優勝候補大阪が準々決勝敗退…大会2連覇中の名古屋は準決勝へ《PUMA CUP 2015》
2015.03.13 22:25 Fri
▽13日、東京・国立代々木競技場第一体育館でPUMA CUP 2015(第20回全日本フットサル選手権大会)の決勝ラウンドが開始された。Fリーグ2014/2015 powered by inゼリーで優勝した名古屋オーシャンズと準優勝のシュライカー大阪に加え、1次ラウンドを勝ち上がったフウガドールすみだ、府中アスレティックFC、ペスカドーラ町田、バサジィ大分、バルドラール浦安、デウソン神戸の8チームがフットサルクラブ日本一の座をかけて激突した。
▽Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー プレーオフFinal Roundで名古屋と死闘を演じた大阪は、第3試合で神戸との“関西ダービー”に臨んだ。優勝候補の一角として考えられる大阪だが、立ち上がりは神戸がやや優勢に試合を進めていく。すると8分、「一対一は積極的に仕掛けようと思った」と試合後に語った西谷良介がカットインから右足を一閃すると、ゴールマウスの右隅に突き刺さり神戸が先制して前半を終えた。
▽迎えた後半は拮抗した展開となる中、27分にゴール前のこぼれ玉を拾った神戸洋平がミドルシュートを突き刺して神戸が大阪を突き放す。「リズム、テンポが悪く、ミドルシュート2本で簡単にやられてしまった」と大阪のGK宮竹晴紀が語ったように、大阪はなかなか試合の流れを引き寄せられない。すると31分には自分たちのミスから森洸に3点目を奪われてしまう。
▽大阪は、失点直後から稲田瑞穂をGKに置いたパワープレーを仕掛けると、31分に森秀太がゴールを奪う。さらに、37分には加藤未渚実も加点して、1点差に詰め寄る。劣勢が続く神戸だったが、GK小野寺優介の好セーブなどで大阪の攻撃を跳ね返して試合は終了。優勝候補の大阪は準々決勝敗退となった。
▽第1試合では、東京に拠点を置く町田と府中の“東京ダービー”が開催。試合は序盤から府中が押し気味に試合を進めると、18分にソロカーバのゴールで試合の均衡を破る。一方の町田も25分に篠崎隆樹のゴールで試合を振り出しに戻すと、そこからシーソーゲームとなり2-2で延長戦に突入。その延長戦でも互いに1ゴールずつを奪い勝敗はPK戦へ。4-4で迎えた6人目、町田は篠崎が決めたのに対して、府中は岡山洋介が外してしまい試合は終了。町田が東京ダービーを制して準決勝進出を決めた。
▽第4試合の大分vs名古屋は、開始1分に互いが点を取り合うオープンな入りとなった。しかし4分、吉川智貴が左サイドからカットインしてシュートをねじ込み、名古屋が2-1とリードして前半を終える。26分にはカウンターから仁部屋和弘がゴールを奪って大分が同点に追いつくが、36分には右サイドの森岡薫が放った強烈なシュートがゴール前で芝野創太に当たってネットを揺らした。後がない大分は、39分から先日退団を発表した小曽戸允哉をGKに入れてパワープレーに出るがゴールを奪えず、名古屋が浦安の待つ準決勝へと進出した。
[写真は決勝ゴールを決めた神戸FP森洸]
◆準々決勝結果
町田 3-3(PK:4-3) 府中
すみだ 0-3 浦安
神戸 3-2 大阪
大分 2-3 名古屋
◆準決勝対戦カード
町田 vs 神戸(14:00)
浦安 vs 名古屋(16:30)
▽Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー プレーオフFinal Roundで名古屋と死闘を演じた大阪は、第3試合で神戸との“関西ダービー”に臨んだ。優勝候補の一角として考えられる大阪だが、立ち上がりは神戸がやや優勢に試合を進めていく。すると8分、「一対一は積極的に仕掛けようと思った」と試合後に語った西谷良介がカットインから右足を一閃すると、ゴールマウスの右隅に突き刺さり神戸が先制して前半を終えた。
▽迎えた後半は拮抗した展開となる中、27分にゴール前のこぼれ玉を拾った神戸洋平がミドルシュートを突き刺して神戸が大阪を突き放す。「リズム、テンポが悪く、ミドルシュート2本で簡単にやられてしまった」と大阪のGK宮竹晴紀が語ったように、大阪はなかなか試合の流れを引き寄せられない。すると31分には自分たちのミスから森洸に3点目を奪われてしまう。
▽第1試合では、東京に拠点を置く町田と府中の“東京ダービー”が開催。試合は序盤から府中が押し気味に試合を進めると、18分にソロカーバのゴールで試合の均衡を破る。一方の町田も25分に篠崎隆樹のゴールで試合を振り出しに戻すと、そこからシーソーゲームとなり2-2で延長戦に突入。その延長戦でも互いに1ゴールずつを奪い勝敗はPK戦へ。4-4で迎えた6人目、町田は篠崎が決めたのに対して、府中は岡山洋介が外してしまい試合は終了。町田が東京ダービーを制して準決勝進出を決めた。
▽第2試合のすみだvs浦安の“関東ダービー”は、立ち上がりからオープンな展開となる中、浦安がセットプレーからリードする。7分には右CKから岩本昌樹が、10分には左キックインから加藤竜馬がネットを揺らして前半を終える。追いかけるすみだは後半から攻勢に出るも、なかなかゴールが奪えない。すみだは残り8分20秒から諸江剣語をGKに置いたパワープレーを開始するが、36分に荒牧太郎のパワープレー返しが決まって勝負あり。関東ダービーを制した浦安が準決勝へと駒を進めた。
▽第4試合の大分vs名古屋は、開始1分に互いが点を取り合うオープンな入りとなった。しかし4分、吉川智貴が左サイドからカットインしてシュートをねじ込み、名古屋が2-1とリードして前半を終える。26分にはカウンターから仁部屋和弘がゴールを奪って大分が同点に追いつくが、36分には右サイドの森岡薫が放った強烈なシュートがゴール前で芝野創太に当たってネットを揺らした。後がない大分は、39分から先日退団を発表した小曽戸允哉をGKに入れてパワープレーに出るがゴールを奪えず、名古屋が浦安の待つ準決勝へと進出した。
[写真は決勝ゴールを決めた神戸FP森洸]
◆準々決勝結果
町田 3-3(PK:4-3) 府中
すみだ 0-3 浦安
神戸 3-2 大阪
大分 2-3 名古屋
◆準決勝対戦カード
町田 vs 神戸(14:00)
浦安 vs 名古屋(16:30)
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