戦力温存のビジャレアルがグラナダに勝利、ソシエダはセルタとドロー《リーガエスパニョーラ》

7日に行われたリーガエスパニョーラ第22節、エル・マドリガルでのビジャレアル対グラナダは2-0でビジャレアルが勝利を収めた。

ミッドウィークのコパ・デル・レイ準決勝バルセロナ戦を見据え、ジオバニ・ドス・サントス、ビエット、チェリシェフ、マリオらをベンチスタートとしたビジャレアル。この試合ではレシノ新監督とともにインテンシティーを手にし始めたグラナダに手を焼くも、効率良く攻撃を仕掛けてチャンスを物にしていった。

マルセリーノ監督率いるチームが先制したのは29分。ブルーノの浮き球のパスからジェラール・モレノがペナルティーエリア内左に侵入し、その折り返しがマインスのオウンゴールを誘発した。ビジャレアルはチェリシェフ、ジオバニが途中からピッチに立った後半にもグラナダの攻勢に苦しんだが、92分にカウンターからG・モレノが追加点を決め、追いすがるライバルに引導を渡している。

2試合ぶりの白星を手にした6位ビジャレアルは、翌日にエスパニョール戦を控えるバレンシアと勝ち点41で並んだ。エルチェ戦に続く勝利を逃したグラナダは、勝ち点18で暫定19位に位置している。

また、アノエタで行われたレアル・ソシエダ対セルタは1-1のドローで終了している。

ソシエダは11分、グラネロのクロスをファーサイドのシャビ・プリエトが頭で折り返し、そこに詰めていたアギレチェのヘディングシュートで先制。だが87分にボンゴンダのスルーパスからノリートに同点弾を決められ、結局勝ち点1を分け合った。2試合勝利なしのソシエダは勝ち点23で暫定12位、土壇場で勝ち点1を獲得したセルタは勝ち点25で暫定10位につけている。

シウター・デ・バレンシアでのレバンテ対マラガは4-1でレバンテが快勝している。

24分にフアンミの先制点を許したレバンテだったが、バラルが27分、37分、52分と立て続けにネットを揺らしてハットトリックを達成し、75分にウチェがダメ押しとなる4点目を記録した。第12節アルメリア戦以来となる白星を手にしたレバンテは、勝ち点を19として暫定で17位に浮上。前節バレンシア戦勝利の勢いを持続できなかったマラガは、勝ち点35で7位に位置している。
提供:goal.com