもつれ込む激闘を制したカメルーン代表が2大会ぶり8度目の本大会出場を決めた。 敵地での初戦を0-1で落としたカメルーンは、今回の2ndレグでも相手に主導権を握られる。それでも、22分には左CKの場面でGKのファンブルに反応したチュポ=モティングがすかさずシュートを流し込み、2戦合計スコアでタイに戻した。 以降はアルジェリアペースで進むも、幾度かの際どいシーンがVARの介入によってノーゴールとなるなど、均衡が保たれたまま試合は後半に突入。 引き続きホームチームが主導権を握り、立ち上がりから決定機に持ち込むが、時間の経過と共に試合は膠着。やや焦りが見えるアルジェリアに対して、カメルーンがカウンターで引っくり返す場面も増えていく。その後、後半終盤にかけてはマフレズの2度のミドルシュートなどで、アルジェリアがよりゴールに迫ったが、守護神オナナを中心とするカメルーンのゴールを最後までこじ開けられず。試合は延長戦へ突入した。 その延長戦ではアルジェリアが98分にトゥーバの左クロスをゴール前で競り勝ったスリマニが頭で合わせてゴールネットを揺らすが、オンフィールドレビューの結果、シュートの際にボールが腕に当たったとの判定でゴールは取り消しとなる。 以降もゴールが遠いアルジェリアだったが、PK戦突入濃厚と思われた延長後半の118分にゴールをこじ開ける。左CKの場面でキッカーのゲザルが左足アウトスウィングで入れたクロスを、ファーサイドでフリーのトゥーバがドンピシャのヘディングシュート。これがゴール右隅に決まった。 そして、土壇場で勝ち越したアルジェリアの突破決定的と思われたが、カメルーンが最後の最後に試合を引っくり返す。ラストプレーとなった124分のFK、サインプレーからファイが入れたクロスを、エンガドゥ=エンガジュイが頭でゴール前に流すと、これをトコ・エカンビが右足ダイレクトで流し込んだ。この直後に試合はタイムアップを迎え、2戦合計2-2もアウェイゴールの差で上回ったカメルーンが劇的過ぎる逆転突破を決めた。 元日本代表指揮官のハリルホジッチ監督が率いるモロッコ代表は、DRコンゴ代表を2戦合計5-2で破り、2大会連続6度目の本戦出場を決めた。 敵地での初戦を1-1のドローで終えていたモロッコだが、ホームで戦った今回の2ndレグでは序盤から相手を圧倒する。21分にウナイがペナルティアーク付近から見事なミドルシュートを突き刺して先制に成功すると、前半アディショナルタイムには相手DFのクリアミスに反応したティソウダリが難なくGKとの一対一を制し、守護神ブヌを含め2人の負傷者を出したものの、2点リードで試合を折り返した。 後半も攻撃の勢いが止まらないホームチームは、立ち上がりにウナイ、後半半ば過ぎにアクラフ・ハキミが得点を重ねて突破を大きく近づける。その後、マランゴに一矢報いる圧巻の右足ボレーシュートを叩き込まれたが、4-1のまま試合をクローズした。 また、チュニジア代表vsマリ代表は、チュニジアが2戦合計1-0で勝利し、2大会連続6度目の本大会出場を決めた。 2試合を通して拮抗した攻防を繰り広げた両者だったが、1stレグで痛恨のオウンゴール献上に、一発退場となったマリDFムサ・シサコの個人の出来が大きく影響を与える結果となった。 ◆アフリカ予選最終ラウンド 2ndレグ結果 ▽3/29(火) セネガル代表 1-1(AGG:1-1[PK:3-1]) エジプト代表 ナイジェリア代表 1-1(AGG:1-1) ガーナ代表※ モロッコ代表 4-1(AGG:5-2) DRコンゴ代表 アルジェリア代表 1-2(AGG:2-2) カメルーン代表※ チュニジア代表 0-0(AGG:1-0) マリ代表 ※アウェイゴールで上回り突破 2022.03.30 07:25 Wed

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