原口が“体幹”強化の合同自主トレに参加「一番の課題は走力」
2014.12.26 20:32 Fri
▽ナイキが主催する合同自主トレーニング「世界と戦うための体作りを目指した体幹トレーニング」が、26日に東京・青山のライフ・フィットネス・ジャパンで行われた。本トレーニングには、インテルに所属する日本代表DF長友佑都の専属トレーナーである木場克己氏を迎え、柏に復帰したMF大津祐樹、ヘルタ・ベルリンの日本代表FW原口元気、鹿島の同代表DF昌子源の3選手が参加。世界と戦うための体作りをテーマに体幹トレーニングを実施した。
▽トレーニングは入念なストレッチから開始。その後、木場氏の指導の下、バランスマットやチューブなどの器具を使用しながら、体幹を鍛えるメニューを約20通り実施した。約1時間にわたって行われた全メニューの終了後、原口は「(自分には体幹を鍛える上で)伸びしろがある」と感想を述べた。
▽今季よりヘルタ・ベルリンで戦う原口は、初めての海外挑戦で得た経験や2015年の抱負を語った。
──初の海外挑戦について
「面白かったですね。はじめてベンチ外になったりもしたし。ベンチに座る時間も長かった。日本にいた時よりもさらに考える機会がありました。この悔しさを、悔しさで終わらせないようにやっていかなければと思います」
──通用したこと、通用しなかったことは
「技術的な面、一対一のスキルとか、そういった部分はヘルタでもトップのところにいると思います。逆に、フィジカルもそうですが、今後の自分の一番の課題と感じたのは走力です。走力といってもただ走るということだけではなくて、スプリントの本数を多くすることや、スプリントのスピードが落ちないということ。プラス、運動量という面も含めた走力が、今後一番のポイントになると思うので、2015年はそこに取り組んでいこうと思います」
「バイエルンは、ブンデスリーガでも抜けている部分がありましたね。フィジカルの面ではヘルタとそんなに変わらないなと思いましたが、技術的な面で圧倒的な差があったと感じました。ただ、ヘルタが(バイエルンのように)ボールをつなげるわけではないので、自分は走ることや、戦うことといった部分を伸ばしていきたいと思います。その先にバイエルンや、ドルトムントといった強豪を目指すということが出てくると思うので」
──ドイツ語には慣れたか
「週3回、学校に通っています。難しいですけど。でも、最近ちょっと耳が慣れてきたかなと思います。日常会話くらいは(できます)。ただ、楽しく会話ができないというか、友達同士のような会話はまだできないですね」
──細貝萌選手のサポートは
「そうですね。監督も基本ドイツ語なので、監督の指示とかはハジくんが訳してくれます。ミーティングでの重要なポイントを訳してくれたりと、(細貝が)いなかったら本当に大変だったと思います。助かっています」
「やはり僕がいたシーズンに優勝してほしかったというのはあります。レッズが悔しい思いをしたように、僕も向こうで色々経験しました。2015年が勝負の年になると思います。2015年はヘルタも細貝も原口も行くぞっていうところを見せたい。全員が悔しい思いをしているので、ここから盛り返したいと思います」
──今回のトレーニング中に、上半身強化を課題に挙げていたが
「もちろん他の部分もやっているのですが、上半身に関して、やはり線が細いので。今までそこまで強化していなかった部分なのですが、向こうに行ってから必要性を感じています。このオフからはじめようと思っています」
▽トレーニングは入念なストレッチから開始。その後、木場氏の指導の下、バランスマットやチューブなどの器具を使用しながら、体幹を鍛えるメニューを約20通り実施した。約1時間にわたって行われた全メニューの終了後、原口は「(自分には体幹を鍛える上で)伸びしろがある」と感想を述べた。
▽今季よりヘルタ・ベルリンで戦う原口は、初めての海外挑戦で得た経験や2015年の抱負を語った。
「面白かったですね。はじめてベンチ外になったりもしたし。ベンチに座る時間も長かった。日本にいた時よりもさらに考える機会がありました。この悔しさを、悔しさで終わらせないようにやっていかなければと思います」
──通用したこと、通用しなかったことは
「技術的な面、一対一のスキルとか、そういった部分はヘルタでもトップのところにいると思います。逆に、フィジカルもそうですが、今後の自分の一番の課題と感じたのは走力です。走力といってもただ走るということだけではなくて、スプリントの本数を多くすることや、スプリントのスピードが落ちないということ。プラス、運動量という面も含めた走力が、今後一番のポイントになると思うので、2015年はそこに取り組んでいこうと思います」
──11月29日のブンデスリーガ第13節でバイエルンと対戦したが
「バイエルンは、ブンデスリーガでも抜けている部分がありましたね。フィジカルの面ではヘルタとそんなに変わらないなと思いましたが、技術的な面で圧倒的な差があったと感じました。ただ、ヘルタが(バイエルンのように)ボールをつなげるわけではないので、自分は走ることや、戦うことといった部分を伸ばしていきたいと思います。その先にバイエルンや、ドルトムントといった強豪を目指すということが出てくると思うので」
──ドイツ語には慣れたか
「週3回、学校に通っています。難しいですけど。でも、最近ちょっと耳が慣れてきたかなと思います。日常会話くらいは(できます)。ただ、楽しく会話ができないというか、友達同士のような会話はまだできないですね」
──細貝萌選手のサポートは
「そうですね。監督も基本ドイツ語なので、監督の指示とかはハジくんが訳してくれます。ミーティングでの重要なポイントを訳してくれたりと、(細貝が)いなかったら本当に大変だったと思います。助かっています」

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──今年の浦和の戦いぶりについて「やはり僕がいたシーズンに優勝してほしかったというのはあります。レッズが悔しい思いをしたように、僕も向こうで色々経験しました。2015年が勝負の年になると思います。2015年はヘルタも細貝も原口も行くぞっていうところを見せたい。全員が悔しい思いをしているので、ここから盛り返したいと思います」
──今回のトレーニング中に、上半身強化を課題に挙げていたが
「もちろん他の部分もやっているのですが、上半身に関して、やはり線が細いので。今までそこまで強化していなかった部分なのですが、向こうに行ってから必要性を感じています。このオフからはじめようと思っています」
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