フィオレンティーナ、ゴメスの2ゴールでローマを破り準決勝進出《コッパ・イタリア》
2015.02.04 07:02 Wed
▽コッパ・イタリア準々決勝、ローマvsフィオレンティーナが、3日にスタディオ・オリンピコで開催され、フィオレンティーナが2-0で勝利した。
▽ローマは、先週末のリーグ戦でエンポリと引き分け、痛恨の4試合連続ドローとなった。さらに、前々節のフィオレンティーナ戦で負傷したストロートマンとエンポリ戦で負傷したイトゥルベが今季絶望となるなど、チーム状況は芳しくない。公式戦3試合ぶりの勝利を目指す今回の一戦では、トッティやナインゴラン、リャイッチといった主力がスタメン入り。また、移籍市場終了間際に獲得したイバルボとスポッリもベンチ入りを果たした。
▽対して、リーグ戦2連続ドロー中のフィオレンティーナは、2日に閉幕を迎えた移籍市場でエースのクアドラードがチェルシーに移籍。代わりにサラーやジラルディーノ、ディアマンティを獲得したものの、戦力ダウンは否めないところ。モンテッラ体制でのローマ戦初勝利を狙うチームは、ほぼベストな布陣でオリンピコ攻略を目指した。
▽前々節のリーグ戦で1-1のドローに終わった両者の一戦。前回対戦と同様に立ち上がりから主導権争いが続いていく。その流れの中で開始6分にナインゴランがペナルティアーク付近からミドルシュートを狙うも、ここはGKタタルサヌの正面を突いた。その後も果敢に攻めるローマは、8分にセットプレーの二次攻撃からナインゴランの浮き球のスルーパスに反応したフロレンツィがゴール前に抜け出してシュートを狙うが、これは枠を捉えることができない。
▽一方、時間の経過と共にボールポゼッションを高めたフィオレンティーナだが、アタッキングサードで攻めあぐねる場面が目立つ。16分には相手GKスコルプスキがバックパスの処理をミスしたボールを奪ったゴメスに決定機も、ここはDFアストーリの好カバーに阻まれる。
▽迎えた後半も主導権を握ったのはホームチームだったが、前半大人しかったフィオレンティーナも果敢に応戦する。攻守に存在感を放つナインゴランを起点にフィオレンティーナを押し込むローマは、リャイッチやナインゴランがミドルシュートでゴールをこじ開けに行くもなかなかシュートが枠に飛ばない。流れを変えたいガルシア監督は58分にL・パレデスを下げてピャニッチを投入し、攻撃の活性化を狙った。
▽後半に入って新戦力のディアマンティを起点にチャンスを作れるようになってきたフィオレンティーナは、65分にワンチャンスをモノにする。左サイドを攻め上がったパスクアルの折り返しに反応したゴメスがニアに飛び込み、泥臭くワンタッチで押し込んだ。
▽公式戦3試合連続で先制点を献上したローマは73分、エースのトッティを下げて2日前に加入が決定したイバルボをピッチに送り出す。ローマデビューを飾ったコロンビア代表FWは持ち味の推進力で何度かゴールに迫るも、フィニッシュに持ち込むまでには至らず。
▽一方、前がかりなローマをうまくいなすフィオレンティーナは、試合終了間際に試合を決定付ける2点目を奪う。左サイドに抜け出したパスクアルがボックス中央のゴメスにクロスを送る。これを足元で収めたゴメスはDFアストーリを振り切り、見事な反転シュートをローマゴールに突き刺した。ゴメスの2ゴールの活躍でローマを破ったフィオレンティーナがユベントスの待つ準決勝進出を決めた。
▽ローマは、先週末のリーグ戦でエンポリと引き分け、痛恨の4試合連続ドローとなった。さらに、前々節のフィオレンティーナ戦で負傷したストロートマンとエンポリ戦で負傷したイトゥルベが今季絶望となるなど、チーム状況は芳しくない。公式戦3試合ぶりの勝利を目指す今回の一戦では、トッティやナインゴラン、リャイッチといった主力がスタメン入り。また、移籍市場終了間際に獲得したイバルボとスポッリもベンチ入りを果たした。
▽対して、リーグ戦2連続ドロー中のフィオレンティーナは、2日に閉幕を迎えた移籍市場でエースのクアドラードがチェルシーに移籍。代わりにサラーやジラルディーノ、ディアマンティを獲得したものの、戦力ダウンは否めないところ。モンテッラ体制でのローマ戦初勝利を狙うチームは、ほぼベストな布陣でオリンピコ攻略を目指した。
▽一方、時間の経過と共にボールポゼッションを高めたフィオレンティーナだが、アタッキングサードで攻めあぐねる場面が目立つ。16分には相手GKスコルプスキがバックパスの処理をミスしたボールを奪ったゴメスに決定機も、ここはDFアストーリの好カバーに阻まれる。
▽その後も主導権を握るローマは、トッティの質の高いラストパスとリャイッチのキレ味鋭い個人技を軸に攻勢を続ける。18分にはトッティのスルーパスに抜け出したリャイッチに決定機も、ここはシュートを枠に飛ばせない。29分にはボックス手前でクリアボールに反応したナインゴランが強烈なミドルシュートを放つ。しかし、このシュートはルーマニア代表GKが好セーブで凌いだ。前半終盤にかけても鋭いカウンターを見せたローマは41分にもL・パレデスに決定的なチャンスが訪れるが、ペナルティアーク付近で放ったミドルシュートはクロスバーの上を越えていった。
▽迎えた後半も主導権を握ったのはホームチームだったが、前半大人しかったフィオレンティーナも果敢に応戦する。攻守に存在感を放つナインゴランを起点にフィオレンティーナを押し込むローマは、リャイッチやナインゴランがミドルシュートでゴールをこじ開けに行くもなかなかシュートが枠に飛ばない。流れを変えたいガルシア監督は58分にL・パレデスを下げてピャニッチを投入し、攻撃の活性化を狙った。
▽後半に入って新戦力のディアマンティを起点にチャンスを作れるようになってきたフィオレンティーナは、65分にワンチャンスをモノにする。左サイドを攻め上がったパスクアルの折り返しに反応したゴメスがニアに飛び込み、泥臭くワンタッチで押し込んだ。
▽公式戦3試合連続で先制点を献上したローマは73分、エースのトッティを下げて2日前に加入が決定したイバルボをピッチに送り出す。ローマデビューを飾ったコロンビア代表FWは持ち味の推進力で何度かゴールに迫るも、フィニッシュに持ち込むまでには至らず。
▽一方、前がかりなローマをうまくいなすフィオレンティーナは、試合終了間際に試合を決定付ける2点目を奪う。左サイドに抜け出したパスクアルがボックス中央のゴメスにクロスを送る。これを足元で収めたゴメスはDFアストーリを振り切り、見事な反転シュートをローマゴールに突き刺した。ゴメスの2ゴールの活躍でローマを破ったフィオレンティーナがユベントスの待つ準決勝進出を決めた。
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