名古屋が大会3連覇&史上初の4冠達成《PUMA CUP 2015》
2015.03.15 18:00 Sun
▽15日に東京・国立代々木競技場第一体育館で、PUMA CUP 2015(第20回全日本フットサル選手権大会)の決勝戦が行われ、デウソン神戸vs名古屋オーシャンズは、名古屋が3-1で勝利した。
▽クラブ史上初の決勝戦に進出した神戸と、大会3連覇、史上初の4冠を狙う名古屋が優勝を懸けた大一番に臨んだ。準々決勝終了後に神戸の小川亮監督は「神戸の歴史を塗り替えたい」とコメント。名古屋の森岡薫も「4冠を達成するために勝つ」と、互いに意気込み十分で臨んだ一戦となった。
▽試合は自力で勝る名古屋がポゼッションを高めて試合を進めていく。森岡薫の強力なシュートや、セルジーニョの個人技などで神戸のブロックを破壊しにかかった。しかし、神戸も小川監督が「押し込まれる時間があるのは覚悟していた。選手も受け入れて我慢強く対応した」と語るように、要所を締める守備。さらにGK小野寺優介の好セーブなどでゴールを許さず時間を進めていく。試合終盤には森岡、北原亘が連続してシュートを浴びせていくが、神戸は全員が体を投げ出した守備で弾き返してハーフタイムを迎えた。
▽すると迎えた後半は一転して、耐え凌ぐ時間が長かった神戸がビッグチャンスを作り出していく。22分、23分と立て続けにカウンターを繰り出した神戸だったが、西谷良平のシュートは枠を外れ、渡井博之のシュートはGK篠田竜馬にセーブされた。その後も神戸が押し気味に試合を進めていくが、30分に右サイドを個人技で攻め上がったセルジーニョがゴール前にシュート性のボールを入れると、これが神戸の選手に当たってゴールネットを揺らす。
▽攻め立てながらも不運な形で失点を喫した神戸だったが、その30秒後に得意のピヴォ(サッカーでいうFW)を使った攻撃から最後は山元優典が蹴り込み同点に追いつく。スコアが動いたことでオープンな展開となった一戦は、名古屋のエースが試合を決めてしまう。
▽今季の名古屋を象徴するような苦しんだ試合となったが、試合後の会見で名古屋のキャプテンを務める吉川智貴が「苦しんだ中でも全てのタイトルを獲れたのは、名古屋の強さの証明」と語るように、絶対王者の勝負強さが目立った試合となった。勝利した名古屋は大会3連覇に加え、史上初となるオーシャンカップ(Fリーグのカップ戦)、AFCフットサルクラブ選手権(フットサルのACL)、リーグ戦、PUMA CUPの4冠を達成した。
▽クラブ史上初の決勝戦に進出した神戸と、大会3連覇、史上初の4冠を狙う名古屋が優勝を懸けた大一番に臨んだ。準々決勝終了後に神戸の小川亮監督は「神戸の歴史を塗り替えたい」とコメント。名古屋の森岡薫も「4冠を達成するために勝つ」と、互いに意気込み十分で臨んだ一戦となった。
▽試合は自力で勝る名古屋がポゼッションを高めて試合を進めていく。森岡薫の強力なシュートや、セルジーニョの個人技などで神戸のブロックを破壊しにかかった。しかし、神戸も小川監督が「押し込まれる時間があるのは覚悟していた。選手も受け入れて我慢強く対応した」と語るように、要所を締める守備。さらにGK小野寺優介の好セーブなどでゴールを許さず時間を進めていく。試合終盤には森岡、北原亘が連続してシュートを浴びせていくが、神戸は全員が体を投げ出した守備で弾き返してハーフタイムを迎えた。
▽攻め立てながらも不運な形で失点を喫した神戸だったが、その30秒後に得意のピヴォ(サッカーでいうFW)を使った攻撃から最後は山元優典が蹴り込み同点に追いつく。スコアが動いたことでオープンな展開となった一戦は、名古屋のエースが試合を決めてしまう。
▽36分に左サイドでボールを持った森岡は、フェイントからマークをずらして鋭くシュートを放つ。左足を振り抜いた強烈なシュートが、ニアサイドを射抜いて名古屋が勝ち越しに成功した。直後から渡井をGKに置いてパワープレーに出た神戸だったが、38分に森岡がカウンターで抜け出すと、最後はラファエルサカイがゴールを挙げて勝負あり。
▽今季の名古屋を象徴するような苦しんだ試合となったが、試合後の会見で名古屋のキャプテンを務める吉川智貴が「苦しんだ中でも全てのタイトルを獲れたのは、名古屋の強さの証明」と語るように、絶対王者の勝負強さが目立った試合となった。勝利した名古屋は大会3連覇に加え、史上初となるオーシャンカップ(Fリーグのカップ戦)、AFCフットサルクラブ選手権(フットサルのACL)、リーグ戦、PUMA CUPの4冠を達成した。
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