甲府DF阿部翔平、チームの中心として「10点以上に絡みたい」
2015.02.19 23:42 Thu
▽Jリーグは19日、シーズンの開幕に先立ち「2015Jリーグプレスカンファレンス」を開催した。
▽昨シーズンは終盤まで残留争いを繰り広げるも、最終的には13位と順位を上げてシーズンを終えた甲府。今シーズンは城福浩監督が退任し、昨シーズンまで横浜FMで指揮を執っていた樋口靖洋監督を招聘した。加入2年目を迎えるDF阿部翔平(31)は「10点以上に絡みたい」と攻撃面でもチームを牽引すると意気込んだ。
DF阿部翔平(甲府)
──開幕を2週間後に控えた現在のチームコンディションは?
「キャンプはしっかりやり込んだので、身体的な疲労はありますが、しっかりその中で監督がどうしたいかということが分かったと思います。残りの2週間でどこまで形にできるかなという所です」
──城福前監督から樋口監督に変わってチームとしての変化はあるか
「監督も去年まで継続してきたところを今年も継続しつつ、プラスアルファで監督の色を出してくると思います。そこまで大きな変革はないかなと思います」
──甲府での2シーズン目を迎えますが、甲府でプレーして感じたものはあるか
「(移籍は)どういうものなのかなと思っていましたが、かなりウェルカムというか、温かく迎え入れてもらいました。その中でも試合に出ることができて、選手というよりも甲府市民の人たち、広報やスタッフの人たちが凄く期待してくれているのを感じました。凄く温かみのあるクラブだなという印象ですね」
「しっかり守るところは守るというやり方は継続すると思います。監督も今年からは前から取りに行く守備も見せる時は見せないといけないと言っていました。キャンプの中で取り組んでいる一番の課題はそこですね。最初の方はタイミングが掴みづらくてバラバラな部分がありましたが、徐々に試合を重ねることで形になってきているかなと感じています。開幕までに数試合あるので、そこでしっかり良い形にできるようにしたいです。課題だった得点力不足というところも、ショートカウンターで繋げて改善できるようにしていきたいと思います」
──昨シーズンはJリーグ初ゴールもあったが、今シーズンに掲げる個人的な目標は
「甲府で1年やって甲府にも慣れてきました。チームの中心でやらなくてはいけない自覚も出てきたので、守備の部分ではもちろんですが、攻撃の面ではゴールじゃなくてもアシストで10点以上に絡んで行けたら、攻撃の中心にもなれると思います。そこを目指してやっていきたいです」
──開幕戦の相手は昨シーズン一緒にプレーした佐々木翔選手が加入した広島ですが
「隙を見せたらすぐにやられてしまう、一回のパスの精度が凄く高いので、一瞬でも隙を見せたらいけないと思います。隙を見せないことを意識したいです。青山選手もそうですが、パスを出せる選手、そのパスを受けてしっかり得点を決める選手が居るので、(隙を作らないように)気をつけたいです」
──今シーズンから2ステージ制になりますが、チームの目標は上に行くというところですか
「最初から上に行くというのは、おこがましい部分があると思います。しっかりと、去年の順位をしっかりと超えたというところで、中位、上位と段階を踏んで狙って行きたいと思います」
──今シーズン、甲府として見てもらいたい部分は
「新しく監督が取り入れる前からの守備がどれだけ出せるのかというところが、注目できるところかなと思います。良い形になればなるほど、前から取るという形が生まれると思うので、そこが今シーズンのバロメータになると思います。そこに注目してもらえれば面白いと思います」
▽昨シーズンは終盤まで残留争いを繰り広げるも、最終的には13位と順位を上げてシーズンを終えた甲府。今シーズンは城福浩監督が退任し、昨シーズンまで横浜FMで指揮を執っていた樋口靖洋監督を招聘した。加入2年目を迎えるDF阿部翔平(31)は「10点以上に絡みたい」と攻撃面でもチームを牽引すると意気込んだ。
DF阿部翔平(甲府)
──開幕を2週間後に控えた現在のチームコンディションは?
「キャンプはしっかりやり込んだので、身体的な疲労はありますが、しっかりその中で監督がどうしたいかということが分かったと思います。残りの2週間でどこまで形にできるかなという所です」
「監督も去年まで継続してきたところを今年も継続しつつ、プラスアルファで監督の色を出してくると思います。そこまで大きな変革はないかなと思います」
──甲府での2シーズン目を迎えますが、甲府でプレーして感じたものはあるか
「(移籍は)どういうものなのかなと思っていましたが、かなりウェルカムというか、温かく迎え入れてもらいました。その中でも試合に出ることができて、選手というよりも甲府市民の人たち、広報やスタッフの人たちが凄く期待してくれているのを感じました。凄く温かみのあるクラブだなという印象ですね」
──昨シーズンは攻撃面で苦しんだと思うが
「しっかり守るところは守るというやり方は継続すると思います。監督も今年からは前から取りに行く守備も見せる時は見せないといけないと言っていました。キャンプの中で取り組んでいる一番の課題はそこですね。最初の方はタイミングが掴みづらくてバラバラな部分がありましたが、徐々に試合を重ねることで形になってきているかなと感じています。開幕までに数試合あるので、そこでしっかり良い形にできるようにしたいです。課題だった得点力不足というところも、ショートカウンターで繋げて改善できるようにしていきたいと思います」
──昨シーズンはJリーグ初ゴールもあったが、今シーズンに掲げる個人的な目標は
「甲府で1年やって甲府にも慣れてきました。チームの中心でやらなくてはいけない自覚も出てきたので、守備の部分ではもちろんですが、攻撃の面ではゴールじゃなくてもアシストで10点以上に絡んで行けたら、攻撃の中心にもなれると思います。そこを目指してやっていきたいです」
──開幕戦の相手は昨シーズン一緒にプレーした佐々木翔選手が加入した広島ですが
「隙を見せたらすぐにやられてしまう、一回のパスの精度が凄く高いので、一瞬でも隙を見せたらいけないと思います。隙を見せないことを意識したいです。青山選手もそうですが、パスを出せる選手、そのパスを受けてしっかり得点を決める選手が居るので、(隙を作らないように)気をつけたいです」
──今シーズンから2ステージ制になりますが、チームの目標は上に行くというところですか
「最初から上に行くというのは、おこがましい部分があると思います。しっかりと、去年の順位をしっかりと超えたというところで、中位、上位と段階を踏んで狙って行きたいと思います」
──今シーズン、甲府として見てもらいたい部分は
「新しく監督が取り入れる前からの守備がどれだけ出せるのかというところが、注目できるところかなと思います。良い形になればなるほど、前から取るという形が生まれると思うので、そこが今シーズンのバロメータになると思います。そこに注目してもらえれば面白いと思います」
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Jリーグは5日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1では5名が出場停止に。FC東京のDF長友佑都、FC町田ゼルビアのFW藤尾翔太、川崎フロンターレのDF高井幸大、京都サンガF.C.のMF川﨑颯太、サガン鳥栖のFWマルセロ・ヒアンとなる。 マルセロ・ヒアンは3試合出場停止中の2試合目。その他の5名は累積警告での出場停止となる。 最終節を迎えるJ2では6名が出場停止。優勝を決めた清水エスパルスはFW北川航也が引き続き出場停止に。自動昇格を目指す2位の横浜FCはFW櫻川ソロモンが出場停止となる。 J3では5名が出場停止。FC琉球のDF藤春廣輝は3試合の出場停止の最後の消化となり、Y.S.C.C.横浜の萱沼優聖は2日に行われた明治安田J3リーグ第35節でAC長野パルセイロ戦で一発退場となっていた。 萱沼の退場については「ボールとは関係のないところで、相手競技者をユニフォームを掴んで押し倒した行為は、「選手等に対する反スポーツ的な行為」に該当する」と判断され、1試合の出場停止処分となった。 【明治安田J1リーグ】 DF長友佑都(FC東京) 第36節 vsFC町田ゼルビア(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW藤尾翔太(FC町田ゼルビア) 第36節 vsFC東京(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF川﨑颯太(京都サンガF.C.) 第36節 vs川崎フロンターレ(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FWマルセロ・ヒアン(サガン鳥栖) 第36節 vs横浜F・マリノス(11/9) 今回の停止:3試合停止(2/3) 第37節 vs名古屋グランパス(11/30) 今回の停止:3試合停止(3/3) 【明治安田J2リーグ】 FW平松宗(ザスパ群馬) 第38節 vsいわきFC(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW櫻川ソロモン(横浜FC) 第38節 vsレノファ山口FC(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF関口正大(ヴァンフォーレ甲府) 第38節 vs水戸ホーリーホック(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW北川航也(清水エスパルス) 第38節 vsロアッソ熊本(11/10) 今回の停止:3試合停止(2/3) FW松田力(愛媛FC) 第38節 vsV・ファーレン長崎(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW宇津元伸弥(大分トリニータ) 第38節 vsベガルタ仙台(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 FW萱沼優聖(Y.S.C.C.横浜) 第36節 vsFC大阪(11/9) 今回の停止:1試合停止 DF加藤大育(SC相模原) 第36節 vs奈良クラブ(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF秋山拓也(FC大阪) 第36節 vsY.S.C.C.横浜(11/9) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 FW庵原篤人(FC琉球) 第36節 vs大宮アルディージャ(11/10) 今回の停止:3試合停止(3/3) DF藤春廣輝(FC琉球) 第36節 vs大宮アルディージャ(11/10) 今回の停止:3試合停止(3/3) 2024.11.05 19:30 Tue4
【J1チーム別総括】頼みの堅守崩壊でプランBなし…2人の助っ人の活躍で辛くも残留《ヴァンフォーレ甲府》
▽明治安田生命J1リーグの全日程が11月3日に終了した。2016シーズンのJ1を振り返り、超ワールドサッカー編集部が各チームを採点。シーズンを振り返るとともに、チーム内の最優秀選手賞、敢闘賞、ブレイクスルー賞を決定した。第5回目は、辛くも4年連続の残留を決定させた14位のヴァンフォーレ甲府編をお届けする。 <span style="font-weight:700;">◆チーム採点</span> <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">20点</span>(100点満点) <span style="font-weight:700;">◆チーム成績</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/2016data_ventforet.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span style="font-weight:700;">◆シーズン総括</span> ▽例年通り、昨季のチーム得点王FWバレーを始め、FW阿部拓馬(FC東京)、MF伊東純也(柏レイソル)、MF下田北斗(湘南ベルマーレ)と、チーム内の得点ランク上位4人が抜けた甲府は、復帰のFWクリスティアーノやMF黒木聖仁らをシーズンオフに獲得。1stステージでは、開幕6試合で5ゴールを記録したクリスティアーノの活躍で上々のスタートを切るも、ここ数年チームの根幹を支えてきた堅守が崩壊。リーグワーストの31失点を喫したチームは、最終的に1stステージを17位で終えた。さらに、1stステージ終了をもってチームの攻撃の全権を握っていたクリスティアーノが、柏レイソルに旅立つことになった。 ▽2ndステージは第5節の名古屋グランパス戦で初勝利を手にし、第8節にはアルビレックス新潟を、第9節にはサンフレッチェ広島を破るなど今シーズン唯一の連勝を飾り、上り調子の時期も経験。だが、後半戦からの加入ながら圧倒的な個人技で4ゴール2アシストの活躍を披露したFWドゥドゥの離脱で深刻な得点力不足に悩まされたチームは、残留争いに巻き込まれた中で思うように結果を残せなかった。 ▽最終節でもサガン鳥栖に敗れたものの、下位2チームの取りこぼしに救われ、薄氷の残留となった。頼みの堅守崩壊でプランBを持ち合わせなかったチームは、攻撃面でも1stステージ、2ndステージで2人の助っ人への依存が顕著だった。そういった意味で新シーズンからチームを率いることが濃厚な吉田達磨新監督には、甲府に新スタイルをもたらすことが期待される。 <span style="font-weight:700;">◆最優秀選手賞</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/2016data_ventforet_2_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-weight:700;">MF稲垣祥(24)</span> 33試合出場(先発33試合)/5得点<hr>▽攻撃的MFとボランチ、ウイングバックと3つのポジションでフィールドプレーヤーとして最多の出場時間を記録した稲垣をMVPに選出した。本音を言えば、1stステージ後に柏に移籍したものの、1stステージで圧巻の存在感を放ったクリスティアーノが最も相応しい存在だが、卓越した運動量と献身的な守備に加え、この1年間で攻撃面でも成長を遂げた稲垣は、外国人補強の失敗と負傷者続出で苦境に立たされたチームにとって大きな存在だったはずだ。 <span style="font-weight:700;">◆敢闘賞</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/2016data_ventforet_3_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-weight:700;">FWドゥドゥ(26)</span> 11試合出場(先発10試合)/4得点<hr>▽出場試合数は11試合にとどまったものの、クリスティアーノの移籍で攻撃の核を失ったチームを圧倒的な個人技と決定力で救った。シーズン終盤に負傷した際には、佐久間監督が「ご飯が食べられなかった」と嘆いたように、深刻な得点力不足に陥っていたチームにとって数字以上の存在感だった。 <span style="font-weight:700;">◆ブレイクスルー賞</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/2016data_ventforet_4_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div><span style="font-weight:700;">FW森晃太(19)</span> 14試合出場(先発0試合)/0得点<hr>▽外国人選手補強の失敗や主力の負傷で1年目ながら14試合に出場。守備的なチームスタイルの影響もあり、プロ初ゴールはお預けとなったが、持ち味の1つである積極的なドリブル突破など、名門の名古屋グランパス下部組織仕込みの技術の高さは、十分に披露することはできていた。 2016.11.08 20:30 Tue5